ふたたび選挙で悩む
前回の選挙では、とりあえず投票することだけを考えていたので、投票所で誰がどの党かもわからずに投票してしまった。これを反省して今回は事前に勉強しておく。
http://news.www.infoseek.co.jp/special/saninsen2007/list_kanagawa.html
ここで、地元の選挙区と比例代表区を見ることができる。
今回の比例代表区は「非拘束」とかで、各党に入った票によって上位何人かが当選するわけだが、その順位が事前に決まっているわけではなく、各個人への投票数によって決まる。つまり、比例区への投票は個人への投票と党への投票の和によってきまるのだ。
なんだか変な仕組みだなぁ。
各党に入った票によって当選人数が決まる仕組みもなんだか変だ。比例区って言うくらいだから投票に比例するのかと思ったらそうではなくて、投票によって党の順位がきまり、その順位によって当選人数が決まるという。これもなんだか変な仕組みだ。
つまり、党によって当選した人一人当たりの得票数にばらつきが出るのではないか?
日本ではドント式という方式らしい。
つまり、ある党の第n位の候補者の得票は、党全体の得票数の1/nとなる、ということらしい。A党の第3位候補者はA党全体の得票数(1500)の1/3である500票となって、700票を獲得したB党の第一位候補者の得票(700/1)よりは低いということになる。
これで当選者の平均得票はどうなるんだろう?なんだかよくわからない。
という知識を持って、明日あたり事前投票してこよう。
■で、ちょっとシミュレーションしてみた。5つの党が20の議席を争っているとする。そして各党の得票数はそれぞれ票のとおりである。そうすると自動的に各党あたりの当選人数が確定して、各党の候補者一人当たりの平均得票数がわかる。
つまり、やっぱりたくさん票を集める党のほうが少ない票数で候補者を当選させることができるということだな。いいのか?これで?
党 | 得票数 | 当選者 | 候補者一人当たり平均得票数 |
A | 20000 | 7 | 2857.142857 |
B | 18000 | 6 | 3000 |
C | 12000 | 4 | 3000 |
D | 8000 | 2 | 4000 |
E | 5000 | 1 | 5000 |
当選者全体 | 63000 | 20 | 3150 |
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