NBJを知っていますか?
終電を逃してタクシーで帰るという日がさすがに三日続くと、ちょっと勘弁してくださいという感じで、今日はお休みさせていただいた。とりあえずの成果は出たわけだし。
しかし、興奮しているのか昨夜も寝つけなかったし、今朝も休むとという連絡のあと爆睡する予定だったのだが、なんだか中途半端だな。達成感のない睡眠だ。野口整体ふうに言うと、なんだかからだがほてっている感じ、背中がかたくなっていて寝ていてもしっくり来ない。たしかに野口先生おっしゃるように「体を緩める」と言うことが効果あるようにも思う。
というわけで、このページを開いてみたが、なにを書くつもりだったんだろうか? NHKからはまだなにも連絡がない、とかかな? 事実関係の確認と言うのかその筋からのもみ消し作業が済んでからということなんだろうか。
ネタはいくつかあるのだが、写真を入れたいのでちょっとためらっていたりする。ええとお餅の話とか、NBJの話とか、サックスの話とか。お餅の話は写真をたくさん入れないといけないのでここには書きにくいんだった。HTMLタグ書けばいいんだけどね。
というわけで、NBJの話をしてみよう。今写真撮ったから後で追加することにして。
NBJというのは電子機器メーカーらしい。「らしい」というのは正式な会社名もWEBもいまだによく分からないからだ。よく分からないのに気になっているのはこの会社だかブランドなんだかNBJというロゴのついた製品をいくつか使っているからだ。
これらの製品はすべてDOS/Vパラダイスという店で買った。秋葉原で買ったり、横浜で買ったこともある。なんだか怪しい香りかぐわしい製品ばかりである。まず、だいたい安い。安物買いの得意な私のような人間をターゲットとして、見過ごせないような製品を次々出しているんではないかという気がする。
しかもその製品が、「安物」の名に恥じずどれも中途半端な出来である。着眼点はいいのだが、どうも仕上げと言うかツメが甘くて最終的な製品になったときにどうも日本のお客さんには受け入れられないような欠点を持っていたりするようなのだ。そこんとこが、愛敬といえなくもないのがおもしろいんだけど。
以下、私の使っている(持っているだけでなくて、ちゃんと使っているのだ!)4つのNBJ製品をご紹介しよう。
1) ワイヤレスヘッドフォン NBJ WH-01
Wireless HeadphoneだからWH-01だ、なにか文句あるか? とでもいいたいようなえらそうなネーミングである。私がNBJという名前に触れたのはこの製品が最初だったと思う。秋葉原のDOS/Vパラダイスで買ったが、大阪の日本橋でもみかけた。
名前の通り無線ヘッドフォンだ。オーディオの世界では赤外線などを使ったものが2万円位するのが普通ではないかな? ところがこれはたったの1480円だったのだ。普通のヘッドフォンでもそのくらいはすることがある。固定局用の電源アダプタ、ヘッドフォン側の電池(単四2本)が切れても有線で使えるようにというありがたい心遣いのケーブルもついてこの値段だ。「ケーブルでつなぐとステレオヘッドフォンとして使えます」という記述がちょっと気になるのだが、まぁなにしろこの値段だ、よしとするしかあるまい。
私はPCを使いながらギターを弾いたりするので、ヘッドホンがワイヤレスというのは非常にうれしい。実際これを買ってそろそろ1年になると思うが重宝して使っている。
では、なにも文句がないかというと実はそうでもない。我慢しながら使っているというのが現実だ。現実は厳しい。
まずこの電波形式はなんだかさっぱり分からない。FM帯でもないようだしどこのあたりを使っているのかマニュアルにもなんにも記述がなかった。法律的に大丈夫なの? 電波法ってけっこう厳しいよ。
使う立場にすれば、まぁ電波形式なんてどうでもいいのだが、心配していたことが一つ当たってしまった。「ケーブルをつければステレオ」っていうのは無線ではモノラルってことね? ステレオのつもりで作っているけど、うまく左右を分離できてませんから、ってこと?
