「24」をあきらめる
「24(トゥエンティ・フォー)」は米国製TVドラマである。まるまる1日24時間の出来事を1時間ドラマ24回でリアルタイムに放映する。2時間分がDVD1枚になっていて、24時間分である12枚で完結するわけだ。
昨年の末に最初のシーズン1をみて、2月ごろにシーズン2(別の24時間分)を見、このあいだからシーズン3を見始めたのだが、これがもう見てられなくて、ついに見るのをあきらめた、という話。
北米の方ではもうシーズン4を放映してるらしいけどね。
なにしろ、どんでん返しにつぐどんでん返しで息つく暇もないのだ。10分ごとに「ぇぇえええええ!?」ということになって、意外な展開の連続だ。シーズン1ではそのテンポにまんまとはまってしまってすっかりハマってしまったわけだが、さすがにシーズン3になるとそれに辟易するようになってきた。
例えばショーン・コネリーとニコラズ・ケイジの「Rocks」が好きなひとだったらきっとはまるだろう。サスペンスとバイオレンスのぎっしり詰まったおもちゃ箱だ。
思えば、冬ソナに端を発する韓国ドラマブームになにか共通するものがあるんじゃないかと思う。極端な「意外な展開」の連続っていうのはドラマ業界としてはおかしな状況なんではないだろうか。これはきっと例のアルカイダによる9/11の影響がきっとあるのだと思う。やっぱり9/11は世相に大きな傷跡を残しているのだ。
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コメント
カロリーメイトのコマーシャルにジャクバウワーが出てきてびっくり。そういえばこの人、スタンド・バイ・ミーに子役で出演していたらしい。
投稿: picks-clicks | 2005年4月24日 (日) 18時53分