片岡義男で悩む
学生時代からのお友達のBlogで「片岡義雄」の名前を出したら「アマゾンで検索したが、会計学の本しかないぞ」とか言われてしまった。
そうか、あの片岡義雄は経済学者になったのか。いやいやちがう、いや違う。
片岡義雄は私が80年代にどっぷりハマった小説家だ。代表作といえばやっぱり「スローなブギにしてくれ」かな?
当時は角川書店の若旦那が大いに威勢のよかった頃で、若旦那のお気に入りだった片岡義雄の本が続々と出版されたのだった。私はまたそれを次々と買いあさっていたのだ。
50冊くらいあったんじゃないか、と思って、コレクションをひっくり返してみると、こんなリストができた。文庫本のタイトルだけ眺めても、だいたいどういう内容だか想像が付くんじゃないだろうか?
1 ぼくはプレスリーが大好き
2 スターダスト・ハイウェイ
3 ロンサム・カウボーイ
4 スローなブギにしてくれ
5 マーマレードの朝
6 アップル・サイダーと彼女
7 ラジオが泣いた夜
8 人生は野菜スープ
9 彼のオートバイ、彼女の島
10 味噌汁は朝のブルース
11 ボビーに首ったけ
12 コーヒーもう一杯
13 ときには星の下で眠る
14 幸せは白いTシャツ
15 波乗りの島
16 いい旅を、と誰もが言った
17 町から始めて、旅へ
18 友よ、また逢おう
19 最終夜行寝台
20 限りなき夏I
21 吹いていく風のバラッド
22 夕日に赤い帆
23 俺のハートがNOと言う
24 and I Love Her
25 ターザンが教えてくれた
26 Ten Years After
27 美人物語
28 ドライ・マティーニが口をきく
29 一日中空を見ていた
30 湾岸道路
31 缶ビールのロマンス
32 彼女が風に吹かれた場合
33 B面の最初の曲
34 ふたり景色
35 誰もがいま淋しい
36 (シナリオ)メイン・テーマ
37 ボビーをつかまえろ
38 寝顔やさしく
39 心のままに
40 すでに遥か彼方
41 彼女から学んだこと
42 5Bの鉛筆で書いた
43 ふたとおりの終点
44 彼らがまだ幸福だった頃
45 メイン・テーマ1
46 メイン・テーマ2
47 ラストシーンの出来ばえ
48 彼のオートバイ、彼女の島2
49 微笑の育てかた
50 桔梗が咲いた
51 私は彼の私
52 メイン・テーマ3
53 タイプライターの追憶
54 バラッド30曲で1冊
何冊ある? 54冊? おかしいなぁ。「バラッド30曲で1冊」には55という番号がふられているのだけど。まだ数えてないけど、これのほかにも「コバルトシリーズ」とかいう少年向けの文庫本なんかもあったりするのだ。
大体の傾向は決まっていて、綺麗な女性と洗練されたりされなかったりする男がしゃれた会話をするわけだ。で、そういうのにあこがれる男がなんとかそういう生活に近づきたくて一生懸命読んだりするわけ。
でも一番最初の「プレスリー」はアメリカポップス原論みたいで興味深いのであった。
で、気になっていた「Guess who I saw today」の話は多分「コーヒーもう一杯」に入っていたのだと思う。また読んでみよう。
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コメント
懐かしいね、「いやちがう」ってのは確かベースのM田君の特訓した時に言ってた台詞のように記憶しますが。
「スローなブギにしてくれ」は題名だけは私も知ってますが、しかしそんな有名な作家がなんでアマゾンで出てこないのでしょうねぇ・・
ってタイトルで検索したら片岡義男でしたぜ。
投稿 taki | 2007年7月18日 (水) 21時56分
M田君がそんなこと言ってたっけ? M田君の奥さんとウチの奥さんはなぜか気があうらしくて、よく会ったりしてたらしい。
片岡義「男」でしたか。なるほど。
「お悩み解決!!」
投稿 PICKS CLICKS | 2007年7月21日 (土) 09時56分
あ、いやいや違う。
M田君が弾くたびに、PICKS CLICKSさんがいってた台詞です。
そうですか、彼は関東赴任してた時があったんですね。
投稿 taki | 2007年7月21日 (土) 13時38分
そうですか。私が言っていましたか。いやなやつだなぁ>俺。
しかも全く記憶にない。
投稿 PICKS CLICKS | 2007年7月22日 (日) 10時00分
はじめまして。片岡義雄の著書54冊はすごい!私は2,3冊くらいでしょうか。ほかに野生時代の中でいくつか短編を読んだ記憶があります。学生時代に当時のFM東京の深夜番組をよく聴いていました。タイトルは「きまぐれ飛行船」。番組の内容もおもしろかったのですが、なにより始まりに流れるテーマ曲をもう一度聴いてみたいのです。買えるものならぜひ買ってみたいと思っています。誰か教えて!
投稿 N | 2008年4月22日 (火) 21時26分
そのラジオ番組は聴いたことがないのですが、WEBで検索するとこんなのがありましたよ。
http://blog.livedoor.jp/le_trou/archives/51289856.html
チェット・アトキンスと言えばCGP(Certified Guitar Player)と自ら名乗るほどの人ですから、その腕前も確かなものです。
最後になりましたが、こんばんは。今後ともよろしく。
片岡義男の文庫本、誰か固めて買ってくれないかな? 欠番もあるしなぁ。でも捨てられないし。時々読むし。
投稿 PICKS CLICKS | 2008年4月23日 (水) 00時45分
PICKS CLICKSさん情報ありがとうございます。でもラジオ番組のテーマ曲とのつながりはないようです。今となってはメロディも思い出せない。情けないです。
片岡義男はラジオの向こうでいつも格好良かった。私の中で小説家のイメージが変わりました。なにしろあの頃の流行作家といえば五木寛之でしたから。
また何か情報がありましたらよろしく。
投稿 N | 2008年5月 5日 (月) 21時14分