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2008年6月21日 (土)

日本の美徳に悩む

昨日の朝刊で、東大名誉教授の多田富雄さんというひとが「美しい日本4つの特徴」ということで興味深いことを書いていた。

4つの美徳とは、

1.多神教であるが故の寛容さ
2.アニメなどに見られる高い抽象性
3.弱者に対する「あはれ」の心
4.上記のような観念を実現する「匠」

ということだ。これは面白い。よーく考えてみよう。強みというのは弱みでもあるのだから。

一方、今朝の天声人語では「日本人は世界一いい観光客」みたいなことが書かれていた。ホテルから見た世界の人種の中でダントツの一位だというのだ。これはうなずけるなぁ。

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コメント

とても面白いご高察ですね。
日本はやはり世界的に見ても長い間
鎖国をしそれに加えて島国で一度も侵略
されたことが無いことで日本人のDNAはとても
ユニークなものだと思います。
僕なりに思うに長い歴史に培われた
国民性はそう簡単には変わることがないこと
からもうしばらくは日本人的なものが続いて
いくんだろうなと思っています。良し悪しは
別として(価値観の違いで善悪はすぐひっくり
かえるので。。)Identitiyという意味でも
大切にしていければいいなと思います。

投稿: AKI | 2008年6月22日 (日) 19時29分

ご高察は東大名誉教授の方なので、私はそれに乗っかろうとしているだけです。

日本の特殊性というのは外国の人と話しているといろいろわかって面白かったりします。

日本的なものもだんだん少なくなってきているような気がしますが、「KY」なんていう言葉がはやるくらいですからまだ
捨てたものでもないでしょう。

投稿: PICKS CLICKS | 2008年6月22日 (日) 21時25分

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