« 2009年8月 | トップページ | 2009年10月 »

2009年9月の15件の投稿

2009年9月26日 (土)

ユルいミステリで悩む

Jailed
「虜囚の都―巴里一九四二」。第二次大戦も中盤を回り、ドイツはフランスを占領してはいるもののロシアとの戦いに疲れ、そろそろ敗色を感じている。そんな中でパリでは地元フランス警察刑事と、占領軍のゲシュタポが「協力」して殺人事件を解決しようとする。

もちろん力関係としてゲシュタポのほうが強いから、フランス人刑事はゲシュタポの言いなりだ。ゲシュタポはそれをいいことに証拠品を勝手に持って帰ったり、後で大問題となる写真を撮ったり、やりたい放題。しかも指揮系統がめちゃくちゃなこともあって、ゲシュタポはシベリア戦線へ、フランス人刑事はどこかの寒い岩塩坑へ送られるという脅迫を受けながらの捜査だ。

捜査で発見した事実を、指揮系統の思惑から「あいつには知らせるな、まず俺に知らせろ」という指令が複雑に飛ぶ上に、捜査のやり方がなんとも雑で、幸運と思い込みに基づいて自白を強要するというなんとも乱暴な捜査なので、結論を提示されてもなんだかすっきりしない。

作家はフランス系カナダ人らしいからもともとフランス語でかかれたものなのだろう。この作品が評判になってこのシリーズは全10作まであるというのだから恐れ入る。いったいどうやってつなげていったんだろうか? 彼らは懲罰としてシベリアへ送られていかれなかったのだろうか?

だいたい、フランスってよくわからないなぁ。特にフランスの車のデザインは最低だと思う(車と服を同じ感覚で作ろうとしているのか?疾走感がまったく感じられない)。まぁこれはある意味八つ当たりなんだけど。

一方ドイツってのは面白い国だと思う。特に第二次大戦中のドイツの軍用機については大きな興味を持っていて、資料もあるのでまた別の機会に書いてみたいと思っている。

というわけでミステリとしてはちっとも面白くなかったのだが、当時のレジスタンスの活動や、ロシアとの関係などが妙に印象に残る作品でした。問題のロシア人を主人公にしたら別の面白さが出たかもしれないのに。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2009年9月23日 (水)

日米の映画をハシゴして悩む

連休ってことで映画でも見ようか、カムイ外伝とサブウエイ123のどっちを見ようか?と考えているうちに、両方とも見ちゃおうということになった。15分くらいの間隔でうまく観ることができるスケジュールを立てられたし。

Subway123 サブウエイ123はテンポもよくて、息を継がせぬアクションで最後までひきつけられる。終盤には交通局の公務員がそこまでやるか?という大活躍だ。ディンゼル・ワシントンとジョン・トラボルタが共に大熱演。特にトラボルタは相手をプレスし続ける嫌味なキャラクターを見事に演じきる。

地下鉄が舞台の映画なのになぜかカーアクションがあって、これがすごい。日本の暴走族がやるような「特攻隊」をNYPDの白バイがやってる。すげー。

活かしきれていない伏線もあると思うのだが、そういうのを全部入れちゃうと3時間を越えてしまうだろう。

Kamuiカムイ外伝のほうは、TVで観た予告編で松山ケンイチ演じるカムイがのけぞって手裏剣をよけるシーンがあったので、ああなるほど、そういう映画なのか、と。

カムイ外伝は子供のころに漫画で散々読んだが、最後にどうなるのかは知らない。大体、ストーリーがあるようなないような、基本的に抜け忍とそれを追いかける中で、いろんな技と技とのせめぎ合いというのがテーマだったような気がする。

私はカムイ外伝の漫画でいろんな術を覚えたのだ(いや実践はしてませんけど)。

そんなカムイ外伝でいきなり「変移抜刀霞斬り」が出てきたのにはある意味感激した。言葉としては覚えていたが、なるほどこういう動きだったか。

映画としてなんとなく不満が残るのは、「なんだこれ?」と思わせておいて後から種明かしをするという構成が多く、しかもその説明が今ひとつ納得できないからだ。

もともと漫画を下敷きにしているから、こちらも割引しながら見ていくわけだが、ワイヤ・アクションを自然に見せる努力が今ひとつだとか、CGの動物が今二つだとか。鹿の動きは自然さを狙ってわざとぎこちなくしたのかもしれないが、不自然な自然さになっているし、海獣の動きもまだまだ研究が必要だ。CGはIMAGICAらしいが、実力はこの程度なのか? 日本のCGも「ローレライ」から比べるとずいぶん進歩したものだと思う。ローレライはひどかったからなぁ。

ひとつには私があまり小雪を好きでないことがあって、BALLADSの新垣と交代というわけには行かないかね(年齢的に無理)。

伊藤英明はかっこよかった。この人がこういうメイクをすると、宮崎駿の描く悪人キャラクタに似ている。土屋アンナもはまり役で、出番の少ないのが惜しまれる。

松山ケンイチも小雪もよくがんばったと思うが、映画のテーマの軸がブレていて、観客が混乱する。視点をどこに置けばいいのかわからないし、いろんなエピソードを詰め込まれているのはわかるけれども、つながりが納得できない。

まぁ、日本の映画というのは大体において情緒的で、細かい突込みをすべきではなくて、もっと大局的に把握するのがいいのだろうけれども、サブウエイ123の直後に見ると、やはり日米の違いに戸惑わされる。

ところで、カムイが漫画のころから使っていたこの武器はなんというものだっただろうか? 基本的には両刃のナイフなのだが、肉厚でカムイが土遁の術を使うときなどに穴を掘るのによく使っていたのが印象的だったのだが。

Zaguri

10月23日追記: スグリ役は当初菊地稟子という配役だったらしいのだが、撮影中に菊地が両太もも肉に離れを起こして降板、急遽小雪がアサインされたらしい。菊地だったら映画の印象もずいぶんかわったんじゃないだろうか。

また、CGについてだが、馬のCGはよくできていた。実はCGだとは気が付かなかったくらいに自然だった。これは恥ずかしい話なので、あわびして訂正したい。しかし、鹿とサメは許さん。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2009年9月21日 (月)

