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2008年1月 6日 (日)

年末セッションで悩む

新年あけましたが、喪中に付き「おめでとう」は無しってことでひとつ。

年末から年始にかけていろいろなセッションに参加してきた

まずは渋谷での「バンド志向セッション」、なんじゃこれは? つまりはバンドのメンバーを集めるために、楽器持って集まってみましょうね、というセッションだったらしい。
私なんぞがエレガット持って行っても、自身にバンド志向がないのであんまり意味はないのだ、ということは行ってからわかった(行く前にわかれよ)。まぁいろいろ経験値を上げておこうと思っているので、まぁいいのだ。主催者は私の違和感ぶりに気がついていろいろ気を使ってくれていた。これはありがたい。

24日には、恒例オヤジセッションでグダグダやったあと、横浜方面アコースティックギターの集まりに参加。オヤジセッションではどこからつれてきたのか在日中国人女性歌手(作曲機能付き)という人が参加していて、自分で作った歌を伴奏してくれという。

中国の譜面(?)ではわけがわからないだろうからということで、本人が西洋風の譜面に起こしてきてくれたのだが、これが間違っている。元の譜面にFと書いてあるのに、五線紙にはFに#が付いている。それではGやん。

で、中国風譜面というのをよく見てみると、音名を数字で表わし、音長は下線の数で表わすようだ。ちょうど西洋風音符の「旗」みたいに下線1本なら4分音符、下線2本で8分音符というふうに読むようだ。

で、コードを付けてみようということになって、Dm Gm C7 Fとつけて歌ってもらうと、あれれ、もう一小節ある感じだ。Dm Gm C7 F Fか? これは前途多難だなぁ。

で、いろいろやってみるとつまりは5小節でひとかたまりみたいでコード進行も「Dm Gm C7 F F」という5小節の循環で押し切れるようだ。というか、そもそもコード進行という概念がないのではないか、というのがオヤジ連合の結論で、私がベースもう一人がドラム叩いて即席ギタートリオの伴奏で中国の歌を録音したんじゃないかな。

2008/1/14 修正:確かこのときの会話では、「ドミナントの概念がないのかな?」という話だったはずだ。循環の頭につなぐためにA7を入れてみたが、それだとどうもしっくり来ないのだった。ではC7-Fというのはどうなんだというと、これはコードを思い違いしているのかもしれない。

5小節でワンブロックというのは、中国の漢詩が5行になっていたり(?)するのと関係があるのだろうか? 日本では5・7・5が自然であるとして好まれるように、中国でもそういう文化的語学的背景が音楽に反映されているってことがあったりするのかもしれない。

La_stanza で、この日はそのあと南林間という横浜ローカルでアコースティックギターでわいわいやるという集まり。客を床に座らせてしまうという、なんていうんだろう?音楽バー?の「La Stanza」という店に十数人がギターを持ってきて鍋などつつきながらわいわいやる。ステージがあって、マイクもあってドラムセットもあったり、エレベも一本置いてある。そこで順繰りにステージに立って出し物をやるわけだが、誰かが何かをやっているときにも他の連中はそれに合わせているんだかなんだかペシペシ弾きまくっている。

特筆すべきは、十数人の持ってきているギターが、私以外すべてスティール弦だったということだ。世間の常識としてはアコースティックギターというとこういうギターを持って弾き語りとかするのが普通らしい。時には「アコースティックギターすなわちスティール弦である」というふうなことを言う人もいてびっくりするのだが、まぁそういうものかもな。エレアコとエレガットで区別するぐらいだものなぁ。

だもんで、私の改造エレガットは皆様の興味を一瞬惹いたようだったが、すぐにそんなことは忘れ去られてしまった。皆さん自分の楽器に思い入れすぎ。

ここで私が何をやったかというと、持ち込んだMIDIでバックやらせて「Fly me to the moon」をファンクワルツで、あとは「Corcovado」とか何を思ったか「Night and Day」(実は選ぶのが面倒くさくなってテキトーに選んだ)とかをやった、他にも何かやったかもしれない。あ、そうかボサノバシリーズでもないんだけど、イパネマとかWAVEなんかもやったんだった。

ああ、またながなが書いてしまった。散髪に行かないといけないので。昨日の狂乱ボサノバセッションの話はまた次回に。

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