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2004年9月 3日 (金)

パット・メセニー

Metheney20040903 あまり好きではない人のことについて、人と話することはあまりないもんだ。そりゃ盛り上がらないよね、相手はひょっとしたらその人のことを好きかもしれないのに。

ジャズ・プレーヤーで私の好きじゃない人は何人かいる。一番嫌いなのはさる女性ボーカリストで、この人の声がもう生理的に嫌いだ。一言で言うと「萎える」。

パット・メセニーは実を言うとそんなに嫌いではない。うまいと思うし、特に最近の作品ではずいぶんと見直したということもあった。Quiet Nightという最近の作品では彼の生ギターソロというフォーマットでとてもいい感じだった。でもそのCDが最近見当たらないんだなぁ。なんで好きなCDとか必要なCDROMがなくなるわけ?

メセニーの何が嫌いかというと、その破綻のなさなのだ。「ああ、上手にまとめましたねぇ」「やっぱりそうなるのか」「ソツがないねぇ」という感じ。スリルがないというのか、とにかくおもしろくないのだ。これを私は「予定調和」という言葉で表現したい。枠から外れることなく、安全にストンと着地するのだ。はい10.0! めでたしめでたし。

なんでメセニーのことを思い出したかというと、今日買ったCDに彼が参加していたからだ。アルバムはジャック・デジョネットの「Parallel Reality」並行現実感? ちょっと立ち寄った中古CDの店で見つけた。ジャケットの外側だけ見たのではメンバーがわからなかったのだが、他に陳列されていたビデオテープのデザインから類推してハンコックとメセニーの参加したベースレス・トリオらしいことはわかった。それでもかって見ようと思ったのはデジョネットが好きだったから。

内容は、やはりメセニーが幅を利かしていて、やはりリード楽器としての存在感を表したいのか、ばりばり弾いている。例の音色だし、それに加えて多重録音でメセニー・グループの特徴でもあるシンクラビアっていうのか、あのシンセをばりばり弾いている。おいおい、それって、メセニーグループのキーボードの人が弾いてるのじゃなかったのか?

このギターの音色と、シンクラビアのおかげで、すっかりサウンドがメセニー・グループだ。リーダ/プロデューサーのデジョネットが怒ってるんじゃないの?

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