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2008年10月16日 (木)

クロマティック・ハーモニカで悩む

O田さんという知り合いの方がこのクロマティック・ハーモニカを吹いているのを見て興味を持ち、先日青山で行われたBossa2008のイベントでもVo&Guitar+Chromaticというユニットを見て、これはいいなぁ、と。

Chromaharmscx48 O田さんもクロマティック・ハーモニカを常に持ち歩いているという話を聞いてなんだかすごく欲しくなった(またかよ;チェロはどうしたんだ?)。

安いものなら1万円台、高いものは上を見るときりがないが、15万円出すと、クロマティック・トレモロ・ハーモニカという、一音あたりにリードを2枚使うものが買えたりする。

しかし、手に入れる前に一体どういうものなのか調べてみようということで、鈴木というメーカーのサイトでちょっと勉強してみる。

クロマティック・ハーモニカには半音を出すためのレバーがあることは知っていた。このレバーは本来の音を半音あげるために使われる。

ハーモニカのひとつの吹口に対して、吹くのと吸うのと、さらにレバーの押し・放しで4つの音程を持つことになる。吹口の配列は4つの吹口で1オクターブをカバーしており、その4吹口配列が繰り返されて2~4オクターブをカバーする。

で、どうも頭が混乱してきそうな気がしたので、音程をマップにしてみようと思った。全てのキーでスケールをすらすら吹けるようになりたいからだ。ギターでは練習の結果、指板の上にスケールがマップされて「見える」ので、ハーモニカでもそんなふうにスケールを認識できないかと思ったわけだ。

まず、基本となる4吹口のそれぞれについて4つの音程をまとめてみる。そして、それを基本として各調のスケールを4吹口×4音程のマトリクス上にマップする。[後日、このマップの三次元化にも挑戦してみた。]

Chromatic

これで分ったことは、やはりこの楽器は#系の楽器であって、フラット系はどうも苦手らしい、ということ。O田さんはどんな調でも平気で吹いていたが、あそこまで行くには10年くらいかかるだろうなぁ。

フラット系のとっかかりであるFでさえ、もうナチュラルBを使わなくなるので、第4穴はもう使わなくなってしまう。いいのか? 他のほとんどの調で、吹くのと吸うのは大体均衡しているのに、Bbだけは吹き2、吸い5と不均衡である。ほんの少し生命の危険を感じてしまう。

とまぁここまで考えてみたところで、おなか一杯になってしまったので、実際に買うのか、買っても吹く(練習する)場所があるのか? などと先行きはわかりません。

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音楽」カテゴリの記事

コメント

通りがかりに読ませていただきました。
クロマチック15年吹いているものです。

実際にはクロマチック・ハーモニカは#系の曲よりも♭系の曲のほうが演奏が容易です。

図解は1オクターブしかされてませんが、上のオクターブにつながることを想定すると、Cの音を4番吸音で演奏できることが大きなメリットになります。

A・B♭・C・D・E♭というスケールのつながりをすべて吸音で演奏できるのです。逆にCに#がつくとC#のみ吹音になりますし、穴の選択肢もせばまります。吹き吸いの切り替えはレガートが難しいのです。

同様にFもレバーを押して2番吹音を使うことができることも♭系の曲が演奏しやすいということにつながります。

#が増えると・・・混乱をきたします。私は。

投稿: ますみ | 2008年10月16日 (木) 13時08分

どうも、コメント恐れ入ります。いろいろお尋ねしたいこともありますので、よろしくお願いいたします。

だいたい、こうやって「マップ」を考えたりするものなのだろうか?というあたりからまずお尋ねしたいのですが、例えばEbの音を演奏するとした場合に、それはD#と読み替えてレバーを押しながら第一穴を吸うのでしょうか? それとも例えばCmのスケールであることを意識して、その第三音であるというふうな認識の上で(例えば何らかのマップのような認識で)演奏するのでしょうか?

