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2008年1月19日 (土)

白い砂漠に悩む

砂漠の砂は、茶色というかベージュというか、普通は土色だ。ところが、純白の砂漠があるという。

Sandpond しかも、その砂漠には雨季があり、雨季には池が出来る。青い池だ。深い青色の池だ。なんだそれは?

そういう番組をNHKスペシャルでやるというので録画した。面白かったので紹介する。

NHKもイギリスのBBCみたいにこういうのを積極的にYouTubeへ放り込めばいいのだ。そしたらきっと職員もNHKを誇りに思って不祥事は少なくなるんじゃないだろうか。

この不思議な砂漠は、ブラジルのレンソイス・マラニェンセス国立公園というところにある。ブラジルの東北部海岸のあたりらしい。GoogleMapへのリンク

Sandgran この砂漠の砂は、普通の砂と違って石英だけで出来ている。花崗岩でできている山から流れている川が、花崗岩の砂を海へ運び、海で波にもまれているうちにそれらの砂の粒子が石英だけになって、しかも角が取れたようになる。

そんな砂が海岸に打ち上げられ、風によって運ばれて砂漠ができた。

そんな砂だから、水を保つことなどできないから、池の水は砂の上にたまっているわけではない。水は寄り深いところにある粘土層によって支えられていて、溝を通す砂を通り抜けて地上に顔を出しているだけだ。

また、そんな砂だから、斜面をまるで水のように流れ落ちる。これもなかなか美しい。

Sandflow

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こんにちは、川崎です。 昨日、グアテマラ・ホンジュラスから帰国しました。 その話はまた後日ご報告いたしますが、 お休みの間に、NHKでレンソイス・マラニェンセスの特集が組まれたとのことで、 たくさんのお問合せをいただきました。 昨年6月下旬にレンソイスへ添乗した際のスナップ写真を掲載します。 (ベストシーズンは6月から8月です) お客様が写真を撮らないときに、写しましたので どれも本来のシャッターチャンスや写真スポットではないこと、ご理解ください。 いろいろな色に変化します。 ... [続きを読む]

受信: 2008年1月21日 (月) 10時00分

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