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2009年7月27日 (月)

衆議院選挙で悩む

また選挙だ。ひとつはっきり言っておきたいのは、名前を連呼するしか能のない奴にはぜったいに投票しないぞ、ということだ。もうひとつ「助けてください!、お願いします!!」というのもダメ。投票所で名前を見て連呼していたことしか思い出せないような候補者に投票しちゃダメです。

とか思っていたら、自民党の麻生総裁が各団体を回って「自民党を助けてください」とお願いして回っているというではないか。助けてほしいのはこういうのが与党総裁であるという現状から逃げられない日本国民のほうだと思うのだけれど。

では民主党ならいいのか? というと、基本的に自民党とどこが違うんだかよくわからないし、それをよくわかるためにはやばやとマニュフェストを用意しているのはいいのだけれども、そんな細かなことをごちゃごちゃ書かれても裏まで読めないし。「マニュフェストを実現できなければ、政治生命をかけて責任を取ります」とか言われてもねぇ。

あんたの政治生命なんてわれわれ庶民には何の意味もないということをわかってないのだろうなぁ。せいぜい「次の選挙には出馬しません」くらいのことだろ?「全財産を投げ打って、ホームレスになります」でも責任取ったことにはならないんですけど。

マニュフェストはせいぜい3行にしてほしいな。それも具体的なことではなくて、考え方の原理原則の「キモ」を明らかにしてほしい。

例えば、雇用状況をよくしようとして企業が社員を簡単に解雇できないようにする。すると何が起こるかというと、企業は雇用に非常に慎重になって雇用を抑えてしまって返って雇用状況は悪化する。これ、今中国で起こっているのではなかったか? いったん雇用したら10年は解雇できないとか言う法律が今年から発効したとか聞いたが。

だから具体的な政策を提示されても判断できないのだ。耳触りのよい政策をマニュフェストに列挙されても、その反作用までは読みきれないから。

アメリカの大統領選でオバマがいろいろと新しい手を使った。テレビのCMとかインターネット献金とか。こういうのがもっといろいろ出てきて、選挙宣伝カーなんか使って名前だけを連呼している奴等が全滅すればいいと思うのだが。Googleが政見放送をYoutubeに掲載するのかな? そういう線が非常に面白いと思うんだけど、それにしても先に書いたような「裏」あるいは副作用が読めないからなぁ。

民主党が言っていることでひとつ気にになっていることがあって、それは官僚の力を弱めるということなのだが、官僚の力を弱めてしまって本当にいいのか? ということが気になっている。

確かに官僚というのはひとつの政治勢力で、それが必ずしも信頼できないということはわかる。しかし、官僚なしに政治ができるのか?

政府をひとつの会社と見立てると、選挙で選ばれるのは取締役会レベルなんだろうと思う。国民は株主でその取締役を選ぶのだが、実際にその日本株式会社を運営するのは部長レベル以下に相当する官僚だ。この連中なしには日本株式会社は動かないと思うよ。

先ごろ、「天下り撲滅」という風なことが言われて、それは結構なことだとは思うけれども、天下りを撲滅すると「官僚」たちのやる気がうせる、というか官僚が頑張る目標がなくなってしまうんじゃないかとひそかに心配したりするのだが、まぁそれに変わるもっとちゃんとしたインセンティブを用意するのが筋だとは思うが、なんにしても実質的には官僚独裁である現状の問題点をいろいろ抉り出していくには、単に官僚の影響力を小さくするとか言うのではダメで、もっと根源的なところで日本株式会社の方法論を考えないとダメなんじゃないの?

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