テレビが面白くなくて悩む
テレビが面白くない。特に昨年の暮れくらいから番組の質がドンドン落ちている。広告が減っているのだろう、やたらと番組宣伝が増えたし、通販番組もMXTVとかTVKだけでなく一般の全国ネット局でも増えている。
新しい番組が出来たと思ったら、「ぶさいく犬コンテスト」とかいうほんとにつまらないものだったり、安いタレントにもともと不得意なことをさせてそれを笑いものにするとか、志も低いものばかりだ。
先週の「エンタの神様」もひどかった。元々この番組は嫌いだったのだが、神戸への日帰りでの疲れを癒そうかと思って見たのが間違い。テキトーなことをリズミカルに繰り返せば笑いを取れると思っているフシがあるし、笑い声は全てあとから付け足した人工的なもので全く共感できない。
調べてみると、五味一男プロデューサーというのが、自分のネタを無名の芸人にやらせたりしていることもあるという。そりゃおもしろくないわけだ。
アンチエンタの神様同盟というのもあるらしい。
それでも視聴者多数派の笑いが取れているからいいのか? そうやって番組の質が落ちていくのだから、テレビ局の自業自得で、もう地上波デジタルを機会にテレビみるのやめようかしらん? (たぶん、それは無理)
そういえば、テレビだけじゃなくて、録画装置もデジタルにしないといけないわけだ。まさかビデオテープにもう逆戻りは出来ないから、大容量のハードディスク・レコーダ買わないといけない。使えなくなるアナログのレコーダをどうしてくれるんだ?
「アンテナよし、TVよし、俺つよし」とか言ってる場合じゃないだろうと思ったら、わいせつ物陳列とかで逮捕されちゃうし。真夜中の公園でも「陳列」になっちゃうのか。騒いだから? ほんとにマジメだけが取り得だったのにねぇ。
そういえば、「2011年7月まででアナログ放送が終わるんですよ」というCMに「なんでなの?」というツッコミがなぜか聞えてこない。なぜデジタルにするのか?という質問にちゃんと答えられるひとはいるのだろうか?
公式見解を知りたくて、0570-07-0101に電話して聞いてみた。
質:「どうしてデジタルにしないといけないんですか?」
答:「アナログの電波が足りないからです。」
質:「デジタルになって空いた周波数帯(電波)はどう使うのですか?」
答:「それはまだ決まっていません。」
質:「決まっていないのに、なぜ足りないということになったのですか?」
答:「非常時通信や救急に使うという方針は決まっています。」
質:「そんなのは通常放送をストップしてやればいいんじゃないですか?」
答:「他にも、地域情報のための放送に使うことになっています。」
質:「テレビの放送はもともと地域性を無理やり持たせているんじゃないんですか?」
答:「・・・」
注)テレビ放送は「地域性」の名のもとに地方TV局の権益が保護されていて、この権益保護のために、TV放送のインターネット化が阻害されている。
4/24 追記:
草彅容疑者は「公然わいせつ罪」なんだそうだ。深夜であっても公園などの公共の場で裸になると自動的に「公然」となるらしい。
草彅は男女二人と合計三人で酒を飲み、男は先に帰って女性と二人で公園へ来たらしい。この女性がヨッパライに手を焼いて放って帰ったんだろうな。
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