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2009年1月の19件の投稿

2009年1月29日 (木)

弦を通販で買って悩む

La Bella 900Gを通販で4セット注文したのだが、届いたのは900Bだった。ラベラ900Bというのはブラックナイロン、ラベラ900Gはゴールデンで1,2,3弦が黄色い弦になるはずだった。

どうしてくれるか売り手と協議中。900Bは以前買ったときに3弦のチューニングがおかしかったので避けたいのだ。

Labella900bx4

2月3日追記:

注文した900Gは1月31日に到着。2月1日に全音のギターに装着した。

いろいろ工夫の結果、2月3日時点で弦の伸びはほぼ納まった感じ。

間違って送られてきた900Bは催促されるまでほうっておこうかとも思ったが、面倒なことになると困るので今日送り返した。

900gx4 900gonzg250_3   

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2009年1月26日 (月)

アコギスト新年会で悩む

mixiには横浜周辺のアコースティックギター(アコギ)愛好家のコミュがあって、その新年会が1月25日に行われるということで参加してきた。

アコギ全般なので、クラシックの人やフォークの人、ブルースの人といろんな人が集まるのだが、やはりフォークやブルーグラスの人が多いのは横浜という土地柄もあるらしい。横浜というのはブルーグラスが盛んなのだそうだ。

なので、私のような人間はジャンル的にちょっと違和感を持って迎えられるのだが、そんなことは気にしない。ジャンル的に、というだけでなく、今まではこの集まりにはずっとエレアコ持参だったのだ。純粋なアコギではないだけでなく、前回(夏だったか?)などはアコギではないエレガットという分類上参加資格にも疑惑のあるギターで参加していたのだった。

今回はどこからも文句のつけようのない(安い)ガットギターで参加だ。

Lastanza0901251s 新年会はセッションというよりも、それぞれの持ちネタを順番にやっていくという形式で、なぜか一人3曲というルールで進められていく。私の番になったので、例によってケータイに入れたオケを流しながらBrigusとEcaroh、Porgyをやったのだが、バックを使うことについて、「ずるい」、「かっこいい」、「やらしい」などの忌憚のないご意見をいただいた(野次を浴びた、ともいう)。

しかし、「バリバリのジャズをやってみろ」といわれて始めたEcarohでは皆さん真剣に凝視されていて、こちらから客席を見返そうと思っても怖くてできなかったのだった。

それでは、ということで二順目ではオケを使わずに(アドリブソロなしで)ボサノバ系の曲を何曲かやらせてもらった。散々すき放題やらせてもらったので、満足満足。

いろんな人がいろんなギターを持ってくるのだが、今回の注目は83年前に作られたという鈴木ヴァイオリン製のギターだ。銘には「SUZUKI Violin KOJO」「Masakichi Suzuki」とある。名古屋の鈴木ヴァイオリン製作所の前身なのだろうか。銘板にはNo.の記述があるが番号の印刷がが薄くてよく見えなかった。6???というふうに読めたのだが、鈴木の記録によるとNo.65というのが1927-1933、No.620というのが1924-1933に製造されたとある。当時の価格は前者が15円、後者が17円だ。

Suzuki83このギターは現在の所有者(写真)がいろいろ手を入れていて、例えばナットは備長炭で作成され、ダイヤモンド砥石で磨き上げてある。ブリッジ位置も8mmほどナット側にずらしてあり、さらにはフレットも「フレット音痴だったから」という理由で場所を変えて打ち直してある。

音は、まぁ普通というか、ボディが小さいだけにちょっと物足りないのだが、83年ものという歴史がそういうことを言わせない、っていう感じ。

私が持っていった鈴木の40年ものが全くかすんでしまう年輪だったのだが、2台を並べて写真を撮ればよかったということを、今頃気がつくのであった。

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体重減って悩む

秋ごろには73kgほどあった体重が、年末には70.5kg前後にまで落とすことができた。理想体重は単純計算して68kgということなのだが、まぁなんとか70kg前後をキープできればいいなと思っている。

正月でいろいろ食べたけれども、なんとか71kgを超えることはなかった。ジム通いと食を細くしているのが効いているのだと思う。

73kgと70kgの3kgの差は、例えばベルトが緩くなったとか、靴がちょっと緩くなったとか、腕時計が緩くなったとか、いろいろあるのだが、ひとつ不満なことがあってそれは快便でなくなったことだ。

思えば73kgのころは快便だった。本当に写真を撮ってblogに貼り付けたいくらいの硬すぎず、柔らかすぎないいい感じの便が毎朝出ていたのだが、70kgになると、便が妙に硬くてヤギの糞みたいになっている。便秘気味でもあるし。

これはつまりたぶん身体が便からできる限りの養分を吸収しようとしているからではあるまいか? 

結局、体重を減らすには運動よりも養分の摂取を減らすことが効果的なんだろうか?

