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2004年9月 5日 (日)

DogVille

Dogville どうしてこのDVDを借りる気になったのかよくわからないのだが、ニコール・キッドマンが気になったのかな? それともサスペンスとか書いてあったのが気になったのかもしれない。

しかし、この映画177分だ。3時間に3分足りないだけだ。こんなに長い時間が必要なのか? というと、やっぱり必要だったのかも、と見終わってから思う。

のっけから、舞台装置のような画面に驚かされるが、この簡略化されたセットになった理由はスタッフロールの背景を見ればわかる、ということかもしれない。

最後の結末はショッキングなものだが、私は容易に受け入れることができた。そうなればいいと思っていた通りになったので気持ちよかったくらいだが、出演者たちはそれに対して神がどうとか人間性とかいろいろと理由をつけた結果、結局なんだかこじつけのような理由で決断を下す。

きっと、西洋的な考えでは、これは非常に重いテーマなんだろう。日本人が彼らと同じ目でこの映画を見ることは難しいのかもしれない。我々は西洋文化になれ親しんでいるつもりになっているが、実のところ神とか宗教が出てくる時点でついていけてはいないのだ。

同時に(っていうか、この映画はもちろん西洋人向けなので)、この映画は西洋文化の矛盾というのかそういうものをえぐり出すのが目的となっているんだと思う。田舎町の素朴な人々に染み込んでいる西洋的なものの奥底に潜んでいる、なにか容認できないものの存在を指摘しているんだろう。

それにしても怖かったのは「これは君のためなんだよ」と言いながら行われる虐待の数々だ。私も自分では気がつかないうちにそんなことをしているのだろうか?

というわけで、☆三つです!!

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