Zawinulの死に悩む
安倍退陣のニュースの影にきっと埋もれてしまうのだろうが、朝刊でジョー・ザビヌルの死が報じられていた。
ザビヌルは1970年代にジャズの新しい動きを率いたグループの中でも代表的なWeatherReportの中心人物である。
中心人物といっても、他の二人がウエイン・ショーターとミロスラフ・ビトウスという、誰も知らないかもしれない大物であるから、実のところザビヌルが中心だということは誰も言ってない。でも私には彼がやはり中心人物であったと思えるのだ。
その理由は、ザビヌルがマイルスグループに参加する前に作成したアルバム「In a silent way」である。そのアルバムにWeatherReportのエッセンスが全部詰まっていたように思うからだ。
と、まぁ、資料を何も見ずに書いたので、間違いもあるかもしれない。またあとで修正するかも。(ここんとこはやはり思い違いで、「In a silent way」はザビヌルが参加したマイルスのアルバムだった。テーマ曲のIn a silent wayはザビヌルの作曲。)
それにしても驚いたのは最近(多分先々週くらい)、地下鉄の車内広告でザビヌルの写真が使われていたのを見たことであった。男性ファッション誌だったか、男性用エステだったか、「大人のセンス」がどうとかいうコピーがついてたように思うのだが、そこのザビヌルの写真が使われていたのだ。
「なんでザビヌルやねんっ!」とつっこみたかったのだが、その突込みを受け止めてくれる人が周りに誰もいなかったので、心の中で一人突っ込みをしておいたのだった。
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