で、電波の指向性っていうか、到達距離は10mくらい平気ではあるんだが、固定局のすぐそばでも角度によってはザザザーっと雑音が入ったりする。角度を変えるとっていうのはつまり頭をうごかすと、ってことだ。これはけっこううっとおしいぞ。
さらにうっとおしいのが,節電のつもりなんだろうが、固定局に入ってくるオーディオ信号がある一定時間あるレベル以下になると電波を切ってしまう。ヘッドホンの方でも電波の切れたのを感知して電源を切り、電池を無駄に消費しないようにするわけなんだが、まずこの電波が切れたときに「ブーーブチン」と大きな音がするね、これだめね、耳痛いね。さらにヘッドホン側で電源切るときも「ポツッ」これも耳痛いね、だめね。
無音検出のレベルも調整できればいいのだけれども、固定のようだし、そもそも勝手に電波を切るのをやめてほしいのだが、それも設定できない。このへんのツメが甘いんだなぁ。
でも無線ヘッドフォンの便利さは捨てがたく、また電池もニッカドでいいので事実上電池の買い換えということも必要ないので、週末には必ずと言っていいくらい使っている。
(最近ONKYOから1万円くらいの無線ヘッドフォンが発売されたので気になっているのだが・・・)
2) ポータブル CD/MP3 プレーヤ NBJ (型番なし)
これ、NBJじゃないのかなぁ? でもたしかに秋葉原のDOS/Vパラダイスで買ったんだけど。基本的にポータブルCDプレーヤなんだけど、CDに焼いたmp3も聞けるというので買ってみた。3500円くらいだったと思う。
で、最初は家人が使っていたのだが、「音飛びが激しくて使えない」とかで使わなくなり、しばらくほうってあった。私の方もCD-R書き込み用ドライブの調子が悪かったりしてmp3関連で使えなかったのだった。
そうこうしているうちにCD-R/Wドライブを新しく買ったのでmp3のCDを作ってこれで聞いてみた。そうすると、例の「ツメの甘さ」でいろいろ出てきて、これはきっとNBJなんだろうと思い込むようになったというわけ。
そまで全然使っていなかったので、いろいろ触ってみると、なるほど家人の言うようにCDを聞いていても音飛びがひどい。アンチショックとか書いてあって、バッファメモリ持っているはずなのになぁ? といろいろ触ってみると、つまりそのESPとかEASSとか言う機構が電源入れたときには入っていなくて、電源投入後に手動でONにしてあげないといけない。で、電源切ったらそれまでのことを全く忘れてしまうわけだ。これってすごくNBJ的。
mp3プレーヤにしても、CD内のファイル構成についてはなにも記述がなかったので、いろいろ試した結果、m3u形式で作成したmp3ファイル名リストのファイルをCD-Rのルートに置いておけばよいことが分かった。
ちなみにm3u形式のファイルはDOSプロンプトで、
C:\WORK>dir /s /b *.mp3 > test.m3u
などとすると作ることができるが、このままではファイル名リストがドライブレターを含んでしまうので、エディタなどでその部分を削除する必要がある、と思って私は削除しているのだが、ドライブレターくらいあっても動くのかもしれない。これは試してない。
このプレーヤでmp3を聞いていると、さすがに例のメモリバッファが効いているようで、CDから一定量のmp3データを読み取ると、CDのモータを止めてしまう。時間を計ってみると100秒くらいだ。だから電池駆動で使っていてもかなり長時間使えているようだ。
さて、めでたくmp3を聞くことができるようになって、これはいいと喜んでいたのだが、多量のmp3データ(アルバムにして10枚以上)を順番に聞くのはつまらないのでやはりランダムプレイにしたい。しかしその方法が分からない。液晶画面のパターンには「RAND」という文字が見えるので、きっとその機能はあるに違いないのだが。
試行錯誤の結果、ランダムプレイの方法もなんとか分かった。mp3のCDを入れてプレーヤの電源を入れると、プレーヤはどんなファイルが入っているのかを読みに行って、フォルダ数と曲数を表示し、最初のフォルダの最初の曲を再生し始める。そこでストップボタンを押して再生を止め、モードボタンでRANDを選ぶのだ。マニュアルにかいとけよ。
このプレーヤでビルエバンス特集と命名したmp3のCD-Rを延々とランダム再生しているとなかなかいい感じだ。同じようにジョン・マクローリン(マクラフリンと呼ぶ人もいるが、私はこう呼ぶのだ)のCDを聞いたらさすがに頭が痛くなった。
3) USB2.0 2.5インチ HDDケース Telstar (写真右下)
これも製品にはNBJとは書いてないのだが、箱にはNBJと書いてあった。箱なんてもうとっくに捨てたけど。横浜のジャンパラで買った。1200円だったかな?
最近はやりのHDDケースだ。9.5mm厚の2.5インチHDDはいくつか余っているのがあったので、それを有効利用できるならいいなぁと思って買った。買おうと思ってレジへ持っていったら「これ、HDDによっては相性問題がありますよ」とお兄さんがささやく。でももうレジまで持っていったら気持ちは決まってるもんなぁ。
電源をUSBから取るというので、500mAのHDDがあるかと思ったが、唯一の500mAモノは9.5mmではなかった。ケースに入れないで無理やりつないでみると、カッコンカッコンいうばかりでアクセスできない。これはHDDが壊れているのかもしれない。なので、1A(1000mA)で容量820Mのを入れてみたら、これはなんとか動いている。これに関してはNBJネタは無し。
4) NBJ JDO-01 充電王 (写真右上)
充電王だからJDO-01、文句あるか? というネーミングだ。NBJの王道だ。ニッケル水素電池の充電に使える充電器なのだが、4つの電池ホルダがついており、単三型か単四型のどちらかを4本同時に充電できる。
電池を一本からでも充電できるというのがミソだし、説明書には「障害のある電池も直してしまうぞ」みたいなことが書いてあったような気がする。電池の充電というのは技術的に結構難しくて、単に電圧をかけるだけではなく、電流を監視したり、あるいは電流でドライブしつつ電圧を監視したり、あげくには電圧をかけているのをちょっと外してみて電池の開放電圧を測ったりとかいろいろやるのだが、ドイツ制のシュルツという充電器などは数万円もしたりする。
それが単三、単四のでんちがそれぞれ2本ずつ付いて2000円くらいじゃなかったかな? ウチには他にも充電器があるのだが(東芝製、単一~単四を2本ずつ充電)、NBJのはその「壊れてても直してみるよ」というのに惹かれて買った。
これもHDDケースと同じように、今のところ全く問題ない。問題ないのだけれども、「こわれたものでも直しちゃうよ」と言うあたりを仕組みも含めてもっとアピールすればたくさん売れると思うんだけどなぁ。
ああ、たくさん書いた。
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