「空腹に耐えた分だけ体重を減らせる」と信じているところがあって、いつからだったか「1)お昼に空腹になるように朝食を食べる」、「2)夕方に空腹になるように昼食を食べる」、「3)寝る前に空腹になるように夕食を食べる」ということを守れていたころには70kgを聞いていたように思うのだが、3)が特に難しくて、ついつい余計に食べてしまって73kg級になってしまっているわけだ。

だから(だから?)、空腹に耐えたからといって、その分を取り返そうとして食べるのは間違っていて、ものを食べるのは過去の空腹を満たすためではなくて、未来の空腹を見越したものでないといけないと思うわけだ。これは言ってみれば「Pay Forward」じゃなくて「Eat Forword」ってことかな?

でも、体重が70kgになるような栄養摂取だと便が硬くなってしまうということは、実は73kgが私の適正体重なのではないだろうか? それが理想(長生きのための?)体重ではないかもしれないけれども、あの快便が忘れられないのだなぁ。

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MAXの復活に悩む

女性ダンス・コーラス・グループというのだろうか? MAXはもともと安室奈美恵と「スーパーモンキーズ」という形で5人のグループとしてデビューしたが、レコード会社の戦略からか安室がソロデビューし、あとの4人が「MAX」としてユーロビート系のダンス・コーラスユニットとして再出発した。

当時はなんともえげつないことをするなぁと思ったが、たしかに二つのユニットにすることによって総合的な売り上げは上がるわけだから、合理的な判断だったのだろう。

というわけだったので、このMAXというグループにはなんとなく同情以上の感情があって、ファンというほどでもないのだが陰ながらに応援していたわけだ。CDもDVDも買ったことがないから、ほんとうに陰ながらなんだけど。

ところが2年前だったか、メンバーの中でも一番歌のうまかったミーナこと天久(あめく)美奈子が突然の妊娠でグループを離れてしまった。グループは急遽代役を立てて活動を続けたが、なんだか隠れファンとしてはメンバー変更についていけず、なんとなく気持ちも離れていったのだった。

ところが昨日TVにMAXが出ていて、ああそういえば天久の代わりの子はどんなだったかなぁ、とメンバーを見ていくと、なんと天久が復活しているではないか。

WEBで調べてみると、昨年末(12月23日?)に天久が復活したらしい。ほー。だからといって、復活記念DVDを買うほどのファンじゃないんだけど、これはなんとなくうれしい。TVでの活躍を望むばかりである。メンバー全員が30歳くらいになっているはずだが、それでもまだまだいけるそ!、と思う。

Welcomebackmax

左から、リーダーのナナ、ミーナこと天久、レナ、右端はリナっていったんだっけかな?松田律子といったはずだがよく覚えていないな。

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2009年1月25日 (日)

老舗セッションで悩む

楽さんから茅ヶ崎マリーでのジャズセッションへのお誘いを受けたが、楽さんは都合が悪くなって行けなくなったとのこと。なのでエレガットを持って一人で乗り込む。

セッションは夜8時からだが、道に迷うこともなく10分くらい前に到着。すでに数人のおじさんたちが集合して歓談中。前回忘れたピックを回収していると店主のマリーさんから「それいくらくらいするの?」と聞かれる。わざわざとっておいて貰うために電話するほどのものなのか?ということなのだろうか。「1500円です。べっ甲ですからね」というと納得していたようだった。

Marry090124 8時にセッションが始まると、ピアノトリオにテナーとギターが入ってSunnyとイパネマ。ギターのH本さんはブルース系WES派と見た。イパネマで乱入したかったが、ここのルールとか分からないので自重。アンプは何台かあったのだが、電源の入るのが一台しかなくて、こういうことは最初にちゃんと確認しておかないといけないな。無駄なおしゃべりなんかしている場合ではなかったのだ。

2曲で私とフルートのひとがギター+テナーと交代して私の持参したEcarohの譜面ですいすいとやる。ソロ回しの後、ドラムと4バースしてエンディングまでつつがなく進む。やはり「目で合図」が効くなぁ、と昔から知っていたのにあんまり実践していてなかったことを再確認。

もう一曲「How my heart sings」をやろうとしたが、メンバーに嫌われて「Stars Fell in Alabama」に変更。どうやって入ろうかと思っていたらピアノがイントロ的循環をやりだしてそれに乗っかってメロを弾こうとしたが、ドラムが倍テンポになっている。この曲知らないのかな? そのまま倍テンポですすんでエンディングテーマも倍テンポのままでやってしまう。ちょっと変だかまあいいか。

途中でドラムとベース、アルト、ペットの方が見えて総勢ええとピアノは一人だったのかな? だから12名? 全員そうそうたるオッサンぞろいである。

休憩を挟んで、ペットの方がdear old stockholmをやったんだと思う。この方はもう一曲やったんだけど私の知らない曲だった。休息中に店主マリーさんが私のところへ来て「撮った写真をホームページに載せていいか?」と確認に。こういうところもしっかりしているのだなぁ。

で再度H本さんのギターが入ってFour on Sixとimpressions、これも乱入を誘われているような曲だが、アンプが一台しか使えず、2-inputなんだけれども私のを突っ込んでH本さんのギターがどうなるか分からないのでまたまた自重。

もう一度私の番が回ってきて、「Once I Loved」を持っていく。Cの譜面しかもっていっていないのだが、テナーの方もアルトの方も難なくアドリブしている。テーマは一応私が取った。

