スカイキャプテン
8月には毎週の週末にツタヤから半額キャンペーンメールが届いて、さすがにそんなにまで見たいものもないので、放っておいたりしたのだが、先週はたまたまぶらっと寄ってみてDVDを探してみたりしたわけだ。
でも、これといって見たいものもなく棚を見ていくとなにかのランキングがあって、その一位に』ランクされていたDVDが一枚だけ残っていた。こういう状況には弱いんだなぁ。なんのランキングだったかは今も思い出せない。
そのDVDが「スカイキャプテン」だったわけだ。ジュード・ロウとなんとかパトロウ、アンジェリーナ・ジョりーという顔ぶれだったので、そんなにおかしな映画でもないだろうと思って借りてみたのだ。
こういうのを「レトロ・フィーチャー」というらしい。時代設定は1939年で、その当時にしてはたいしたSFということになるだろう。手塚治虫の若い頃の作品だと言われたら、私は信じるね。
内容としては、深みはないものの面白かった。まず、ヒコーキが出てくれば私は大満足なので、そのヒコーキがドッグファイトまでしてくれたら感涙ものだ。たとえその機種が駄作と言われたカーチスP40ウォアホークであって、「そんな空中戦ありえねー」と思っても許しちゃうね。
インタビューによると監督は黒沢明に影響を受け、日本のアニメを崇拝しているらしい。手塚治虫の名前が聞かれるかと思ったが、それはなかった。
というわけでまた一本、マンガから発祥する(したように見えなくもない)映画に認定いたしました。
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