25%削減で悩む

民主党が「温室効果ガスを1990年比で25%削減する」と公約しているらしい。

報道によっては「温室効果ガス」ではなくて「二酸化炭素」になっていたりするのだが、この二つは別のものなので、しっかり区別しないといけない。

温室効果ガスは地球温暖化の原因であるとされている(私は信じていないのだが)温室効果の機能を持つ気体のことだ。温室効果ガスの一番大きなものは水蒸気で、その効果は温室効果全体の60%であるとされる。出展はええとどこだったか、あとで探しておこう。

二酸化炭素の持つ温室効果の割合は30%程度であるらしい。環境庁の「環境科学解説:地球温暖化」というWEBページでも、その「第一部:地球温暖化とは?- 地球温暖化が起こるのはなぜ?」という項で,「自然起源の水蒸気を別にすると、温室効果ガスの主役は二酸化炭素(CO2)です。」というおかしな書き方をしている(二つ目の段落:大気中に増える二酸化炭素の項)。

「水蒸気は別として」というのは「水蒸気は制御不可能だから」という含みがあるのかもしれない、と思って、このページを管理している環境庁に「なんで水蒸気を別にするのだ?」という質問メールを昨年末に出してみたのだが、いまだに返事がない。

地球が温暖化しているとして、そしてその原因が温室効果ガスのせいであるとしても、その温室効果の大半を占める水蒸気を制御することは大変難しいし、もしも制御できたとしてもその副作用が膨大で(雨が降らなくなったり、気象への影響は計り知れない)、これははじめから考えないということなのだろうか。

なので、手をつけやすくて、お金のやり取りでもなんとかなりそうな、一般ウケしそうな二酸化炭素がターゲットになる。

全世界の二酸化炭素の量は7300億トンである。それに対して全世界の年間排出量は63億トンである(環境庁のページより)そのうちの日本の排出量は? どこかに数字があるのかな?

Co2cycle

だから、温室効果ガスを25%削減というのは、かなりとんでもない話で、何しろ水蒸気をも含もうっていうことでしょ? いったいどういう具体的な数字目標になるのかなぁ?

まぁ、こういう数字で遊んでいる分にはいいんだけど、やっぱり「環境税」とかいいだしてるし、世帯あたり年間36万円の負担とか言ってるし、ほおら、やっぱりお金の話になるじゃないか。

だから本当に納得できないものにお金は払えませんよってばさ。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

コピーワンスで悩む

コピーワンスは廃止されて、ダビングテンになったものと思っていたのだが、コピーワンスの亡霊がまだ成仏できずにいるようだ。

ことはNHKのBS hi-VISION放送を録画したいと思ったことに始まる。

ウチはTVをデジタルに買い換えたものの、HDDレコーダはまだアナログのままなので、基本的にアナログ放送しか録画できない。なのでナントカ無理やリハイビジョンを録画できないものかと思って、TVの画像出力をHDDレコーダのライン入力にブチ込んでみたわけだ。

解像度がぜんぜん違うし、走査線数も違うので無理かとは思っていたが、HDDレコーダ(DIGA)が案外賢いらしく、標準解像度に変換して録画してくれた。また、DIGAに「いまはhi-VION画面のTVがつながっているよ」と教えてやることで、画面のシャープさは落ちるものの録画したハイビジョンを同じサイズで再生することもでいるようになったのだ。

ところがHDDに録画した(標準画像に変換済みの)HiVION映像を、DVDに焼こうとすると、これが焼けないのだ。こりゃいったいどういういこっちゃい? ということでパナソニックに電話して聞いてみると、このhi-VISION放送がコピーワンスなのだという。

このあたりの話は別のところで詳しく書いたと思うので結論だけ書くと、HDDに録画した時点で一度目のコピーが行われているので、それ以上はコピーできないのだという。HDDに録画した者を板に焼くには、CPRM対応のDVD-RAMを使って、録画したものを「コピー」ではなく「移動」しなければならないのだ。

なるほど。CPRMの媒体を買ってきて試してみたら、ちゃんと焼けた。

で、だ。昨日、BSのhi-VISIONで「上原多香子がトルコでベリーダンスを習う」という番組があって、これがなかなかよかったので直接DVD-RAMに焼いてみたわけ。うまくいけばおいしいところをYoutubeにuploadしてもいいかな?NHKにおこられるかな? とか思いながら。

で、焼けたDVD-RAMをPCに入れてみるわけだ。このPCについているDVDドライブはこういうこともあろうかとちゃんとDVD-RAM対応になっている。DVD-RAM対応にしておけば、DIGAとPCの間でデータのやり取りが気軽にできるだろうと思って。

Berrydance1

残念ながらこの絵は上原多香子ではない。トルコで彼女を教えていた先生だ。

御年60何歳には見えないプロポーションだっ!、と思ったら、それはハイビジョンを標準サイズで見ているからで、実際には横幅を33%ほど拡大しないといけない。

するとこうなる。うむうむ、まぁたしかにこんな感じだったなぁ。

Berrydance2

で、この先に上原の画像が出てくるはずだったのだが、なんと、こんなテロップが出るではないか。

「CPRMコンテンツをスキップ」

なめとるのかこらぁ~。コピーしようって言うんじゃないんだぞ、まずはとりあえず見るだけじゃないか。それを何でプロテクトするのだ? コピーは別途、力技を試してみようと思っているのに。なんだかここでがっくり脱力だ。

先生は見てもよくて、上原を見ちゃダメってこと? そういうふうに細かく権利設定ができるのかなぁ?

WinDVDでだめなら、VLCがあるかも、と思って試してみたが、こちらではそういうテロップも出ずに、画面が真っ暗なまま通常速度で表示される。さすが、国際標準。

というわけで、この上原多香子の番組はお勧めですが、録画するにはDVD-Rに直接焼くのがいいのかもしれません。

ちなみに、DVD-RAMに焼いたアナログ放送の番組はPCで普通に見ることができました。

そうか、一般地デジのhi-VISION放送の録画を試してみないといけないのだな。

Skipcprm

現在の地上波デジタル放送の番組でも同じことが起こった。再生後12、3秒後から「CPRMコンテンツをスキップ」になってしまう。

これってなに? NHKのhi-VISIONは何か古いルールで放送しているのかと思ったが、地上波デジタルでも依然としてコピーワンスで守られているってことなのかな?それともDIGAが古いのか?