もう一度H本さんギターのセッションがひとつあって(これがImpressioinsだったか?)そのあとFのブルースで締めようということになる。テーマをH本さんがやってギタソロが終わったところでH本さんがアンプを開けてくれたので私がしゃしゃり出て4コーラスほどやる。ペンタ系で始めて途中はDbのスケール(ていうか、多分Fフリジアン)で暴れてみる。あとはWES風のリフでなんとなく盛り上げてみたりして。

とまぁ、手馴れた運営と馴染んだ常連で新参者も交えて和気藹々とやるというさすが老舗のセッションでした。

しかし考えてみると、こうやって持参した楽譜でテーマを自分でとってアドリブソロやって、(バッキングはあんまりやらずに)エンディングテーマも自分でやるということだと、自宅でオケ相手に遊んでいるのとそう変わらないな。やはりここは「目で合図」の醍醐味を存分に味わうところなんだろうなぁ。

Omoto ところで、このときご一緒したフルート奏者だが、あとで気がついたのだけれども実はちょっと知っている人だった。というのは、私はMySpaceにもささやかながらアカウントを持っているのだが、そこで参加しているコミュニティにJapan-Jazzというのがあって、そこに参加した当時メンバーが非常に少なくて、私とこの人だけだったのだった。

写真から勝手に女性なんだろうと決め付けていて、特にメッセージを送るわけでもなくすごしてきたのだが、この「大本薫」さんがあの背の高いフルート奏者だったとは。

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2009年1月21日 (水)

教授刺殺で悩む

中央大学工学部の教授刺殺だが、例によってさして根拠のない大胆な予測をすると、これはネットがらみのトラブルではないだろうか?

工学部情報系の教授ということだから、ネットで遊ぶということも全く考えられないことではないだろう。そこでのトラブルから誰かの恨みを買って、ということも考えられるのではないか?

高窪という比較的珍しい苗字をネットでそのままuser-IDとして使うということは考えにくい。mixiにもgreeにもその名前での登録はないようだ。が、ひとつだけ、あるネットワークでそれらしきIDを見つけた。そのネットワークには昨年12月27日に加入していて、年末のおそらく12月29日にloginしたあとloginしていない(今日現在で23日前にLast Loginと表示される)。

23日間アクセスしないということもそれほど珍しいことではないけれども、これが50日、100日となったら、これが被害者のIDだったという可能性も出てくる。

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2009年1月20日 (火)

ハーモニカを洗って悩む

ハーモニカを洗ってみようと思ったのは、なんだか音の出にくい吹き穴があるのと、「洗ったあと、強く吹いて水を吹き飛ばしておくとよいです。」というふうな解説をWEBで見たからだ。

木製の部品を持っているハーモニカを洗うのはまずいだろうが、私のクロメッタは金属とプラスティックだけでできているはずだ。洗っても問題ないだろう。

で、洗ってみた。吹き穴の反対側、音の出るほうから水をジャブジャブかけながらレバーをかしゃかしゃ動かして満遍なく水が通るようにする。洗ったあとは吹き口から水を出すように振って水を切る。さらに強く吹いたり吸ったりして水を切り、あとは陰干しだ。

しかし何時間か後、もう乾いているはずなのに音が出ない部分がある。音が出るところでも素直にでなくて、何かリードがくっついているような感じで、あえて強く吹かないとならなかったりするところもある。強く吹いても鳴らないところもある。これはまずい。

(音を録ろうとしたが、マイク不調でだめ。)

変だなぁと思って、メーカー(Hohner)のサイトを見てみると、「洗っちゃだめだよ」というふうなことが書かれている。「よく本に書かれていたりするが、ハーモニカを水につけたり、ゆすいだり、煮たりしてはいけない。リードや息調整バルブに修理不能なダメージを受ける。」と。

http://www.hohnerusa.com/index.php?1617

え~!、そんなの聞いてませんけど。そんな大事なことなんでマニュアルに書いておいてくれないかな? だいたいマニュアルらしいマニュアル付いてなかったし。メーカーWEBのこんなに深いところに書いておくなんてなぁ。

考えてみれば、ハーモニカにはリードだけでなくて、吹く・吸う息をガイドする弁があってしかるべきだ。そういえばなんだか吹いたり吸ったりするときにパタパタを音がしていたことがあったが、洗った後はその音が大きくなったり、あるいはその音がしなくて弁が張り付いたままになっているようなところがある。張り付いちゃったのかなぁ?

1月21日追記:

何とか乾ききったのか、音は出るようになったが、息が漏れている感じだ。いや、感じじゃなくて実際に漏れている。リードが振動する前にシューと息が漏れている音がする。

やはりバルブ(弁)が変形してしまったのだろうか?

