コード表記に悩む
例えば、
| Gm Gm+7|Gm7 Gm6| EbM7 | Eb6 |
なんていう表記があるわけです。
これはGmの伴奏をするときの常套手段(クリシェ)としてGからの半音下降をもってきて、それでついでにEbM7へつなげてしまいなさい、という指示なんだろうけど、それは演奏する側の裁量で考えることであって、作曲者が指定することではないのではないか、と思うわけです。
どうしてそういうことにこだわるのかというと、曲としての基本的なコード表記と、ソロをするときに参考にするコード表記は別物であってよいと考えているからなんで。
これは言い過ぎかもしれないけれども、各自が勝手に代理コードでアドリブしたり伴奏したりするのがジャズなので(大体、伴奏とソロを分けるのもあんまり意味がない気がするし)。
だから、Fdim7がEm7へのアプローチコードだとすると、アプローチコードというのは演奏者の裁量の領域だから、それをコード進行として表記するのは最初に挙げた例のような違和感を感じるわけです。
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コメント
>Fdim7がEm7へのアプローチコードだとすると
あ、これは私が勝手に呼んでいるだけであって、アドリブの際の演奏家の裁量に任されるアプローチコードという意味では全然ありません。
アプローチコードという言葉だけとらえて、これはアプローチコードだから奏者の裁量範囲である、だからテーマのコード進行に書き込む必要はない、というのは本末転倒だと思います。
何と呼ぶかはとりあえず忘れて、もともとのテーマのメロディーとコードの関係をまず考え、その中で例えばdim7が何故そこにあるのかを考えるべきでしょう。
その後で、アドリブの際に奏者の解釈なりスタイルで変更するのは別の話だと思います。
逆に言えば、dim7を別のコードに置き換えたとして、それで元のテーマの色彩が出せるかどうかを考えてみるとよいのではないでしょうか。
投稿: | 2007年8月15日 (水) 20時31分
もう一つ:
>演奏する側の裁量で考えることであって、作曲者が指定することではないのではないか
スタンダードを含め多くの曲は元来がジャズでアドリブをするための曲ではありませんから、メロディーに対するカウンターラインとして作曲者が指定しているということでしょう。
アドリブを前提にした曲であっても、テーマを弾く場合はこのラインを出してね、という作曲者の指定があると考えるべきだと思います。
その通りに弾くかどうかは奏者の解釈に委ねられるでしょうが、それはあくまで解釈の問題です。
投稿: taki | 2007年8月15日 (水) 20時46分
アプローチコードだから書き込む必要はない、とは言ってないと思うんですけど、言ったかもしれない。あんまり自信もない。むしろ、「アプローチコードじゃないんじゃないの?」という感じでしょうか。
CorcovadoのAbdim7がアプローチ・コードでないとすると、じゃぁいったいなんでしょうね? と話は元へ戻ってしまう。FM7直前のF#dim7といい、この曲難しいわぁ。
あ、確かにそりゃそうだわ>アドリブを前提にしている曲ばかりではない。
投稿: PICKS CLICKS | 2007年8月15日 (水) 21時29分
>アプローチコードだから書き込む必要はない、とは言ってないと思うんですけど、
ま、そんな風に読めないことはないので揚げ足取りでしたね。
>FM7直前のF#dim7といい
え、CorcovadoのFM7の前って、F#7-5ではないのですか(C7の代理)? Gm7の次ですよね。ところで、Gentle Rainも同じコード進行ですね。
投稿: taki | 2007年8月15日 (水) 21時37分
ほんとだ。ジョビンのオリジナルでもGb7ですね。
いつからそう信じていたんだろう?>F#dim7
でもこれはこれなりに不安定でいい感じかも。
投稿: PICKS CLICKS | 2007年8月15日 (水) 22時41分