9月25日追記: NHK hi-VISIONの番組を直接DVD-Rに録画しようとしてみたが、いきなり「コピープロテクトがかかっています」とか表示されて録画できなかった。そういえばPanasonicの人に相談した時に、「チューナーとレコーダーが別筐体の場合はそこを受け渡すだけでコピーとみなす」というふうなことを言ってたなぁ。 やっぱりDIGAがすでに古いのか? ちなみにウチのDIGAはDMR-E200Hで、2006/8/7版のファームウエアupdateを施してある。 11月27日追記: 調べてみるといろいろとわかってきた。 CPRM対応のDVD-RAMに録画した著作物はPCでも見ることができるが、それには条件があって、 1) DVDドライブがCPRM対応であること 2) DVD再生ソフトがCPRM対応であること ついでに書いておくと、DVD-RAM媒体そのものもCPRM対応でなければならないのだ。 で、ウチの場合、まずWinDVDがCPRM対応になっていなくて、upgradeをわざわざ1050円出して買ってみたのだが、これがダメだった。なぜダメだったかということは面倒だから書かない。要はハードウエアに添付されたWinDVDならばそのハードウエアがCPRM対応であることが保障されるのだが、私のは荘でないからダメということらしい。 で、それに関連して、私の使っているDVDドライブがCPRMに対応していないことがわかってしまったわけだ。 メディアからContentsKeyを取得するcprmgetkeyというソフトと、取得したContentsKeyを使ってCPRMを解除するcprm2freeというソフトをどこぞから入手すると、CPRMを解除できるのだそうだが、私の環境ではDVDドライブが対応していないからきっとダメだろうな。 などやっていたら、昨日ダビング10のCPRMを解除するソフトを売った男が逮捕された。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年9月18日 (金)

覚せい剤勧誘に悩む

Norip酒井法子被告の保釈記者会見はかわいそうだったなぁ。

もちろん、覚せい剤をヤったことは罪だが、覚せい剤を勧めた夫はもっと罪だ。「家族を大事にしろ」と叫んで高相被告に靴投げた男の気持ちはわからないでもない。

高相はなぜ妻に覚せい剤を勧めたのだろうか? 愛情からか? 気持ちが離れつつあった妻を自分から離れないようにするためだったのではないのか?

所持と使用以外に、覚せい剤を勧めることを重罪にすべきだと、本気で思う今日この頃。

| | コメント (5) | トラックバック (0)

2009年9月16日 (水)

ギターのネック保護に悩む

ガットギターを使っている人の間でしばしば話題になるのが「弦は緩めてますか?」ということだ。つまり弦を張りっぱなしだとネックに負担がかかって反りが出たりするので、弾かないときには弦を緩めるほうがよい、とか書いてある本があるらしく、これを気にしている人が多いのだ。たしかに反ってしまってからネックの反りを直すのはたいへんなので、反りを防止できるならそれに越したことはない。

エレキギターや鉄弦のギターではネックにトラスロッドと呼ばれる鉄の棒が入っているので、張りっぱなしでも問題ないし、反ってもある程度調整できるのだが、ガットギターは木の棒なので弦の張力に負けて、多かれ少なかれ、または早かれ遅かれ反ってしまうのだ。

たいていの人は「長期間弾かないときは緩めるが、普段は張りっぱなし」としているのではないかと思う。緩めたり、またチューニングしたりするのも弦にはよくないような気もするので、できれば緩める回数も減らしたいから。

だから、弦を緩めることなくネックを保護できる方法があれば、それに越したことはない。私が実践している、その方法をご紹介しよう。

Capo1 この写真はカポタストのように見えるが、カポではない。カポでもいいと思うのだが、カポだとネジやらレバーやらが付いていて、ケースに入れるときに邪魔になる。また、カポのようにしっかり押さえ込む必要もないので、写真に写っているのは私が1cm角のヒノキ棒と輪ゴム(風化しにくいもの:カラー輪ゴムにした)で作ったものだ。


Capo2 カポを装着すると、弦の張力が増えてネックに余計な負担がかかるのではないかとお考えの方もいらっしゃると思うが、張力が数%増えることよりも、ネックにかかる力の方向が変わる(ネックに対して斜めの方向からほぼネックの長手方向にちかい方向へ)ことによる「ネックを曲げようとする力の減少」が効くのではないか、と思うのだ。

9月19日追記:
[押弦するだけで張力が数%も増えるわけはないのだった。音程(周波数)は張力の平方根に比例するので、押弦による張力の増加は1%以内だと思う。]

少なくともカポをはめることによって、ボディとネックとの接合部にかかる力はずいぶん減少するはずだ。


数式を立てて立証するのはちょっと無理があるようだったので、実験してみた。プラスティックの定規をゴムで引っ張って、弦を張ったネックの状態を模擬する。それでゴムの真ん中へんを定規に沿わせてみると、ほら、定規はまっすぐになったでしょ? 定規の両端にはナットとブリッジを模して爪楊枝をはさんでいる。

Capo3 Capo4

この実験で100%証明されたとは思っていないのだが、ひとつの例として説得力はあると思う。

まだ議論の余地はあるとおもうのだが、私は当分これを実践するつもりだ。

実は、同じようなことを長年実践していて、こちらは鉄弦のエレキギターなのだが、ケースに細工してあって、ケースを閉じると自動的にネックの真ん中辺りを押さえ込むようにしてある。まぁ気持ちだけかもしれないけれども、このギターChakicase_2は長寿で元気です。

9月26日追記: こんなのがあるらしい。これも私のカポもどきと同じ意味での効果はあるだろうな。12フレット付近を押さえこんでいるからね。でもネック全体に沿わせる意味はないと思うなぁ。

12月19日追記: ここに書いたネック保護の方法について、理論的に証明できると思うのでいかにそれを書いてみる。 まず、この図を見ていただきたい。ギターのネックあたりを模式的に書いたもので、弦の張力「fs」がネックを圧縮する方向バクトルfpとネックを曲げる方向のベクトルfbに分解して考えることができることを示している。 Neckbend ここで、ネックを圧縮する方向を便宜上ネックの指板の方向としたが、これは図中でいうともう少し時計方向に1~3度ほど傾くかも知れない。しかしそれはまぁ大勢に影響ない。

fpとfbの比は、弦長と弦高の比であると考えて良い(fsとfpの長さはほぼ同じと考えてよい)。ガットギターの場合、標準的な弦長は630mm、弦高は12フレットの位置で3mmというところだろうか。

