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2007年8月23日 (木)

ボサノバの奥深さに悩む

Carloslyra なにしろ「イパネマの娘」を弾きたくてギターを始めたくらいなので、正直私にとってのボサノバはつまりすなわちジョビンなのであったのだった。

ジョアン・ジルベルトも最初は「ああ、アストラッドの旦那さんね。奥さんが有名だと大変だね。」という認識違いもはなはだしいことを思っていたのだった。

一方では「ジョアン・ジルベルトこそがボサノバである」というボサノバ原理主義者みたいな人もいて、その人に言わせるとジョビンですらボサノバではないというのだ。いやはや。

で、そんな私は、ボサノバらしいボサノバというとエドゥ・ロボあたりまでかな、と思っていたりして、例えばジョルジュ・ベンあたりになるとちょっとボサノバとは違うのではないか、という違和感を持ったりする。これはつまり、私がアメリカへ渡ってからのボサノバを見聞きしているからなので、先の原理主義者などに言わせるときっととんでもない認識なのだろう。

そういう私なので、カルロス・リラやホベルト・メネスカル(「二人と海」の作曲者である!!)という人たちは、ボサノバの中心からはちょっと離れたところにおいでになるのではないか、と踏んでいた。その二人がいきなり出てくるので、「ディス・イズ・ボサノバ」には当初違和感を感じていたのである。

例えば、「ディス・イズ・ボサノバ」の原題は「Coisa Mais Linda」(一番美しいもの)という、カルロス・リラの曲名が使われているのだが、この曲のコード進行はこんな感じである。

 Coisa Mais Linda by Carlos Lyra

| G6 | G6 | F#7-9 | B7-9 |
| E7 | A7 | D7(9) | G7 |
| C7 | F7 | E7(b13) | E7 |
| A7(13) | A7(b13) | Am7 | D7-9 ||
| G6 | G6 | F#7-9 | b7-9 |
| E7 | A7 | D7(9) | G7 |
| C7 | F7 | GM7 | Em7 |
| Bm BmM7 | Bm7 G7 | C#m7-5 | F#7 |
| Am7(11) |  Am7(11) | D7-9 | D7-9 ||

ううむぅ。これがボサノバですか? なんかビバップみたいなコード進行ですが、これをあんなふうに弾くってのは、こりゃかなりの技量が必要ですね。7thの連続4度進行ってのには参りました。私はこんなの弾けません。

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コメント

なるほど、こうやって弾くのか。


http://jp.youtube.com/watch?v=-YIm5NaMj4g

http://jp.youtube.com/watch?v=4ktlOvQy0ec

投稿: PICKS CLICKS | 2007年8月23日 (木) 23時02分

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