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2007年9月 2日 (日)

ミシュラン東京で悩む

レストランの格付けを行うミシュランがアジア進出の糸口として東京を選んだということらしい。現在、発行を前提に覆面調査員がレストランを回っているらしいぞ。

覆面調査員は欧州出身の3人と、日本で採用した2人で、東京の1300店を評価するという。日本で採用された2人もヨーロッパで3ヶ月の研修を受けて「世界標準の方法で評価する」ということだ。

ミシュランが評価するのは味だけではない、ということらしいが、少なくとも味に関して言えば「世界標準」なんてものはないと思う。ミシュランはあくまでも欧州の標準に照らした評価だから、ミシュランで高評価を得ているからといって「これが本場の味なのだ」といってありがたがるのはおかしいだろう。

例えば極端な話、納豆をどう評価するのだろう?日本人でも好き嫌いが分かれる納豆は世界標準になりえるのか? また醤油味はどうか?醤油味は味の帝国主義でかなり世界中(特にアメリカ)の味を変えてきているが、ヨーロッパではどういう風に評価されるのだろうか?

というわけなので、どんなミシュランガイドができるのか興味津々といったところだ。

ミシュランガイド東京 2008
http://www.michelin.co.jp/guide/index.htm

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