弦の張力は6弦あわせて40kgと仮定しよう。すると、ネックを曲げようとする力は40kg×3mm/315mm (=630mm/2)で、約380g重ということになる。弦高5mmだと630g重だ。380g重という力はたいしたことないと思うかも知れないが、弦長の半分である315mmの長さに対するモーメントとして効いてくるので、ネックにとっては大きな負担となる。

さて、そこで私の作ったカポもどきを装着すると、この弦高がほぼゼロになるので上記の「ネックを曲げる力」もほぼゼロとなり、弦の張力はほぼネックを圧縮する方向に使われて、ネックを曲げる方向には働かない、ということなんです。

2014年1月11日追記:

この記事を書いて4年以上になるのだなぁ。私はずっと実践しているし、知り合いの方々にも実践しておられる方を散見する。

私自身は使用済みのキャンディ・バー利用で、キャンディ・バーに孔を開け、100円ショップで買ってきた、女性が髪の毛を縛るゴムひもを通して使っている。

Candybar

悪い評判は聞かないが、知り合いの中で毎年ギターをメンテに出している人がいて、このキャンディ・バーを使い始めてから「ヘッドの狂いがありませんね」ということを言われるようになったという。「ヘッドの狂い」ってどういうことなのかよくわからないが、ボディを定位置で固定したときのヘッドの位置の変位ということなのかなぁ?

Neckprotected

これは実際に使っている様子をブリッジのほうからナット方向を見て撮影してみたところ。カポタストほど強力に締め付けていないので、弦は12フレットあたりでフレットから1mmほど浮いている。このギターは1970年ごろ製作されたものだが、さきほど測定してみたところ弦高は6弦12フレットで4.23mmだった。

肝心のネックの状態はどうかというと、こんな感じだ。

Straightneck

40年物でこの直線性というのはなかなかいいんじゃないだろうか。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年9月15日 (火)

コードに基づいたアドリブで悩む

ジャズを志すものにとって、アドリブは魅力でもありまた難関でもある。アドリブを行うためにはまずコード進行を見るわけだが、そのコード進行に囚われてコードの一つ一つの処理に汲々としながらアドリブをするのはなにか違うのではないか、と常々考えてきた。
だからここ数年はコードの一つ一つにはこだわらなくて済むような方法を考えてきて実践してきた。それは端的に言うとスケールに注目してその中でアドリブフレーズを構成していくという方法である。これはある意味モード的ではあるが、少なくともチャーチ・モードとは違う。

ではスケールの中の音なら何を使ってもいいのか?何をしてもいいのか? というと、そこから先には理論ではなくて感覚的に処理しなくてはいけない問題があって、そのために感覚を磨くトレーニングをやったりしている。

まぁそんなわけで、コードの呪縛からだいぶ逃れられたかな? しかしその分、コード進行覚えなくなったなぁ、という状況でセッションとかに出没しているわけだが、ついにソコントコを指摘されてしまった。

Fujisawaip 藤沢のInterplayというお店では毎月第二木曜日がセッションデイということになっていて、私も今までに何度かお邪魔している。セッションマスターはジャズギタリストの佐津間純さんで、彼のトリオが一緒にやってくれたり、あるいは佐津間さんと1対1のギターデュオを挑まれたりもする。

実は前回、Bye Bye BlackBirdを突然指名されてやることになり、コードも知らないのにずうずうしくソロを2コーラスほどやってきたりしたのだった。その次のステージでは「I Hear A Rhapsody」をやるという話があって、私は「コードは知らないけれどもできると思う」と言ったのだが、おそらくは教育的配慮によって「知らないのなら止めましょう」ということになったりしていたのだった。

その後、「」ジャズ・ギター・マガジン」という雑誌で佐津間さんのインタビュー記事を読んでみたら、「ジャズだからといって適当でいいってことはないと思うんです。」という風な発言があって、ああなるほど、そういう人なんだなと納得していた次第。

今月のInterPlayセッションは先週の木曜日ではなく、今週の月曜日だった。これはチェック済みだったので、「Rhapsody」の敵討ちのつもりで譜面を用意して行った。で、まぁこの曲はいつもよりテンポを上げてしまったせいもあって、テーマをちゃんと弾けなくてダメだしされたりしつつも何とかやりきったわけだが、休憩中にたまたま来店されていたやはりジャズギタリストで旧知のAtsushiさんと話しているところへ佐津間さんが来られて、「コードのことはどういう風に考えてますか?」と問いかけられたのだった。

どのくらい深く答えていいものだかわからなかったので「まぁほどほどに見ています。全部を忠実にはみていません」と答えると、予想された展開に・・・。

つまり要するに「コードごとにあらかじめ短いフレーズ(リック)を覚えて、それをつなぎ合わせなさい」、「ソロだけを聞いて、元の曲が連想されないとダメ」という、私の意見とはまったく反対のことをおっしゃる。私はそういうの(前者)がいやなので、コードからの脱却を図っているのだ。後者なんて何の意味もないと考えている。

なので、私はコードというものは決め事ではあるけれども、それを支えるのが伴奏、それから自由になろうとするのがアドリブソロ、というふうなことを言ったような気がする。Amのコードに対してコードに従属したければラドミのアルペジオ弾いていればいいのだが、そんなアドリブソロなんてやりたくない。

ソロ演奏者にも裁量というものがある。アドリブソロのメロディとコードは相対的なものなのでメロディが強く主張すれば立場が逆転してコードがテンションになることもある。ソロのメロディにはメロディの必然性というものがあるので、それが時にはコードの枠を大きく飛び越えることもある。それはそれで表現として正しいので、批判されるようなものではない。

そのときには思いつかなかったのだが、例えば12小節のブルースでアドリブ・ソロをやっているときに、サブドミナントがIV7からIVmになるとか、ドミナントがIIm7-V7だとか、そんなことは誰も気にしていないと思う。少なくともブルースに慣れたものなら。