1月23日追記:

クロマチックハーモニカを作っている鈴木楽器製作所にメールで問い合わせたところ、やはり「バルブがあるので洗わないでくれ」という返事。これはどうやらハーモニカの常識らしい。

洗ったおかげで、個々の音の出具合がばらばらになってしまった。まぁ音が出るからまだいいか。

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党利党略な政府に悩む

渡辺喜美元行政改革担当相が自民党を離党した。自民党に残っている人たちは「やはり自民党にいないと何もできない」とかいう人が多いようだ。はぁそうですか。やはり「寄らば大樹の陰」ですか。一人では何にもできないんですね? 選挙のときの公認が必要なのか、はたまた刺客が怖いのか。

刺客というのは「寄らば大樹」から抜け駆けしようとする人を貶めようとする自己防衛機能なのだろう。自民党は集団でないと何もできない人の集団だ。

民主党もその素性として自民党と大して変わらない。昨年12月18日の民主党による強行採決を見て本当にがっかりした。自民党も民主党も元々はお友達同士だから同じ穴のムジナだ。

刺客というメカニズムを得たおかげで政党政治が変質したんじゃないのか? もう政党政治は終わったほうがいいんじゃないか? 資本主義がなんだか漠然と曲がり角に来ているような気がするのだが、同じように政党政治も変わらないとだめなんじゃないの?

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2009年1月18日 (日)

Breathingで悩む

ハーモニカを吹いていて(いや、実は吸ったりもするわけだが)、息が苦しくなるというのは、つまりちゃんとブレスしていないということだ。

今まで本格的に吹奏楽器をやったことがないので、演奏中にブレスすることに配慮することがなかった。曲を作ったりしたときも、サックス奏者に「これ、どこでブレスするの?」と聞かれたりした。

リコーダーを吹いたりしているときには、ブレスは単純に休符などの合間を見つけて息を吸えばそれでいい。しかし、ハーモニカだと吹いたり吸ったりしているわけなので、その収支決算がどうなっているのか、つまりブレスの瞬間に息を吸えばいいのか吐かなければいけないのか、それがよくわからない。

だいたい、演奏中にも、ある瞬間に自分が吹いているんだか吸っているのだかよくわからなかったりするので、このあたりはやはり練習あるのみなのだろうか。

シールマンスの演奏なんかを見ていても、明示的に息継ぎってしているようには見えないのがなんとも不思議。演奏のための吹く/吸うで呼吸ができているのだろうか?

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Virtical Slotで悩む

ハーモニカの教則本を見てみると、何よりもまず最初に習得すべきはSingle Noteであると書かれている。息継ぎもベンディングもあとだ、と。まず最初の数週間はSingle Note、つまりにごりなくひとつの音を確実に出せるように練習しろ、と。隣の音を一緒に吹いてしまうと音がにごってしまう。ピアノで隣のキーを押すことなく一つのキーをおさえるのが基本であることと同じだ。

Single Noteのための方法は二つあるとされていて、ひとつは口をすぼめる方法、もうひとつはタングブロックという方法で、舌と唇の隙間から息を出し入れする。

Liptongue_2 

Ublocking 私はこのどちらもうまくできなかったので(口と穴の位置を合わせることができない)、舌をUの字型にして、吹き穴を探りながら吹き/吸いしている。この方法を紹介しているドキュメントもあって、そこではU-Blockingと紹介されていた。

さらに別のドキュメントでは、Virtical Slotという方法が推薦されている。これはあごを開いて口を縦長にするというもので、でもそんなことできるのか? 私はがんばっても口の横幅を25mm以下にはできない。ハーモニカの吹き穴の幅は10mmなので、これはちょっと無理がある。

ほんとにこんなことできるのかなぁ? できたとして、ポジションの確認はできるのだろうか?

Virticalslot

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秋葉原のレンタサイクルで悩む

Rentalcycle 秋葉原に行ってみた。秋葉原へ行くのに、普通の人はJRで秋葉原駅まで行くのだろうが、私は地下鉄で末広町駅まで行って、deep秋葉原あたりをうろつくのだ。

この日はレンタサイクルというものを初めて見た。安いものなら借りてみようとも思ったが、値段が書いてないし、そのあたりに立っていたお姉さんが怖そうだったので借りることはしなかった。

っていうか、これは浅草橋のレンタサイクルで秋葉原まで来た人がいるってことなのか?

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冬空に悩む

「冬空」という言葉にはそぐわない、きれいな空でした。

Wintersky

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2009年1月12日 (月)

マイク不調で悩む

Electletmic 長年使ってきたマイクが調子悪い。なんだかガサゴソとノイズが入る。今までこんなことなかったのになんでだろう?

同じようなマイクがもう一本あるのだが、こちらも同じようにノイズが入る。なんだ? シンクロニシティ? 地球温暖化の影響なのか?それともCO2が増えてるからなのか? 私が温暖化に疑問をもっているからか?

「mic-noise.mp3」をダウンロード

こんな雑音なんて聞きたくもないだろうけど、一応記録として残しとこうと思って。これで不思議なのはマイクのスイッチを切ってもノイズがのこっていること。この録音でも指を鳴らしたあとでスイッチを切っている(スイッチを切るノイズが入る)のだが、それでもノイズが続くのだ。なにこれ? ケーブルが静電気を帯電している? それだとしてもこんなには続かないだろうし。

3pplug 実はこのマイク、昔から不思議だったのだ。それはプラグが3極になっていることで、なんだこれは?ステレオじゃないはずだし。でも昔から複数のPCで何にも考えずにつかってたものなぁ。ほんとに何にも考えてなかった。インピーダンスも補助電源ということも全く考えてない。

ひょっとしたらステレオじゃなくてバランスタイプで出てきているんだろうか? とも思ったが、それだと今までPCで使えていたのが不思議。

で、もっと早くにやってみればよかったのだが、3極のそれぞれの間の抵抗値を測ってみる。先端からA,B,Gとすると、

A-G 1469Ω(Aに+、Gに-) 1190Ω(Aに-、Gに+)
B-G 1469Ω(Aに+、Gに-) 1188Ω(Aに-、Gに+)
A-B   1Ω(Aに+、Gに-)    1Ω(Aに-、Gに+)

うーん、なんだこれ?極性持ってるなぁ。ステレオなのかなぁ?

