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2008年5月20日 (火)

インドのことわざに悩む

Gpo009athumb 会社にインド人がいる。日本語も上手に話す。「いやぁ、そういうわけじゃないんですけどねぇ」というのがすらっと出るのだ。

そんな彼に「やぶへび、ってわかるかい?」と聞くと、分からないという。「藪をつついて蛇を出す。やらなくてもいいことをやって窮地に陥ることを言うのである。」と説明すると、なるほどと納得している。

「インドにもそういうことわざはあるんじゃないの?」と聞いてみると、たしかにある、という。

「壁に止まっているカメレオンをポケットに入れる」というのだそうだ。なんだそれは?

「カメレオンをポケットに入れると、噛んだり、肌に吸い付いたりするでしょ?(知らんがな)、やらなくてもいいこと(カメレオンを壁から捕まえてポケットに入れること?)をやってひどい目に遭うわけです。」

うむう? なんだかよくわからない。

「あ、そういえば日本には『猿も木から落ちる』っていうのがあるでしょ」 うんうん、あるある。「インドでは『象にいいことがあれば、きっと猫にもいいことがある』っていうんですよ。」ほう、そうですか・・・・・。

とか言う会話を交わしながら、私は昔衛星放送で見た「アジアの音楽」みたいな番組を思い出していた。私の記憶に残っているのはタイのヒット曲「農夫とコブラ」である。

ある日農夫が、罠にかかってもがいているコブラを見つけて助けてやった。しかし、そのコブラはその恩も忘れて農夫に噛み付き、哀れ農夫は天国へ。

あの~、そういう歌詞がロックな曲になるんでしょうか? しかも大ヒット? アジアというのは近くて遠いなぁ、と思ったのであった。

でも、インド人の彼にそんな話をしてもこんがらがるだけなので、私はただあいまいに笑っていたのであった。

しかし、インド人とことわざ合戦をやったらこれはきっと面白いぞ。

「農夫とコブラ」らしきものをYoutubeで発見したのでご紹介。

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コメント

その後、そのインド人とこんなやり取りがあった。

「弘法、筆を選ばず、」という言葉を説明すると、しばらく考えていたが、「インドにもそういうことわざがあります。『偉い人なら草でも道具になる』っていうんです。」おー、なるほど。

じゃぁこれはどうだ、「過ぎたるは及ばざるが如し」? すると彼はしばらくWEBで検索して、「大またで歩いても早く歩けない」というのを探してきた。まぁいいか。

投稿: PICKS CLICKS | 2008年5月24日 (土) 18時01分

はじめまして。
Googleで『農夫とコブラ』で検索してたらこちらにたどり着きました。笑

私もそのBSでやってたアジアの歌番組を見てこの歌を知りました。すごい衝撃でしたよね。笑

ロックらしからぬ妙な歌詞、このflyとは一体何者だ?と目が釘付けになったことを覚えています。笑

もう十年くらい前の番組でしたよね?

これを見た次の日、学校でみんなに農夫とコブラについて話したのですが誰一人として見ていなかったという上に「そんな歌あるわけないじゃん!笑」と逆にツッコまれるという始末。あの時は本当に悔しかった。。

でも、今日こちらのブログを発見したことによりあの時の悔しさが少し緩和されたような気がします。笑

ありがとうごさいます。

またBSで再放送やらないかな〜。。。
録画して信じなかった友達に配ってやりたいです。笑

では長々と失礼いたしました。

投稿: 高木 | 2009年6月21日 (日) 09時27分

もう10年になりますかねぇ。もっと前だったかもしれません。実際の歌詞を見てみると、納得できなくもないですが、例として挙げるにしても「農夫かよっ!」「コブラ」かよっ!」という魂の叫びを抑え切れません。

http://homepage2.nifty.com/korat/thaisongs/chaona.html

投稿: Picks-Clicks | 2009年6月21日 (日) 11時01分

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