にじむマスクに悩む
さて、鼻茸の手術だが、どこかのWEBに書いてあったほぼそのとおりの展開だった。
まず鼻の穴の中のどこかにに麻酔薬を注射したあと、麻酔薬をしみこませたガーゼを花の中にどんどん突っ込んでいく。そしてそのまま30分ほど放置。
診察室へ呼ばれて椅子に座ると、麻酔のガーゼをとり出したあと、鼻の穴に何か突っ込んでごりごりごりごりごりっと削るような感じで切り取っていく。頭に近いというのか、耳に近いというのかそういう音が大きく響くのでちょっと怖くて「お、お、」と声が出る。「痛いですか?」と聞かれるが、そうじゃなくて単にびっくりしているだけ。
「はさみでチョキン」と思っていたらずいぶん時間がかかっている。全部で20分くらいかかっただろうか。最初約3cmくらいのモノがあるという話だったのが実際にそれを切り取ってみるとまた奥にあって、それで時間がかかったらしい。二つ目のハナタケが鼻から取り出されたときには、看護婦さんたちの間から「おお!」と軽いどよめきが起こってうれしかった(なんで?)。
切り取った鼻茸のひとつは小指くらいの太さ、もうひとつの奥のほうのは親指くらいの太さだ。これでも麻酔がかかっているから小さくなっているのだということだ。せっかくだからと看護婦さんに頼んで写真に撮らせてもらったのだが、残念なことにメモリモジュールが壊れてしまってここに掲載できない。モザイクかけて載せようと思ってたのだけど。
で、止血のためにまたガーゼを突っ込んでいく。これがちょっと痛い。いったいどうやっているのかわからないのだが、傷口を塞ぐように、しかもガーゼ自体が解けないようにしているのだろう。
施術が終わって、「血が鼻から出るのはかまわないが、喉の奥から出てくるようだったら電話して」と言われる。電話するのはいいけど、そのあとは往診ってことはないだろうから、やっぱり「じゃぁ来て」ってことになるんじゃないのかな? とか思いながら帰るわけだが、手術した左の鼻からとめどなく鼻汁が出る。それをティッシュで押さえつつとぼとぼ家路につくわけだ。この手術が水曜日で、次は月曜日にこのガーゼを取るという。
ガーゼは単に止血だけではないようで、血混じりの鼻汁が喉のほうへ流れないようにブロックしているようだ。なんかそういう決まりでもあるのかな? だいたい、人間の鼻腔はいわゆる鼻汁が常に分泌されていて、それが一日に200mlとか、そんな値だったはず。それが全部のどの奥に流れずに鼻の穴から出てくるわけで、これはすごい量である。これからガーゼを取るまで、この鼻汁に悩むことになる。
家に帰っても、普通にしていると鼻汁が出るので、早々に寝てしまう。寝ていると鼻汁が出ないからね。その代わり、起きたときには口の中にちょっと血の味が。
次の日は出勤なので、左の鼻の穴にコットンを詰めてマスクをしていく。このコットンが曲者で、最初はわからなかったのだが、繊維に沿って血が流れるから普通にたたんで突っ込むと血混じりの鼻汁がどんどん出てきてしまう。しかもマスクは空気を通すことを主眼に作られているから、鼻の穴から顔を出しているコットンに触れると、マスクの前面に染み出してしまうのだ。
コットンで血混じり鼻汁を阻止するには、繊維を名が手方向じゃなくて横手につかわないといけない。これに気がついてから染み出してくることは少なくなったが、それでも何かの拍子にマスクが色づくので、マスクの内側にビニルシートをテープで貼り付けておく。これで安心。
で、今日やっとそのガーゼが取れて気持ちよかったなぁ。これでやっとすいすい呼吸ができる。思えばこういうすいすい感は久しぶりだ。いつからこの鼻茸はあったんだろう? 看護婦さんによれば「この大きさは1年や2年じゃないね。」ということは4、5年かな? 油断するとまたできるらしいが、まぁちょくちょく顔を出すのかな?
で、実を言うと、この投稿のタイトルを何にしようかということで長らく悩んでいたのだったりする。
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