というわけで解決できてません。

同日追記:

なるほど、つまりこれはえれくとれっと・コンデンサマイクで信号を出すためには電源が必要だ、と。だからPC側から電源供給するために3極になっているらしい。

しかしそれだと、エレガットとかエレキギターをマイク入力に直結しているときにはどうなってるんだろう?何か保護回路が働くんだろうか?

ともあれ、このマイク壊れちゃったってことかな? う~ん、ギターの音を拾うには都合よかったのになぁ。

あ、このあいだ歌ったのが(ハミングだけど)よくなかったのかな?

それともPC側の電源供給がヤバくなってる? それはまずい、まずいぞ。

さらに同日追記:

問題のマイクを他のPCにつないで見ると、問題なく雑音もなく動作する。PCが問題なのだ。まずい。これはまずいなぁ。

1月13日追記:

PCのマイク入力部の構成図を発見。

Creativespec なるほど、Creativeの仕様だったのか。なるほどなぁ。

Creativefigure

そういえば、このあたりの周辺回路を作ったりしたこともあったんだった。すっかり忘れていたよ。学生時代にコンサートの隠し録り用のマイクをエレクトレット・コンデンサー・マイクで作ったのだった。だからバイアスかけるのなんて考えてみれば当たり前なんだが、それならプラグは2極でいいので、なんで3極なんだろうか?と。

で、これらの事実を踏まえて問題のPC(IBM ThinkPad)のマイク入力部の電圧を測ってみた。すると[1]には0V、[2]の部分に2.60Vが印加されていた。うむぅ、5Vないといけないんじゃないのか? でも別の資料では2~5Vということになっているのになぁ。

じゃぁ、マイクが動作するほうの(NEC Lavie)電圧はどうかというと、逆に[1]に2.44V、[2]に0Vだ。2KΩの抵抗とコンデンサのところがつながっているんだろうな。Creativeの仕様と違うやん。違うほうが動作して、Creativeぴったしのほうが動作しないわけだ。なんだこれ?

回路の理屈としてはNECのでもIBMのでも全然問題ないはずなんだけど、うーむ。

1月18日追記:

同じマイクを同じPCにつないでいても、雑音が出るときと出ないときとがある。これに気がついたのは、録音用ソフトAudacityを停止させたときだ。停止させたとたんに雑音がぴたりと止まった。モニタが切れたのかと思ったのだが、マイクは依然として音を拾っている。ノイズだけが消えたのだ。

ノイズについては依然として未解決だが、ジャンク箱の奥からマイクをひとつ見つけてきた。昔ビデオカメラに外付けして使っていたステレオマイクだ。これもコンデンサマイクだが、電池を内蔵しているのが強みだ。

Pioneercms50 パイオニア製のCM-S50という製品で、WEBで調べると今でも販売されている(定価6300円、売価4700円!!)ことになっているが、パイオニアのWEBではもう全く掲載がない。だから詳細な性能がわからないのだが、私が使おうとする目的にはちょっと感度が低い。電池を換えてみたが感度は変わらない。

クリップ式で留めるようになっているのでカメラ用の三脚に食いつかせてみた。とりあえず見栄えはよいが、PCにつなぐには感度が悪いのであまり使えない、ハーモニカと一緒に持って吹いてみると、感度的にはちょうどよいくらいだが、マイクを押さえる左手の指がつりそうになる。それにハーモニカにマイクを近づけて演奏すると、レバーを押す音が入ってしまうのだなぁ。

「MNRV.mp3」をダウンロード

2月28日追記:

どうも上の回路図でいうと、Rbに電流が流れるとノイズが出でているようだ。チップ抵抗を交換したりするのはちょっと無理だ。だから、PC側人電源を頼らずに別電源を用意すればよいことになる。

で、こういうものを作ってみた。マイクとPCとの間に入れて、マイクに電源を供給し、PCには信号だけを渡す。

Mic_buffer その写真がこちら。プラグの中に入れたかったのだが、まだちゃんと入っていなくてバラック状態だが、ちゃんと動作する。

本当は信号線をシールドしたほうがいいのだが、インピーダンスが低いのでまぁいいだろうといういい加減な電子工作だ。

Micbuf 電池の両端にバイパスコンデンサを入れたいところだが、まぁ当面はいいかな。

さらに、電池を省略してPC側から供給されるノイズ入りの電源をコンデンサでノイズを除去して使うことを考える。回路自体はたいしたことないのだが、宙ぶらりん配線になってしまうので、それを何とか考えないといけない。

