しなった電柱
写真をよく見ていただきたい。重い変圧器を頂上に取りつけられた電柱なのだが、これは明らかに傾いている。
傾いているだけでもヤバいと思うのだが、さらにこの電柱は左の方向にしなっているのだ。赤い補助線を引いてみたので、写真をよく見ていただきたい。
左方向に太いケーブルがあって、反対側にはそれに対抗できるようなケーブルがないためだと思う。こういうコンクリート柱が「しなる」というのは相当にヤバいことだと思うのだが思い過ごしだろうか?
こういうところに使われるコンクリートはプレ・ストレスド・コンクリート(PC)といって、中の鉄筋をあらかじめ強い張力でひっぱっておいてからコンクリートを流し込み、コンクリートが固まるまでその張力は保持されている。コンクリートを鉄筋が内部から緊張させるような構造になっているのだ。
そのPC柱がこれだけしなっているということは、写真の電柱の向かって左側の半分には相当な加重がかかっていると思われる。
これは東京電力に知らせた方がいいと思うのだが、その方法がわからない。この電柱は東京都港区六本木二丁目にある。電柱には「港区街路灯0123」あるいは229という数字が書いてあった。お心当たりの方は連絡されたい。
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