奇怪なギターに悩む
代々木公園でアコースティック・セッションなんてのがあって参加してきた。
ピアニカとカホン、小型の電子キーボードのほかに私のギターともう一人ギターを持ってきた人がいた。そのギターのヘッドの部分をごらんいただきたい。低音部の2本の弦がベースのに交換されている。これは簡単そうで、とんでもないことである。
パット・メセニーが「One Quiet Night」というアルバムで同じ改造を施したギターを使っているのだが、それを聴いたときにはこんなに大掛かりな改造になるとは思わなかった。ベースの弦が太いので、ナットを削らないと弦が納まらないし、ベースの弦を巻き取るペグはでかいので片側に二つしか取り付けられない。なので、1~4弦のペグが片側に密集することになる。
で、彼の演奏スタイルというのが低音弦でベースランニングを弾きながらギター弦でコードを弾くというバッキングスタイルで、よくこんなの弾けるなぁ、と思うくらいに熟達している。
「すごいね~」と言ってみると「いや、友達いないんで・・・」とかいうのがまた奥ゆかしいというか。
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コメント
この年賀状いいじゃないですか。
いただきです。
投稿: tatja | 2007年5月27日 (日) 01時24分
すごいコレ!!
やってみたいっ!
ブリッヂ側どうなってんだろう?
普通のピンでは収まりきれそうにナイ、、、??
投稿: ペプシマン | 2007年7月22日 (日) 13時58分
ブリッジ側はねぇ、穴を大きく広げて、ぶっといピンをねじ込んでありました。ナットもごりごり削ってあったし。
投稿: PICKS CLICKS | 2007年7月22日 (日) 16時39分