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2008年10月16日 (木)

スティーブン・キングに悩む

スティーブン・キングの作品は何冊か読んだが、好きにはなれなかったなぁ。

たいてい怪物が現れたり、災害が起こったりして、で、特になんのひねりもなく人がばたばたと死んでいって、ハイおしまい・・・という印象。

名作といわれる「スタンド・バイ・ミー」も、私にはそのよさがよくわからなかった。まぁ、私には高級な映画を評論する能力が欠けているようなので、私が言ったからといって特にどうということないのだが。

The_mist で、MISTだ。この原作は「霧」と訳されていて、短編集のなかの一編として読んだことがある。湖上に霧が発生してだんだん大きくなり、湖畔の村を襲って、結局全員死んでしまうのではなかったか?

その記憶があったので、TsutayaでこのMISTをみたときも「キング原作」といううたい文句を見て拒絶反応を示したのだった。

ところが、別のDVDで「驚愕のラストシーン」でやられてしまい、その周辺あたりをWEBでちらちら見ていたら、「MISTのラストシーンに驚愕」みたいな事を書いているサイトがあった。「原作とはちがう結末」とも書いてあったのだったかな? 

まぁしかし、いらいらする映画で、というのは出てくるやつらがみんなアホで、「なんでそんなことするかな?」ということを次々にやってしまう。そしてその集大成がラストシーンになるわけで、それは驚愕といえばそうかもしれないけれども、観客としては納得できないなぁ。

というか、この映画はそういうことに納得しない人を観客として想定していないのだと思う。

宗教観や弁護士観など、日本人が見ることを想定していない部分もあるので、そういうあたりを割り引いて考えないといけないけれども、どうやらこれはアメリカ国内向けB級映画という感じです。

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映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

僕も何冊か読んだのですがどれもピンとこない
というか何でこの作家の本が(彼は物凄い多作
な人でもあるので。。)これだけ受けるのかなー
という印象でした。生来の天邪鬼というか人から
これはいいよ!と奨められて感激するのはほとんど
無くて自分で偶然に見つけてくることで感動する
方が多いタイプでもあるみたいです。特に新聞などの
映画の批評は相当騙されたみたいなところがあって
まず信じないというか参考にもしないみたいなところ
があります。(たぶん映画会社と裏でつながって
いるような批評家も多い
でしょうし。。)迎合しない
ことが自然に出来るようになったこの頃、その意味では
少しは大人になってきたのかなとも思います。
(人生の三分の二を経てようやくです!)

投稿: AKI | 2008年10月17日 (金) 21時01分

スティーブン・キングという人は、わりと早いうちにその地位を築き上げて、そのあとは好きなように書いているのだそうです。

ひとつの事件を別の観点から別の小説に書いたり(それも別名で)アイディアと筆力には定評があるようです。でも日本人うけしないんでしょうか? それとも映画化されるときにおかしく(B級化)なっちゃうのかな?

投稿: PICKS CLICKS | 2008年10月18日 (土) 18時08分

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