12小節ブルースにどんなコード付けをしようがそれは伴奏者の勝手だし、あるいはどんな代理コード解釈でソロをやろうとも勝手だ。どちらも感覚を頼りに理論を越えたところで勝負しているはずで、それを歌モノでのアドリブソロに置き換えたところで何の問題もないと思う。

まぁ、問題があるとすれば曲のコード進行を覚えなくなってしまって、「バッキングお願いします」といわれたときに困っちゃうくらいだが、これはまた別の話で。

9月22日追記: 誤字脱字を修正したついでに思い出したことを書いていく。 セッションの場で「コードシートを見るな」といってくれた人がいて、これは赤坂のクラブ「Kei's」でベースを弾いているStan Gilbertという黒人さんだった。もう3年くらい前になるかなぁ。 そのころはコードからの脱却を望んではいたのだけれども、まだ「コード見ない」までは吹っ切れていなかったころだったと思う。「見るな」と言われて「じゃぁ見ません」とは言えず、「天才じゃないんだから、そんなことはできないよ」と答えたのを覚えているが、なるほど、そういうやり方もアリだなぁ、と思って、その後そういう練習もするようになったのだった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年9月 9日 (水)

訳詞で悩む

「Once I Loved」という曲があって、これの歌詞を日本語訳できないかということを、頼まれたってわけでもないんだけれども、まぁ相談された、と。だから別の人にもきっと相談したりしているのだろうけれども、私としても好きな曲だし、面白いと思って訳出できたらいいなぁ、と思ったりしているわけだ。

まずこのタイトルだが、直訳すれば「私は一度愛した」となるわけだが、これが過去形になっているところが曲者で、英語の過去形というのは「今はそうではない」ということを暗示しているので、日本語の過去形のように「その状態が今も続いている」ということにはならない。

ちなみにこの曲はアントニオ・カルロス・ジョビンの作曲で、ボサノバの曲として演奏される。原題は「Amor em paz」で、おそらくこれはまさに「Love in the Past」(過去の恋)なのだろう。

さらに、歌い始めがタイトルと同じ「Once I Loved」なので、その部分と訳が違ってくると具合が悪いかもしれない。歌い始めもできればタイトルと同じにしたいので「過ぎし日の恋」とか、全体の話を見通して「恋愛ストーリー」といのもちょっとどうかと思うし。

歌詞全体を見通すと4つの部分からできていて、

1) Once I Loved
昔、愛した人がいた。
2) Once I Crried
しかし分かれちゃった。
3) Then One Day
でもある日再会するわけです。
4) Now I know
で、今度こそもう離さないわ、と。

だから、最初に「(今とは違って)昔、恋したことがある」とは言ったものの、「なんだ、また同じ人と恋しているわけ?」ということになってしまっている。今度の恋は前の恋とはまた違うものなのだ、ということなのかもしれないが、それにしても日本語には訳しづらいタイトルだ。

ちゅうわけで、私が訳すのはちょっと無理だった(日本語の過去形なので、今も無理)。

この曲をはじめて聴いたのはアストラッド・ジルベルトの歌でだった。その次に聞いたのはなんとあの「Anthony Williams」の歌でだった。Anthony Williamsはマイルス・デイビスが惚れ込んだ若き天才ドラマーだった人だ(故人なので過去形)。そのドラマーがなぜこの曲を選んで歌ったのかはよくわからないが、特に歌うのが好きな人でもなかったので、何かこの曲とか、この歌で歌われている状況に感じるものがあったのかもしれない。

Anthony Williamsがこの曲を歌ったのは、彼のグループ「Tony Williams "LifeTime"」の最初のアルバム「Emergency」だった。脱力系のギターで歌のバッキングを行ったのは私の敬愛するJohn McLaughlinである。

で、アストラッドの歌が見つからなかったので、Chris Montezという人の歌でこの曲をお楽しみください。

多分、この人は英語ネイティブではないですね。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2009年9月 8日 (火)

燃えるジンギスカン鍋に悩む

ウチの近所にあったチャイニーズ系のファミレスがジンギスカン料理の店になったのは、何年前だったろうか? よくわからないので数年前ということにしておこう。

チャイニーズ系のころは月一くらいで行ったりもしていたのだが、ジンギスカンになったからはぱったり行かなくなった。ジンギスカンというのは北海道旅行のときにツアーの都合で行くものだと思っていたし、特にウチの女性陣が好き好んでヒツジの肉を食べたいとも思わなかったからだ。

しかし最近なんとなくこの店が気になっていて、私一人でだったら行ってみてもいいかな、と思うようになっていたのだ。

実は先週そのチャンスがあって、店の前まで行ったのだが、店の入り口においてあるメニューを見てためらってしまった。「生ラム100g、ラム・ロール100g、野菜(タマネギ)食べ放題」はいいとして、「ライス(小)またはバニラアイス」というのが引っかかって、結局回れ右してしまったのだった。まぁいいかとは思ったものの、「マトン・ロール」というのがどういうものかもわからなかったし。

つまり、心の準備ができていなかったのにいきなりメニュー見てしまってビビったわけです。

で、今夜、またチャンスがあったので、今回はエイヤっとばかりに入店してみた。店の内装は以前のチャイニーズとそれほど変わっていなくて、テーブル配置が見慣れたものだったのでちょっと安心。

前もって考えておいたメニューを注文すると、すぐに肉と野菜(タマネギ)が来る。「作り方をご説明いたしましょうか?」と言ってくれるので、説明をお願いする。脂身でジンギスカン鍋全体に油をまわしたあと、脂身はジンギスカン鍋のてっぺんに置いて、脂が溶けて流れるに任せる。ジンギスカン鍋の周囲の低いところには野菜を置き、溶けた脂を吸収するようにする。

Jingis2 で、焼き始めたのがこんな画だが、火の勢いが強くて脂がぱちぱち跳ねるはねる。こりゃ紙エプロン必須だわ。

食べ放題のタマネギを店の人がびっくりするくらいお代わりしてやろうと思っていたのだが、お代わりを頼む暇もなく肉がどんどん焼けてくる。火を弱めたいのだが、なんだかうまくいかなかったので、とにかく急いで食べる。

などやっていると、鍋の脂に火が回ったりして。ありゃ、火災報知器が鳴ったりしないだろうな?と、あたりを見渡すが特にそんな様子もなく、店の人が飛んでくるわけでもない。おしぼりをかぶせて消そうとしたが、炎を覆いきれなくておしぼりが燃え上がる始末。

近くに来た店員さんに「あのー、これどうすりゃいいですかね?」と聞いてみると、特にあわてる様子もなく「もうお下げしてよろしいですか?」と言いつつ、手袋をはめた手で燃える鍋をつかみ、厨房へ持って帰った。こういうのは普通らしい(そうなのか?)。

店の人があわてる様子もないので、私ものんびり写真を撮ったりして。でも炎の勢いはこの写真では捕らえきれてなくて、高さにしてこの倍くらいまで火の手が上がっていたのだった。

Jingis3

お勘定を済ませると、次回以降10%引きのチケットをもらってしまった。またいかないと。

このチェーン店は全国に6店、北海道に1店、東京に2店、神奈川、大阪、山口という展開だ。その内の1店がよりによってなぜにウチの近くなんだろうか?

