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2004年10月 6日 (水)

すごいぞイチロー!

Ichiro20041006 新記録がかかった試合は試合開始前からずっと見ていた。シズラーの257本に並んだときも、それを超えた258本、さらに259本目もしっかり見たし、HDDに録画したししっかりDVDに焼き込んで永久保存とした。

イチローはすばらしい。天賦の才に恵まれて、しかも努力を怠らない。小学生低学年の頃から、彼が所属する少年野球チームでバットが10数本並んでいても、イチローのバットは誰にでもすぐにわかったという。グリップのあたりが血で汚れているからだ。バッティングセンターと素振りで手のまめがつぶれ、その血で汚れているのがイチローのバットだったのだ。

そのイチローが新記録達成後の記者会見で質問を受けた。「ヒットを打つ秘訣は何ですか?」その質問に対してイチローはこう答えた「それはここでは言いたくありません。」

なんというまじめな答えだ!? ジョークではぐらかすとかそういうことは全く頭にはないのだ。「父親がリモートコントロールしているのです」とか「ニョーボが・・・」とか、何とでも言えただろうに、彼の答えは「言いたくない」これだけだった。


実を言うと、私はこの答えに少しがっかりした。ジョークではぐらかしてくれた方がまだよかったが、「ヒットを打つ秘訣」を素直に素直に話してくれればもっとよかった。もっとかっこよかったのに。

もちろん、そういう秘密を話してしまうと投手たちはそれに対する対策を考えてくるだろう。イチローはそれに対してまた新しい技を考えなくてはならない。

しかし、それこそがイチローの望んでいたことではなかったのか? 最高の敵と最高の場所で戦うということが?

いろいろな取材の報告を読んでいると、イチローは本当にぎりぎりの所まで鍛え上げた技で現在の位置を保っているらしい。私ごときがえらそーに「言っちゃえばいいジャン」と言えるレベルではないのかもしれないが、「ヒットを打つ秘訣」をオープンにして、他のバッタもそうやって打率を上げて、より高いレベルで勝負をするようになるのが、やはり理想じゃないのかなぁ?

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