TV電波障害補償で悩む
ウチのマンションが丘の上に建ったとき、マンションの陰になってテレビの電波が届かなくなる世帯が出てきた。これは補償しないといけないということで、マンションのテレビの集合視聴アンテナからそれらの世帯へ電波をケーブルで供給することになった。
マンションからはNTTの電柱を7本借りてそれらの世帯にまで電波を届ける。電柱を1本借りるのに年間1200円をNTTに払っている。
ところがNTTからクレームが来た。この電柱を使うことを見直して欲しいというのだ。
というのは、テレビが地上デジタルになると電波の伝播状態が変わるから、これまでと同じ電波障害は起こらないはずだから、と。で、今ケーブルで供給している世帯の地上デジタル波の電波状況を調べるから、その調査料金20数万円を払え、と。
何でウチのマンションが、その調査料金を払う必要があるんだろう?
アナログ停波に伴って、電波障害世帯へのケーブル供給をやめるのは理屈が通る。それで地上波デジタルの電波をそれらの世帯が受信できるかどうかはまた別の問題だ。なにしろ電波を送信する場所も変わるし周波数も変わるのだから。
なのでウチのマンションとしてはその調査を行わない、という方針だ、こういう調査がもしも必要なら、電波障害を起こしているマンションが行うのではなくて、電波障害を受けている世帯が合議して調査したほうが効率がいいはずだと思うからだ。
なので、今のところ「アナログ停波に伴って障害世帯へのケーブル配信を停止する」ということしか決まっていない。
こういうことは全国的にあちこちで起こっているはずだと思うのだが、よそではどうしているんだろうか?
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