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009年9月 7日 (月)

スペイン製ギターで悩む

Guitarbroach1 タイトルに釣られた方、ごめんなさい。スペイン旅行から帰ってきた人からいただいたお土産の、スペイン製「ギターの形をしたブローチ」なのでした。こんな細かい模様をどうやって作るんだろう?

弦は4本しか張られていないけれども、糸巻きはちゃんと6つあるから、ウクレレではなくてこれは間違いなくギターのつもりだ。

Guitarbroach2 しかし、これはどうやって使うかなぁ?ギターの形をした、こういったアクセサリーは良くもらったり自分でも買ったりすることもあるんだけれども、ギターの形っていうのはネックのところが弱いので良く壊れてしまう。もらったものだと、使っていないとクレームが来たりするので、とにかく壊れるまで使ってみたりしたが、針金細工のギターなどは2週間で壊れてしまった。

ま、アクセサリーの話はいいや。

スペイン製のギターというと実はあんまりいいイメージがなくて、それはアントニオ・バンデラスのアクション映画で、スペインの道端でギターを作っている職人がバリバリ撃ち殺されているシーンがあって、あーこんなホコリっぽい道端でギター作ってるんだ~と思いながら見ていたからなので。

まぁ、それは映画の中の話で、本物のスペイン製のギターっていうのはきっといいんだろうなぁ・・・という証拠写真がこちら。横浜のある楽器店でスペイン製のギターと中国製のギターの断面を比べて展示していたので、これをみると違いがはっきりわかる、と。

Spainchina

ネックとボディの接合部を見ると、明らかにスペイン製のほうががっちり作ってある感じだ。こりゃ勝負にならないでしょう。

というわけでギター四方山話でした。

Yairi4 で、話のついでにウチのアコースティックギターの弦を張り替えたので記録。K.YairiのRB1というギターに張っていたElixirのNANOWEBの弦を同じくElixirのPOLYWEBという弦に変えた。ゲージは.011。POLYWEBもNANOWEBもコーティング弦でPOLYWEBのほうがNANOWEBよりも3倍ほどコーティング皮膜が厚いらしい。皮膜が厚いと、その分音が重く、あるいは甘くなるのかと思ったが、そういうこともないようでバキバキに倍音の張った音が出ている。

でも倍音がきついと、ややこしいコードを引くのにちょっと邪魔なんだけどなぁ。

なので、弦を張り替えたものの、このギターの出番はあんまりないのであった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年9月 5日 (土)

Ninjamサーバで悩む

オンライン・リアルタイム・セッションのNINJAMのことがだいぶわかってきた。要するに、お互いに送りあう音の時間差をできるだけ少なくしているということなんだろう。何かもっとややこしいことをしているのかと思ったりもしたが(例えば、2小節のコードの繰り返しがあったら、前回の音をミキシングして周回遅れの音を送る、とか)単純にタイムラグを少なくする努力をしたということらしい。[9月8日追記:これはやはり「周回遅れ方式」を採用しているらしい。セッションモードというのが別の方法なのかもしれないのだが、そちらはまだよくわからない。]

問題は、音の回り込み(一般にいう「ハウリング」に近い現象)を防ぐために、PC上でミキシングした音を送れないことだ。ステレオミキサーの出力を送ってしまうと、その音がまた返ってきてステレオミキサーに入ってしまうので、音が無限に繰り返されることになってしまう。つまり「録音コントロール」で、マイクとかライン入力あたり(ステレオ/モノラルミキサー以外なら何でもよい)しか選択できないということで、これはなんでもないようだが私のようにオケを使うことが前提(前提?)な奴にとってはつらいし、そうでなくても、こういうシステムにつなぎにくる人にドラマーは希少なので、ドラムは何とか電子的に入れたいのだが、それが難しくなってしまうのだ。

で、どうしているかというと、Reaperという、なんと言えばいいのか、ええとACIDみたいなといっても知らない人も多いだろうし、ループ系のマルチトラック音楽製作ソフトなんだけれども、これがNINJAMに対応していて、NINJAMとの通信をひとつの仮想チャンネルとして定義できる。なので、Reaperでドラムと、必要ならばベースのトラックを作っておけば、NINJAMのクリックと同期させたオケとして使うことができる・・・ということなんだけれども、Reaperが私の環境ではまだちゃんと動かせていないので、説明するにもいまひとつリキが入らない。

だから、NINJAMで遊ぶときにはNINJAM.EXEを立ち上げ、NINJAMのサイトにアクセスしてサーバの利用状況を確認し、録音コントロールで入力を管理しなくてはならない。これは面倒なので、バッチファイルNINJAM.BATを作ってクリック一発でこれをできるようにする。

start sndvol32 /r
"C:\Program Files\NINJAM\NINJAM.url"
"C:\Program Files\NINJAM\NINJAM.exe"
exit

「NINJAM.url」はNINJAMサーバへのインターネットショートカットで、その中身は、

[InternetShortcut]
URL=http://www.ninjam.com/jamfarm/index.php

となっている。インターネット・ショートカットの作り方は自分で調べていただきたい。私はこのショートカットを「C:\Program Files\NINJAM\」に作ったが別にこれはどこにあっても良い。

