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2006年5月 7日 (日)

死のサハラを脱出しろ、ってか?

Sahara20060507 クライブ・カッスラーの「ダークピット」シリーズっていう冒険小説があるわけですよ。

「QD弾頭を回収せよ」とか「氷山を狙え」とか「タイタニックを引き揚げろ」とか「マンハッタン特急を探せ」とか、なんでいちいち命令形なの? とか思いながらもひところにはけっこう気に入ってよく読んでたんですが。

その主人公がダーク・ピットというわけで、こいつはNUMAという(National Under Marine Associationだったかな?)海洋調査機構の調査員なんだが、実は父親が上院議員だったりして時にはその父親の助けもあったりしていろんな課題を解決している、みたいな?

で、趣味がクラシックカーの収集だったりもして、はぁ、そうですか。

このシリーズはそれこそ文庫本になるのを待ちかねて買っては読んでいたのだが、いつからか読まなくなってしまった。たぶん上院議員がどうとか、公聴会で証言とかなんかそういう大げさなストーリーがいかにもハリウッド狙いみたいでいやになってしまったんだと思う。

ところが、これがついにハリウッド映画になってしまった。映画化されたのは昨年(2005年4月)で、日本でも6月には公開されたらしいがそんなことはぜんぜん知らなかったなぁ。

たまたまツタヤで見つけて「ダーク・ピット」ということで借りてみたんですが、これは面白かった。映画館で見ても楽しめただろうと思う。テンポが速くて、何度か巻き戻して見たりもしたけど。

一番気に入ったのが、ピットと相棒が砂漠から脱出するのに使った乗り物で、これが写真のとおり、墜落した飛行機の残骸で作った陸上ヨットだ。これは1~2分のショットなのだが、もっと長く見せてほしかった。

話は破天荒というか引田天功というか、「ありえねー」という話から始まって、やはりありえなくハッピーエンド終わるというハリウッド映画の王道だから安心して口開けてみていればよい。

だいたい、カッスラーの話は、話の源となる昔の話から始まって、そこから現代にカットバック(というのだろうか?)するというわかりやすいつくりになっていてこの映画もそのとおりになっている。

トム・クルーズと分かれたペネロペが次のお相手に選んだ俳優と競演している(実はこの映画で知り合ったんだそうだが)という点でも興味ある人がいるかもね。

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