新しい空力理論に悩む
まず、この模型を見ていただきたい。これはグローバル・エナジーという日本の会社が作った模型飛行機なのだが、これがつまり主翼が異常に小さいのだ。全く新しい航空力学の理論を実践しているのだという。
実際に飛んでいる様子がYoutubeにuploadされている。この主翼面積では考えられないような機動性だ。低速飛行からホバリングまでやってのけるのはどういうことだ!? この動画では音が出ていないのだが別の動画(このページの二つ目の動画:水陸両用)では音が出ていて電動機だということがわかる。
しかし、プッシャーだもんなぁ。プロペラ後流が主翼に当たっていないので、ファンフライ風に飛ぶのも難しいはずなのだが。
この機体が全長160cm、重量4.5kgということなので、電動機としては超大型ということになる。この重さでファンフライみたいな飛び方をするのはよほど強力なモーターとバッテリーを積んでいるのだろうか? モーターと電池の仕様が明記されていないのだが、別の資料では小型の模型で全長780mm670gの機重で400クラス(80W)のモーターを積んだモデルが紹介されている。電池は11.1V/1350mAHということだ。何だその電圧は?
こちらでは飛行艇という名に恥じず、水上から飛び上がっているのだが、常識はずれなことに川上に向けて滑走して飛び上がっている。
この飛行艇については4月16日にNHKの国際放送で放映されるということになっているという。16日以降にはこちらのリンクで情報が得られるらしい。
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