で、PCを2台使ったりしてくふうすると、たいていのことはできるんだな、ということは昨夜と今夜で実験済み。

ひとつは一台のPCでNINJAMにLoginしつつ、もう一台でStickamにloginしてNINJAMでのセッションをStaickmに中継する。というもの。もうひとつは2台のPCでNINJAMにloginし、その片方をOKE流しにだけ使ってもう一台のloginしないPCで生成したオケを流す、もう一台ではふつうにNINJAMにloginしてセッションに参加する。このとき、クリックは無視することになる。

さて、本題のNINJAMサーバなのだが、NINJAMサイトにはtestサーバが置いてあって匿名(Annonymous)で利用することができるのだが、何しろ世界中から使いに来るわけなので、混むときは混んでしまうわけだ、だからがんがん使いたい人は自分でサーバを立てなさいということでNINJAMサイトにはWindows版とかOS-X版とかLinux版とかのサーバが置いてある。WindowsPCが余っていればWindows版でも良かったのだが、ちょっと今整理してしまったのでLinux版に挑戦してみることにした。

Linux版はソースコードをtarしたものが置いてあるので、これをダウンロードして解凍し、コンパイルする。ディストリビューションはFedora9である。warningエラーがたっぷり出るが、何とか動くものができて、構成ファイルも、付属しているexample.cfgをconfig.cfgとしてコピーし、annonymousユーザを許可するように変更して「ninjamsrv config.cfg」として起動する。その起動スクリプト「/etc/init.d/ninjam」に設定してchmodのあとこんなふうに起動。

[root@LL500 ~]# /etc/init.d/ninjam
NINJAM Server v0.06 built on Sep 4 2009 at 19:36:16 starting up...
Copyright (C) 2005-2007, Cockos, Inc.
Server starting up...
Port: 2049
Using defaults 120 BPM 8 BPI

これを、サーバ起動時に自動起動するようにchkconfigで--addして設定するのだが、ここでちょっとまずいことになった。というのは私の自宅サーバは静音性と低消費電力を狙って中古のノートPCを使っていて、外部からのアクセスがないときは基本的にスタンバイ状態になっているのだが、NINJAMを動作させているとスタンバイにならないのだ。HDDとファンが回ってひゅんひゅんとうるさい。

なので、NINJAMサーバは常時立ち上げないことにした。必要なときだけSSHでログインしてNINJAMを起動し、セッションが終わったらlogoffして終了させる。

で、ファイアウオールに穴を開けて外部からこのサーバにアクセスできるようにして、次はこのサーバを誰に対して公開するかなのだが、自宅サーバのアドレスは公開したくないので、例えばここに書いてみんなで使おうということにはしないつもりだ。常時起動なわけでもないし。おそらくStickamでいっしょに遊んでくれている方々に公開することになると思う。まずは私をNINJAMへ導いてくださったYummyさんに遊んでいただこうと思うのだが、Yummyさんはここ見てないしなぁ。URLを送っとこうか(知らせた)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年9月 3日 (木)

裁判員裁判で悩む

Saibanin裁判員のお声がかかったわけではないが、声がかかってしまってからでは守秘義務とやらで言いたいことも言えなくなってしまうかもしれないので、今のうちに言いたいことを言っておこうかと。

どんな事件にしろ、刑事事件の被告に聞いてみたいことは「何がどうなっていたら、この事件を起こさずにすんだだろうか?」ということだ。これはなかなか答えるに難しい質問だろう。

その答えが「自分のせい」なのか、「自分以外のほかの何かのせい」なのか?必要以上に自分の責任であるとしてしまう人もいるだろうし、逆に事実以上に責任を転嫁する人もいることだろう。「同じ状況ならば同じことをするのか?」という自問に対して正直に答えてもらわないといけない。

この質問への答えで本人の反省の強さがわかるのだが、本当に被告以外にも責任がある場合もあるだろうから、そこんとこを事実関係を含めて指摘しつつ自分の責任を認めて反省するということをきちんと答えてくれれば、量刑の算出もできるだろうし、なによりも同じ犯罪が再現されることを防ぐことができるんじゃないかと思う。

罪を犯した人に罰を与える目的は、なによりも本人と同様の状況に置かれた人に同じ犯罪を起こさせないことにある。もし裁判員に指名されたらそれを念頭において判断したいものだと思っている。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

PfとVibのデュオで悩む

Gary Burton(Vib)はいろんな人と共演していて、かの有名な作曲家ピアソラと共演するためにアルゼンチンまで行ったぐらいなのだが、不思議なことにBill Evansとの共演がなかった。Jim Hallとも共演しているくらいだから、もうちょっと人脈を伸ばせばEvansともチャンスがあったはずなのだが。評論家によってはBurtonとEvansが同じ流派と目されているにもかかわらず、である。

私もその評論家の言うことを信じて、BurtonがEvans派だと思い込んでいたのだが、よく考えてみると、Burtonのほうがドライというか、理論先行というか、ちょっと冷たい感じがしなくもない。でもまぁそれはおいといて。

ところがある日、あるところでピアノとヴァイブのデュオの演奏を聴いて驚いた。ピアノは絶対にEvansだと思ったし、ヴァイブは絶対Burtonというふうに聞こえたからだ。

調べてみたところ、ピアノがEvansというところは当たりだったが、ヴァイブはDon Elliottという人だった。アルバム名は「Tendery」という。このDon Elliottという人の自宅スタジオで録音された演奏だ。

Don ElliottはMulti Instrumentalistと紹介されていて、ジャケット写真でも謎のホルン(Mellophoneというらしい)を持っているが、このアルバムの中でもボイス・パーカッションみたいなことをやったりしている。そのボイス・パーカッションでEvansと4bars交換なんかをやったして、もうやりたい放題だ。自宅のスタジオだったら何をしてもいいのか? そうか、いいのか。

曲目リストは以下のとおり。
1. Tenderly
2. I'll Take Romance
3. Laura
4. Blues #1
5. I'll Know
6. Like Someone In Love
7. Love Letters
8. Thou Swell
9. Airegin
10. Everything Happens To Me
11. Blues #2
12. Stella By Starlight
13. Funkallero

客のいないライブだから、二人ともリラックスしていて、Elliottのソロの途中でEvansが「それ、いいね」とか声をかけたりしている。

しかし、このヴァイブ演奏のいったいどこを聞いてGary Burtonだと私が思ったのかは、いまだに謎である。

Evanselliott

| | コメント (2) | トラックバック (0)