キーFのリコーダーでEbのスケールを吹くのに四苦八苦したことがあります。ギターですと、マップが見えるのですごく簡単なんですが、他の楽器、特に吹奏する楽器ではどういう認識なのかなぁ、と。


また、例えばBbのスケールで「F-G-A-Bb-C-D」という上行スケールを演奏する場合、FとCはそれぞれ吹くのでしょうか?吸うのでしょうか? それとも前後関係でその都度ちがうものですか?

ほんとに素人の癖に偉そうなことを書いておりますが、本当に何にも知りませんので、ご教示いただけましたら幸いです。

投稿: PICKS CLICKS | 2008年10月16日 (木) 18時57分

ども。反応していただいただけでも嬉しいです。

まず、私自身は現在クラシックを演奏しているのでジャズ系の奏者とは若干感覚が違う可能性もあることをご容赦ください。ただし、その昔はジャズ志していたこともあります。

マップに関して。
吹奏楽器ばかりを演奏していたのであまり楽器を習うにあたってマップ化したことがないのですが、E♭をD#に置き換えるか否かは人によります。ジャズを多少なりとも意識して、スケール的な発想を持っていればE♭の方が頻出しますのでそちらが優先される、くらいの感じでしょうか。ちなみに私もE♭として認識する方が早いです。

で、E♭と書かれていれば(1)←、(5)←、(9)←というのは体が覚えるというか、自然にというか・・・ちなみにD#でも同じです。これはトランペットあたりでも同じだと思うのですが・・・。どうせ基本的には一つの音しか出せないし。

スケールの第何音に位置するか?というのは完全に(?)
バークリーメソッド的なもので、クラシックでは意識しておりません。ここはジャズ奏者に確認の必要ありです。

スケールは説明が楽なので、そこで説明させていただきます。

基本的な確認事項として()に囲まれているのは吸音、←が付いているのはレバーを押す、としてください。

これは教える人にもよりますが、少なくともジャズを意識している場合、たとえばFのメジャースケールは
(2),3,(3),(3)←,(4)←,(5),6,(6)
(2)はフレーズによって2←に置き換わることもあります。

次いでB♭
(3)←,(4)←,(5),(5)←,(6),7,(7),(7)←
(6)は6←もありです。

ついでにE♭
(1)←,(2),3,3←,(3)←,(4)←,(5),(5)←
これまた(2)は置き換え可能。

ついでにA♭
3←,(3)←,(4)←,5←,(5)←,(6),7,(7)←

吹き吸いの切り替えをなるべく減らす方がフレージングが楽になるのです。当然のことながら吹き吸いを切り替えながらの速いフレーズは厳しいです。特にジャズにおけるフレージングでは。A♭の場合、レバー押しっぱなしが楽というのも多少入ってるかな?でもB♭からE♭までの吸音の連続は重要ですね。

フレーズ練習では上記のような穴使い(?)でやっております。これを2オクターブ分ですね。

ジャズの方々は基本的にCは吸音ばかり、Fは吹音と吸音両方という方が多いようです。ジャムセッションで#系はあまりないですしね。もちろん、その場に応じてどちらも使える、というのが大事です。

ってなことでご理解いただけたでしょうか?

・・・すいません。少々お酒が入っているので多少の間違いは大目に見てください。

投稿: ますみ | 2008年10月16日 (木) 21時59分

ご丁寧な説明、ありがとうございました。

>吹き吸いの切り替えをなるべく減らす方がフレージングが楽になるのです。

なるほど、そこのところを理解しておりませんでした。吹くのと吸うのを交互にやらないと息が切れるのではないかとおもったものですから。

Bbの場合は「(3)←,(4)←,(5),(5)←,(6),7,(7),(7)←
」ということで、ほとんど吸いっぱなしなんですね。

書いていただいたスケールの穴使いをマップのうえでゆっくり確認したいと思います。ありがとうございました。

ちなみにジャズではフラット系の曲が多いのですが、ボサノバだとギター主体となったりするので、シャープ系のほうが多かったりもします。


投稿: PICKS CLICKS | 2008年10月17日 (金) 00時19分

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