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2009年1月12日 (月)

1年ぶりの轟音セッションで悩む

2年ぐらい前から参加している某SNS(Gree)のフリーセッションに1年ぶりに参加。このセッション自体が主催者の都合で一年ぶりに開催されるもの。私が参加するのは3回目か4回目だったか。原則として「事前打ち合わせ無しのぶっつけセッション」ということなのでそれなりの楽しみ方になる。

Greesession0901121_2

参加したのはドラム2人、ベース3人、ギター4人、キーボード2人。あれ?一人足りなくなくない? そうか、見学だけっていうひとが一人いたんだった。「人数多すぎ」という声もあったけれども、10人なら問題ないはずだ。こんな面子でスタジオ3時間+飲み会3時間ご一緒するわけです。

事前の話では(あれ?)、フルスコア書いてくるという人がいたり(あれ?)、フルートのひとが参加するということだったので、私も8小節のコード進行をキーC用に用意したり(あれ?)、ハーモニカも持って行ったりしたのだが、フルートの人はどういう事情だか知らないが、ドタキャンとなったらしい。

このセッションは毎回轟音になってしまうので、フルートが入るとみんな多少は自重して耳に優しいセッションになると期待していたのだが、その期待むなしく今回もやはり轟音。念のためと思って持っていった耳栓がしっかり役に立つことになった。

初めてこのセッションに参加したとき、耳が本当にやられてしまって、2、3日はジンジンしていたので、その次からは耳栓を使ったのだ。耳栓をしていても会話はできるのでほんとに効果あるのかなぁ?と思ったりもしたのだが、今回、それでもやっぱり効果はあるのだということを実感した。耳栓が重低音と超高音をしっかりブロックしてくれているようだ。

Greesession0901122 何しろフリーなので、みんな自分の音を聴こうとしてどんどん音量が上がって轟音になってしまうのだ。今回も途中から参加したドラマーが「みんなうまいんだから音量バランス考えればもっとよくなるのに」という、お世辞8割苦情2割的なコメントを発していたが、何しろ音楽的完成度なんかは(多分誰も)目指していないので。

私も感覚的にはコルトレーンの伝説的セッション「Ascension」みたいな集団インプロバイズができればいいと思って参加しているので、ソロもオブリガートもリフも区別しないで渾然としてやっている。

そんな中で、ギター4本の混沌に嫌気がさしたのか、主催者が「同じ楽器がソロやってるときには他の(同じ楽器の)人は音を出さないことにしよう」とかおっしゃるのだが、フリーなのだからそんな提言は当然無視する。直後に彼(ギター)のソロにからんでみたら彼がソロをやめちゃったので、これは悪いことをしたかもしれない。軽く謝っておいたけど、実は全然悪いとは思ってないのだ。

偶然かはたまた必然なのか、私以外のギターは全てストラトだった。ストラトにひずみ系のエフェクトつけて弾くと同じような音になるんじゃないかと思うが、そのへんの運用はよくわからない。

Greesession0901123 私はセミホロウのエレガットをエフェクタ無しで使っていて、今回はこのエレガットがこういう環境でどれくらい使えるのかというテストもしてみたかったのだ。ひょっとしたらハウリングして使えないかも、とか。実際に使ってみると、これは案外使えます。サステインの効いた音にはならない代わりに、あの轟音の中でもガットっぽい音が妙な存在感を出している。こういうのは「音楽的完成度」を求めるのなら、ほんのたまに1小節ほどの短いフレーズを一服の清涼剤のようにポロリンと弾くといいのだろうが、なにしろその方向は求めていないので。

で、その録音の一部をここ(参加者のBLOG)で聞けます。

http://hasegawa3.seesaa.net/article/112484958.html

エレガットの音はよく聞こえているけれども、何をしたいんだかよくわからないデキ(performance)になっている。なんだかさぐり探りやっているからかな。

他の演奏もだいたいペンタトニック系の殴り合いになってしまうので、今回私はSeptemberのコードを持っていった。

| FM7 Em7 | Dm7 CM7 | FM7 Em7 | Dm7 CM7 |
| FM7 Em7 | Dm7 CM7 |    Am7  |   Am7   |

最後のAm7の2小節はみんな結局無視してたので、つまりは2小節の繰り返しになっていた。まぁそれでいいのだ。種明かしというか、これはCのスケールをぱらぱら弾いていれば何をやってもいいので、こういうのを持っていけばフルートの人も遊べるんじゃないかと思ってオリジナルのキー(A)からCに移調して持って行ったのだった。あわよくばハーモニカでも、と思ってテーマの練習だけはしていたのだが。

Greesession0901124 反省点をもしも挙げるとするならば、音楽的完成度はともかくとしてみんな「発散」することに重点を置いているのを、もうちょっと相互コミュニケーションに気を使ってもいいかな、というくらいだろうか。でもフリーなんだから反省なんてどうでもいいじゃん、ってのもアリってことで。

ついでなのでコルトレーンのAscensionの音源を。オリジナルは1曲で40分くらいの曲なので、LPではA面の最後でフェードアウトしてB面に続くという恐れ多い構成になっていた。CDになるんだったらつないでくれればいいのになぁ。

Youtubeでは10分までという制限があるので、どういうチョイスなのだか知らないが、この曲の中ではずいぶんと聞きやすいところを選んだものだと思う。

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コメント

今ちょっと個人的に反省会をやっていたら、Septemberのコードが間違っていたことを発見。別室のPCでうろ覚えタイプしたもんだから(?)間違えたみたい。

| FM7 Em7 | Dm7 CM7 | FM7 Em7 | Dm7 CM7 |
| FM7 Em7 | Dm7 CM7 | Am7 | Am7 |

のCM7が間違い。そこはEm7でした。つまり

| FM7 Em7 | Dm7 Em7 | FM7 Em7 | Dm7 CM7 |
| FM7 Em7 | Dm7 Em7 | Am7 | Am7 |

が正しい。どうりで現場でもなんだかCM7からAm7ってのはつながりが悪いなぁとは思っていたのだった。

投稿: PICKS CLICKS | 2009年1月12日 (月) 13時22分

長いのでまだ途中までしか聴いていないけれど、
神の園(アセンションの旧邦題)というよりは
Bitches Brewあたりの電化マイルス風ですね。
なかなかカッコいいと思います。

投稿: Atsushi | 2009年1月12日 (月) 21時34分

フリーセッションが「音楽的に完成」するとBitches Brewみたいになるだろうなぁ、と考えていたので、それは予想外なお言葉をいただきました。

アセンションは全員が対等でがんがんやっているのですが、Bitchesではミックスダウンの時点にもいろいろ手が入っているようで、本当に完成されたものになっていますね。

Bitches Brewは私のお葬式の音楽として指定予約しているくらいに好きなので、Bitches Brewみたいだと言っていただけるのは大変うれしいです。

投稿: PICKS CLICKS | 2009年1月13日 (火) 11時05分

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