インドのことわざに悩む
会社にインド人がいる。日本語も上手に話す。「いやぁ、そういうわけじゃないんですけどねぇ」というのがすらっと出るのだ。
そんな彼に「やぶへび、ってわかるかい?」と聞くと、分からないという。「藪をつついて蛇を出す。やらなくてもいいことをやって窮地に陥ることを言うのである。」と説明すると、なるほどと納得している。
「インドにもそういうことわざはあるんじゃないの?」と聞いてみると、たしかにある、という。
「壁に止まっているカメレオンをポケットに入れる」というのだそうだ。なんだそれは?
「カメレオンをポケットに入れると、噛んだり、肌に吸い付いたりするでしょ?(知らんがな)、やらなくてもいいこと(カメレオンを壁から捕まえてポケットに入れること?)をやってひどい目に遭うわけです。」
うむう? なんだかよくわからない。
「あ、そういえば日本には『猿も木から落ちる』っていうのがあるでしょ」 うんうん、あるある。「インドでは『象にいいことがあれば、きっと猫にもいいことがある』っていうんですよ。」ほう、そうですか・・・・・。
とか言う会話を交わしながら、私は昔衛星放送で見た「アジアの音楽」みたいな番組を思い出していた。私の記憶に残っているのはマレーシアのヒット曲「農夫とコブラ」である。
ある日農夫が、罠にかかってもがいているコブラを見つけて助けてやった。しかし、そのコブラはその恩も忘れて農夫に噛み付き、哀れ農夫は天国へ。
あの~、そういう歌詞がロックな曲になるんでしょうか? しかも大ヒット? アジアというのは近くて遠いなぁ、と思ったのであった。
でも、インド人の彼にそんな話をしてもこんがらがるだけなので、私はただあいまいに笑っていたのであった。
しかし、インド人とことわざ合戦をやったらこれはきっと面白いぞ。
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コメント
その後、そのインド人とこんなやり取りがあった。
「弘法、筆を選ばず、」という言葉を説明すると、しばらく考えていたが、「インドにもそういうことわざがあります。『偉い人なら草でも道具になる』っていうんです。」おー、なるほど。
じゃぁこれはどうだ、「過ぎたるは及ばざるが如し」? すると彼はしばらくWEBで検索して、「大またで歩いても早く歩けない」というのを探してきた。まぁいいか。
投稿 PICKS CLICKS | 2008年5月24日 (土) 18時01分