WinAMP-Remoteで悩む
なんだか最近、WINAMPを起動するたびに「新しいバージョンを入れてくれ」とかいうメッセージが出て、うるさいなぁとか思いつつほうっておいていた。でも新しい機能がどうとかっていうのをどこかで読んだ気がしたのでインストールしてみた。
こういう無料もののインストールは注意してやらないと、あちこちに有料化の罠が仕掛けてあって、RealNetworksのRealプレーヤなんかでは、本当に注意しないと期間限定のお試し版になってしまって、その期間が来ると購入するか金輪際使わないか、という選択を迫られたような気がする。
WINAMPはそこまでやらない、だろう、と思って新しいバージョンをインストールするのだが、実はたかがmp3プレーヤに新しい機能なんて全く期待していなかったりする。
しかし、ダウンロードの画面を進んでいくと、「WINAMP Remoteをインストールするか?」とか聞いてくる。WAINAMPのサーバを使ってストリーム送信をできるとかいう話だ。これは面白そうなので入れてみることにする。
で、インストールが終わると、そのRemoteのサイトへアクセスして、ユーザIDを登録しろといわれる。IDを入れてみると「そのIDはすでに使われている」、ならば、と、そのIDでloginしてみると入ることができた。つまりとっくの昔に登録して忘れていたわけだ。
さらに、「モバイル機器からこのアドレスにアクセスしてみろ http://www.winamp.com/remote/ 」ということなので、スマートフォンからアクセスしてみるとloginを促され、loginすると私が最近再生したmp3のリストが表示されている。それをクリックすると再生が始まる。ううむこれは便利だが・・・。
再生を始めた直後のPC側でのネットワーク使用状況。無線LANの11Mbpsの帯域のうち、約2%を使用しているから、200kbpsというところか。mp3は128kbpsでエンコードしているので、オーバーヘッドを入れたらこんなものか? オーバヘッドがちょっと多いような気もする。何か他にも情報を送ってる?
しかしこれってつまり、私のPCの中を覗かれているってことで、設定で限定できるんだろうけど、ちょっと気持ち悪いなぁ。まだベータ版だということだけど、本格的に使うには注意が必要かも。
そういえばPC側に何かをインストールするということをちゃんと告知していたんだったかなぁ?
あるいは、Linuxマシン上で登録したら、ちゃんとLinux用のランタイムをインストールするんだろうか?とか、疑問は尽きないわけだが。
ちなみに、PCを立ち上げなおすと、「WINAMP Remoteをスタートさせるよ」というメッセージが表示される。タスクマネージャで見てみるとOrbTray.exeという実行ファイルが常駐するようだ。
タスクトレイにアイコンがあるので、これをクリックするとこのサービスを停止させることができる。
関連するサイトのURLをみていると、orbと提携しているようだ。orbというのは動画に関して同様のサービスを始めたところで、昨年私も試してみたが、PCにTVチューナーを持っていると、そのチューナーの出力映像をorbのサーバーを介してモバイルで見ることができるというものだった。
私の場合、そのとき使ってみたPCの性能が悪くてコマ送り状態ではあったが、ワンセグのないモバイルでもTVが見られるということで、それなりに感動はあった。
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