あるいは電池を使い続けつつ、簡単なミキサアンプをくっつけるという案もある、あるんだけどそこまでやるかどうかはわからない。でも、もうなんかケースなんか買ってしまったなぁ。

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1年ぶりの轟音セッションで悩む

2年ぐらい前から参加している某SNS(Gree)のフリーセッションに1年ぶりに参加。このセッション自体が主催者の都合で一年ぶりに開催されるもの。私が参加するのは3回目か4回目だったか。原則として「事前打ち合わせ無しのぶっつけセッション」ということなのでそれなりの楽しみ方になる。

Greesession0901121_2

参加したのはドラム2人、ベース3人、ギター4人、キーボード2人。あれ?一人足りなくなくない? そうか、見学だけっていうひとが一人いたんだった。「人数多すぎ」という声もあったけれども、10人なら問題ないはずだ。こんな面子でスタジオ3時間+飲み会3時間ご一緒するわけです。

事前の話では(あれ?)、フルスコア書いてくるという人がいたり(あれ?)、フルートのひとが参加するということだったので、私も8小節のコード進行をキーC用に用意したり(あれ?)、ハーモニカも持って行ったりしたのだが、フルートの人はどういう事情だか知らないが、ドタキャンとなったらしい。

このセッションは毎回轟音になってしまうので、フルートが入るとみんな多少は自重して耳に優しいセッションになると期待していたのだが、その期待むなしく今回もやはり轟音。念のためと思って持っていった耳栓がしっかり役に立つことになった。

初めてこのセッションに参加したとき、耳が本当にやられてしまって、2、3日はジンジンしていたので、その次からは耳栓を使ったのだ。耳栓をしていても会話はできるのでほんとに効果あるのかなぁ?と思ったりもしたのだが、今回、それでもやっぱり効果はあるのだということを実感した。耳栓が重低音と超高音をしっかりブロックしてくれているようだ。

Greesession0901122 何しろフリーなので、みんな自分の音を聴こうとしてどんどん音量が上がって轟音になってしまうのだ。今回も途中から参加したドラマーが「みんなうまいんだから音量バランス考えればもっとよくなるのに」という、お世辞8割苦情2割的なコメントを発していたが、何しろ音楽的完成度なんかは(多分誰も)目指していないので。

私も感覚的にはコルトレーンの伝説的セッション「Ascension」みたいな集団インプロバイズができればいいと思って参加しているので、ソロもオブリガートもリフも区別しないで渾然としてやっている。

そんな中で、ギター4本の混沌に嫌気がさしたのか、主催者が「同じ楽器がソロやってるときには他の(同じ楽器の)人は音を出さないことにしよう」とかおっしゃるのだが、フリーなのだからそんな提言は当然無視する。直後に彼(ギター)のソロにからんでみたら彼がソロをやめちゃったので、これは悪いことをしたかもしれない。軽く謝っておいたけど、実は全然悪いとは思ってないのだ。

偶然かはたまた必然なのか、私以外のギターは全てストラトだった。ストラトにひずみ系のエフェクトつけて弾くと同じような音になるんじゃないかと思うが、そのへんの運用はよくわからない。

Greesession0901123 私はセミホロウのエレガットをエフェクタ無しで使っていて、今回はこのエレガットがこういう環境でどれくらい使えるのかというテストもしてみたかったのだ。ひょっとしたらハウリングして使えないかも、とか。実際に使ってみると、これは案外使えます。サステインの効いた音にはならない代わりに、あの轟音の中でもガットっぽい音が妙な存在感を出している。こういうのは「音楽的完成度」を求めるのなら、ほんのたまに1小節ほどの短いフレーズを一服の清涼剤のようにポロリンと弾くといいのだろうが、なにしろその方向は求めていないので。

で、その録音の一部をここ(参加者のBLOG)で聞けます。

http://hasegawa3.seesaa.net/article/112484958.html

エレガットの音はよく聞こえているけれども、何をしたいんだかよくわからないデキ(performance)になっている。なんだかさぐり探りやっているからかな。

他の演奏もだいたいペンタトニック系の殴り合いになってしまうので、今回私はSeptemberのコードを持っていった。

| FM7 Em7 | Dm7 CM7 | FM7 Em7 | Dm7 CM7 |
| FM7 Em7 | Dm7 CM7 |    Am7  |   Am7   |

最後のAm7の2小節はみんな結局無視してたので、つまりは2小節の繰り返しになっていた。まぁそれでいいのだ。種明かしというか、これはCのスケールをぱらぱら弾いていれば何をやってもいいので、こういうのを持っていけばフルートの人も遊べるんじゃないかと思ってオリジナルのキー(A)からCに移調して持って行ったのだった。あわよくばハーモニカでも、と思ってテーマの練習だけはしていたのだが。

Greesession0901124 反省点をもしも挙げるとするならば、音楽的完成度はともかくとしてみんな「発散」することに重点を置いているのを、もうちょっと相互コミュニケーションに気を使ってもいいかな、というくらいだろうか。でもフリーなんだから反省なんてどうでもいいじゃん、ってのもアリってことで。

