毛髪検査で悩む
のりPは毛髪検査で覚せい剤を使用していたことが判明した。逃亡中に髪の毛を切ったことが毛髪検査を逃れるためではないかという報道もあったが、それでも毛髪の長さは20cmあったということだから、1年半以上くらいの期間の覚せい剤使用状況がわかるはずだ(髪の毛が伸びるのは1ヶ月に約1cm)。自供による「1年前から覚せい剤を使用」の証拠を隠滅するにはもっと短くしなければならないはずなので、証拠隠滅のために髪を切ったのなら考えたらずだろう。
それで気になるのは、押尾学のほうの事件だ。
ニュースによると、六本木ヒルズでなくなった30代女性に関する押尾に対する立件は行われないことになったらしい。これはたいへん不明瞭である。
押尾の自供によれば、
・女性から誘われて錠剤を服用した。
・(MDMAの)錠剤が違法であることは知っていた。
・女性が錠剤を2錠服用したときに女性が痙攣をおこした。
・これはまずいと思ってマネージャーを呼んだ。
・マネージャーが到着してから押尾は別室に移動した。
・女性が異常な状態になってから3時間半経過してから救急を呼んだ。
ということで、女性は自分の意思でMDMAを服用したことになっているんじゃないだろうか? 押尾の周辺からは「錠剤を勧められたことがある」という証言もあって押尾が女性にMDMAを勧めたことが推測されるのだが、死人に口なしということで押尾の証言が通ってしまいそうな雰囲気だ。
しかし、女性の毛髪を検査すれば、彼女が覚せい剤とかそれに類するもの(たとえばMDMA)を以前から服用していたかどうかわかるのではないだろうか? それとも、彼女は以前から覚せい剤を常用していたのだろうか?
のりP事件は社会的影響が大きいとは言っても、誰も亡くなってはいない。まぁあの家族は子供も含めてお先真っ暗だが、それでも死ぬよりはましだ。押尾の件では人が一人死んでいるのに、その件に関して押尾が不問となるのはどうしても解せないなぁ。
なくなった彼女の携帯電話が建物の植え込みから発見されたという不可思議な事実もあるので、もっと精査してほしいものだと思う。
・・・とともに、覚せい剤を所持、使用するほかに、使用を勧めることについても厳罰に処するようにしてほしいものだと思う。未成年に酒を勧めると犯罪になるのだから、覚せい剤に関してもできるはずだ。
9月3日追記:
8月30日(選挙の日だ!)のサンデージャポンで注目すべき発言があった。
角田弁護士:「女性変死の件が検察へ送検されないのはおかしい。なにかおかしなことがあったんじゃないか。」
テリー伊藤:「おかしなことって、たとえばどんなことですか?」
角田弁護士:「一部のマスコミで報道されているように、ある政治家から警察へ圧力があったとかいう話ですよ。」
八代弁護士:「あ!? それ、言っちゃう?」
記憶を頼りに書いているので、一言一句正確ではないとは思うが、大体こういうやり取りがあった後、話題は全然別のほうへ振られてしまった。これ、テリーも話は知っていて、あえて自分で言わずに角田弁護士に言わせたんじゃないかと思う。
12月6日追記:
押尾にMDMA譲渡の容疑で逮捕状が出た事に関して、以下のような報道があった。
「押尾容疑者は一貫して、事件当時の8月2日に東京・六本木のマンションにMDMAを持参したのは田中さんと弁解してきた。ただ、田中さんの毛髪からMDMAの成分が検出されなかったことが新たに判明。これは田中さんがMDMAを常用していた可能性が低いことを示し、証言を覆すひとつとなった。」
なんで毛髪検査の結果が「新たに判明」なんだろうか?毛髪は死亡する前に採取されていたのではないのか? 最近になってやっとどこかから採取したのか? 死亡して遺体が焼却されたあとに発見されたとすると、本人のものであるという証明が難しいと思うが、まさか捏造じゃないだろうね? どうもここ1年くらいの警察/検察の動きはおかしいからなぁ。
2010年8月9日追記:
森「元首相」の長男、森祐喜が酒酔い運転で逮捕された。朝っぱらから酔っ払って車をコンビニに激突させたらしい。駐車させようとしていたらしいが、酒臭い息を吐きながら店に入るつもりだったんだろうか?
警察は当然血中アルコール濃度を調べたはずだが、毛髪検査はやらなかったんだろうか?
酒酔いっていう話だけれども、本当にアルコールしか検出できなかったのかな?
なぜ、クサナギの時みたいに即刻家宅捜索をやらないのだ?
不明瞭ですな。
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コメント
六本木ヒルズで自民党の森喜朗元首相の息子の森祐喜が女性を殺害しておきながらまったく逮捕もされないのには、あきれはてた!押尾学は殺人の共犯にすぎない。そもそも「盆踊りがあるから」と女性をだまして連れ込んだ六本木ヒルズの強姦部屋で、自民党の森喜朗元首相の息子の森祐喜は女性をなぐるけるなど暴行して、全身のあちこちを骨折させて女性を殺害したのだ。高価な覚せい剤をたくさん買い込んで常用している自民党の森喜朗元首相の息子の森祐喜はまさに鬼畜である。覚せい剤の使用だけでも逮捕されて当然なのに国民を虫ケラのように撲殺して自民党の森どもは平然としているのだ。こういう罪悪感のかけらもない殺人鬼どもであるから、もちろん自民党は政党ですらない。自民党は国民をだました郵政私物化で奪い取った国民の財産を覚せい剤やしゃぶを買うのに費やして国民を殺害している暴力団にすぎない。この凶悪犯罪人に協力している警察は、自民党の森喜朗元首相らが高価なしゃぶを買いまくれるように、残虐な殺人事件をもみ消してしまった。この六本木ヒルズからは今までいくども自民党の森らに殺害された死体が運び出されているのに!日本の公務員がいかに国民をバカにして国民を家畜のようにクイモノにしているかをよく示している。このようなもはや政党ですらない暴力団自民党犯罪組織は決して日本に存在してはならない!国民の幸福を破壊し、国民をだまして次々に殺していく自民党と日本政府を退治しましょう。
投稿: きよみ | 2009年8月26日 (水) 09時37分
ふむ。
上記コメントにある名前などを使って検索すると、いろいろときな臭いうわさが出てきますね。
被害者女性の肋骨が折れていたとか、事件の起こった部屋には1億円分の覚せい剤があったとか、六本木ヒルズが買春と覚せい剤の魔窟となっていた、とか。まぁ、心臓マッサージを行うと肋骨が折れることはあるようですが。
少なくとも押尾がお行儀の悪い性行為を行っていたことは間違いがないようで、これが買春だったのかとか、その紹介者がだれだったのか、とか。
さらには、この事件をうやむやにするために(以前から覚せい剤の疑惑のあった)高相を渋谷へ呼び出して職務質問して逮捕、のりPも呼び出させた、とか。
そのあたりの関係者として、高名な人々の名前がバシバシ出てくるので、怖くて引用できないな。事実だったら名誉毀損になってしまうものねぇ。
投稿: Picks-Clicks | 2009年8月26日 (水) 14時36分