ついでなのでコルトレーンのAscensionの音源を。オリジナルは1曲で40分くらいの曲なので、LPではA面の最後でフェードアウトしてB面に続くという恐れ多い構成になっていた。CDになるんだったらつないでくれればいいのになぁ。

Youtubeでは10分までという制限があるので、どういうチョイスなのだか知らないが、この曲の中ではずいぶんと聞きやすいところを選んだものだと思う。

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安いギターでまた悩む

1050円で買った中古ギター(鈴木33R)をボサノバパーティに持っていったところ、意外に好評だった。ひとつにはペグ(糸巻き)を交換したこともあるのだろうが、古い枯れたギターのいい面が出ているようにも思う。なにしろ1971年に製造終了しているモデルだからアラフォー・ギターなのだ。

評判がいいのはうれしいのだが、これを都内某所の置きギターにすればいいという話があって、それはいいけれどもじゃぁ私の家ギターはどうなるの? 他にもギターはあるけれど、ちゃんとしたクラシックギターはこれしかないのだ。

とか思いつつまたHardOffを見ていると、(見に行ったのかよ!?)また安いクラシックギターが出ている。前にも信濃ギターが2100円で出ていたのだが、これは見送った。今回は全音のZG250というギターでこれも2100円だ。調べてみるとこれはまだ現役で販売されているものらしい。

現物は弦が張られていないので弦高がよくわからないのだが、ボディに変形(ドーミング)がなく、ネックもブリッジからナットまで透かして見たところまっすぐなのでよしとして(したのかよ)買ってしまった(買ったのかよ!?)。買う寸前にサドルがないのに気がついたが、まぁそれは買ってくれば何とかなるだろう、と。

サドルは牛骨のもの(「加工が難しい」とのメモあり)が420円、プラスティックの(「音が硬くなります」とのメモあり)が105円だった。迷わずプラスティックにする。

サドルをブリッジに嵌めて、弦を仮に張ってみるとやや高い感じがする。なので、サドルを1.5mmほど削ってみる。削るには最初木工用の小さなカンナを使ったが、うまくいかなかったのでハサミの刃の部分を立てて削ってみた、これは使いやすい。

まぁ大体こんなもんだろう、といういい加減な加工のサドルをはめ込んで弦を張る。弦は1050円のギターに一度張った後、糸巻き交換のために外した弦だ。なんとなくもったいなくて捨てられなかったのだ。この弦セットは巻き上げた後、余った部分を切り落としてあるので、長さが足りるかどうか心配だったが、弦が伸びきっているために心配したようなこともなく張ることができた。弦高は12フレットで5mm、やや高いが私には問題ない。

ただちょっと糸巻きがやはり渋いので、これも交換したほうがいいかもしれない。

写真は左が1050円の鈴木33R(背面の模様がグダグダ)、右が全音ZG250(背面すっきり)。

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2009年1月10日 (土)

セッションで指導されて悩む

「楽さん」のお招きで茅ヶ崎のJazzBar、Marryで昼間っからBossaNovaセッション。先日Botchyでご一緒したフルートの藤沢薫さんのグループのライブの後、セッションとなる。

Marry090114s 譜面持参ということだったので、Tristeza Em Mim、Once I Loved、Brigas、LamentoとJazz方面から最近お気に入りのEcaroh、How My Heart Singsをもっていく。結局これらの中では最初の2曲しかやらなかったんだけど、バルブ・トロンボーンの人と一緒にFlamingoとLook to The Sky、それから最後にみんなでWaveを演奏。

Look to The SkyをThe Dreamer(Vivo Sonando)と勘違いしていて、コードシートを見てDM7-Dm7となっているのを見てM7をm9で言い換えているのかと思ったが、どうもおかしいな、と思っているうちにテーマが始まって、ああ別の曲だったと気がついた次第。同じ時期に覚えた曲だったので混同したらしい。

Marrychigasaki

主に手元を見ながらの演奏で、それぞれまぁまぁそれなりの演奏ではあったのだが最後のWaveでは成り行きでEndingテーマを弾くことになった。それはいいのだが、最後の最後のエンディングでDm7-G7の繰り返しからさてどうやって終わろうかと考えつつ、だんだん速度を落としていって、なんとなくDM7で終わろうとしたが皆さんがついて来てくれなくて、ややグダグダ気味に終わる。

終わった後で、MCの藤沢さんからご指導が入り、「エンディングは目で合図してくれたらよかったのに」と。ごもっとも!!!。なんとなく「目ではエンディングの方向付けを伝えられないだろう」と思って手元ばっかり見ていたことを反省した次第。

で、大事なべっ甲ピックを忘れてきちゃったよ。また取りに行かないと。

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2009年1月 5日 (月)

家電芸人が悩む

最近ではお笑い芸人さんにも高学歴な人が増えてきた。これはひとつには産業界が魅力的な職場を用意できないという事情があるようにも思う。構造的な不況の芽はこういうところにも芽吹いていたのではないか。

その話はまぁ置いといて、高学歴芸人たちが「家電芸人」などと名づけられてTV番組に登場している。一般の人が知らないような家電製品や新しい機能などを紹介しているのだが、そんな年末の番組でちょっと面白いことがあった。

100人ほどの一般人が収録に参加していたのだが、その一般人に家電芸人が簡単なアンケートをしたのだ。

まず、「ブルーレイ持ってる人は?」はい、誰も持っていませんでした。これが家電芸人たちにはショックだったようで、「これが現実なんやなぁ(徳井)」とか言っていた。実際私もブルーレイ機器を欲しいとは思わないものなぁ。容量が5倍になったからといって、それほど便利になるものでもないだろう。

「地デジ対応している人は?」これは数値をちゃんと覚えていないのだが、2割~3割くらいじゃなかったかと思う。

「今でもVHS使っている人は?」これが半分くらいいた。裏返せばハードディスクレコーダの普及率は50%ということで、これはやはりハードディスクレコーダの利便性が認識されているということなのだろう。

「では、テレビデオ(TVとビデオが一体になっている機器)を使っている人は?」という質問には1割~2割くらいの人が手を上げた。

おそらくは平日の昼間に行われた収録に参加できる人たちということで、純粋に平均的な値ではない可能性はあるが、家電製品の普及のひとつの側面であるとは言えるのではないだろうか?

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リスナーと目を合わせて悩む

カラオケで歌うのがうまい人は沢山いるが、プロの歌手にはやはり一歩及ばない。どこが違うかというと、自己満足でとどまっているか、他人を満足させることができるか、という点だ。

「歌う」というのは自動詞だ。対象がなくて歌う歌は自己満足の歌で自動詞的だ。誰も聞いていなくても完結してしまう。プロの歌う歌は聞き手を意識しているので他動詞的な歌だ。プロが歌う歌は「歌いかける」のだ。そういう歌こそが聞き手に「あ、俺に歌ってるんだ!?」と思わせるのだ。

ある女性がライブで歌うのを聴いていて、確かにうまいし誰かの歌まねをしているわけでもない、でもこっちを見てくれないんだな。これでこっちを見て歌ってくれたらコロっとまいってしまうのに、と思ったものだった。

で、自分を省みてみると、人前で演奏するときでも目はずっとギターの指板を見ている。目だけではなく顔も指板を、つまり左の手元を見ているわけだ。これはいいのか?

ということがあったので、客前でギターを弾くときにも、できるだけお客さんの顔を見るようにしている。そのための練習もしたので、いくつかのレパートリーでは(最初にポジションを決めておけば)全く手元を見ずに演奏することもできる。

しかし、実際演奏中にお客さんと目を合わせるとちょっと困ったことになって、お客さんと目を合わせてそれからなにをすればいいのかということだ。つまりそれは伝えるべきメッセージがないということか?

Kyakuseki 私の気持ち的には「オレは一人で完結しているわけではないぞ、オレの音を聞いてくれてる?」というくらいのことで始めたのだが、実際にお客さんを顔を見てみると「このコード進行でこのスケールはちょっと無理があるでしょうか?」「ココントコでこういう無茶は許してもらえるでしょうか?」「長いアドリブソロで退屈してませんか?」ということを読み取りたいのだが、なかなかそこまでは読み取れない。

理想的には、お客さんから何かフィードバックをもらって演奏に反映させることによって客席と一体になったライブを行うということだと思うのだが、そのためにはまずお客さんとの人間関係から作っていかないといけないかもしれないね。

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ハーモニカ吹けなくて悩む

1月3日は第一土曜日で大塚Espeto Brasilでボサノバ・パーティだったのだが、今回はあまり気乗りがしなかった。というのは用意した曲がJobimのLamentoという曲だったのだが、この曲はロングトーンが多くてギターで弾くと「ぺんぺん」と情けない音になってしまう。ガットギターではなくて鉄弦のエレキギターを担いで行ってもよかったのだが、ここは一発ハーモニカでやってみようか、と考えたのだ。

ところが、比較的簡単なこの曲がなかなか吹けなくて、というのは音のジャンプが多くて離れた吹き穴まで正確に口を運ぶことができないからなのだが、要するに練習不足ってことなんだけど、どうもこれは人前で披露するのは無理だなぁ、という結論に。

なので、もう二曲ほどジャズの曲をボサノバアレンジしたものを持って行ってはいたものの、今ひとつ乗り気ではなくて、むしろ初めててに入れた純正生ガットギターのお披露目みたいな気持ちで行ったのだった。

というわけだったので、今回は自分の演奏というのではなくて他の人が歌うのをサポートしただけだった。その演奏を見ていた人にサポートを頼まれたりもしたのだが、これは時間切れでお付き合いできなかった。残念。

で、ハーモニカのほうだが吹いているときにどこを吹いているのかというポジションが分からないという問題をなんとかしたい。これはギターのようにポジションマークを付ければいいのではないか。

とは言っても目で見えるわけではないので、唇で感じられるポジションマークでなければならない。ということでこんな細工をしてみた。

最初は丸いシールを貼ってみたのだが、これでは唇で感じられないし、唾でシールがはがれてしまう。なのでカバーを外して内側からポンチを打って表面に突起をつけたのだ。

Positionmark
で、これの効果というのがまだ出ていないのだけれども、ポジションを感じるのにもやはり練習が必要ということかもしれない。

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