アメリカの軍事観に悩む

ここんとこ、本を読んだという話をぜんぜん書いていないのだが、読んでいないわけではなくてトム・クランシーの軍事スリラーものをゲップが出るほど読んでいたのだ。

まずは「パワープレイ」シリーズという、文庫本で全8巻9冊のシリーズで、内容はあるハイテク企業が世界平和を願っていろいろするというものだ。いろいろというのは軍事活動めいた行動まで含んでいる。

ロジャー・ゴーディアンというのがその企業の主で、この小説群の大半で主人公となっている。現代を象徴するハイテク企業というと、マイクロソフトとかアップルを連想するかもしれないが、この企業(アップリンク)はアップルと名前が似ているけれどもその内容はむしろQualcommという企業に近い。

Qualcommなんて企業はきいたこともないという人も多いだろうが、この会社がなかったらauはケータイを一台も作ることができないし、DocomoもSoftbankもe-Mobileもチップの供給は受けていないが、多額の特許料をこの会社に支払って携帯電話業務を運営している。現代社会を支える企業なのだ。

そんな企業が正解平和のために私財を投げ打つなんて、日本人の(いや、私の)企業観からするととんでもない話なのだが、そういう話を生み出せてしまうところがアメリカの懐の深さということなのだろうか?

その内容についてはもういちいち書かない。それを書こうとするとまただらだらと長くなるだけだから。

で、そのシリーズを読み終わって、次に読んだのが同じくトム・クランシーとスティーヴ・ピチェニックとの合作になる「ネットフォース」シリーズだ。これは上記のアップリンク社がやっていたようなことをFBIのネットワーク捜査専門部局である「ネットフォース」が行うというもので、ネットワーク内をVR(ヴァーチャル・リアリティ)で、つまりゲームの中の世界のような感じで悪と戦うというものだ。でもこのシリーズも上記「パワープレイ」シリーズの焼き直しみたいな話が出てきて、そろそろ胃もたれしてきたところだ。

で、書かれた時期を調べてみたりすると、なんとネットフォースのほうが早くに書かれていたらしい。ふーん、そうなのか。

共通しているところを書き出したところでネタバレになるだけなので、詳しくは書かないけれども、どちらも恋愛沙汰があったり、世界平和のために出動しようとする男に向かって奥さんが「仕事と私とどっちが大事なの?!」と足を引っ張ることまで似ていたりして。こういうのがなくなればもっと本の分量を減らせて、話もスピードアップすると思うのだが。スリラーにロマンスはいらんのだ。

Esptroop で、これらの二つのシリーズの前に読んでいた本がまた怪しい本で、「実録・アメリカ超能力部隊」というものなのだが、これに書いてあることが妙にトム・クランシーの書いてあることに符合していて面白いというか、怖いというか。まさにスリラーなのだ。

アメリカって本当に面白い国で、本当に超能力部隊を作ろうとしていたという証拠がいくつもあるのだ。その超能力部隊に関連していた人物やそこで研修していた人物も実名で出てくるのだが、研修者の中にはジョー・マクモニーグルというどっかで聞いたような名前も出てくる。日本のTV番組で人探しとかやっているあの人がこの部隊の出身だとかいうことなのだ。

さらに、この本では「理想的な軍隊」の要請として「非殺傷兵器」の開発を推進すべきだという話が出ていて、これらも「新型兵器」がクランシーの小説にもゴム弾とかティーザー・ガン(スタン・ガンからワイヤつきの針を飛ばす)とか、可変速度ライフル(発射する弾丸の速度を変えることによって殺傷能力をコントロールする)として出てきたりするので、これはアメリカの軍事スリラー業界のみならず、アメリカの軍事専門家たちの間ですでに常識になっているのかもしれない。

ここで、これらの本を一覧してみよう。まずはネットフォース。

1)『ネットフォース』 Tom Clancy's Net Force (1999)
ネットフォース(Net Force)I
Joint Work:スティーヴ・ピチェニック(Steve Pieczenik)
Joint Work:スティーヴ・ペリー(Steve Perry)
Tr:熊谷千寿(Chitoshi Kumagai) Pb:角川文庫(Kadokawa bunko)
1999/9/25 ISBN4-04-283701-8

2)『国家強奪計画』 Tom Clancy's Net Force #2: Hidden Agendas (1998)
ネットフォース(Net Force)II
Joint Work:スティーヴ・ピチェニック(Steve Pieczenik)
Tr:熊谷千寿(Chitoshi Kumagai) Pb:角川文庫(Kadokawa bunko)
2000/4/25 ISBN4-04-283702-6

3)『憂国のテロリスト』 Tom Clancy's Net Force #3: Night Moves (1999)
ネットフォース(Net Force)III
Joint Work:スティーヴ・ピチェニック(Steve Pieczenik)
Tr:熊谷千寿(Chitoshi Kumagai) Pb:角川文庫(Kadokawa bunko)
2000/9/25 ISBN4-04-283703-4

4)『殲滅の周波数』 Tom Clancy's Net Force #4: Breaking Point (2000)
ネットフォース(Net Force)IV
Joint Work:スティーヴ・ピチェニック(Steve Pieczenik)
Joint Work:スティーヴ・ペリー(Steve Perry)
Tr:熊谷千寿(Chitoshi Kumagai) Pb:角川文庫(Kadokawa bunko)
2001/5/25 ISBN4-04-283704-2

5)『ドラッグ・ソルジャー』 Tom Clancy's Net Force #5: Point of Impact (2000)
ネットフォース(Net Force)V
Joint Work:スティーヴ・ピチェニック(Steve Pieczenik)
Joint Work:スティーヴ・ペリー(Steve Perry)
Tr:熊谷千寿(Chitoshi Kumagai) Pb:角川文庫(Kadokawa bunko)
2001/11/25 ISBN4-04-283705-0

6)『電子国家独立宣言』 Tom Clancy's Net Force #6: Cybernation (2001)
ネットフォース(Net Force)VI
Joint Work:スティーヴ・ピチェニック(Steve Pieczenik)
Joint Work:スティーヴ・ペリー(Steve Perry)
Tr:熊谷千寿(Chitoshi Kumagai) Pb:角川文庫(Kadokawa bunko)
2002/7/25 ISBN4-04-283706-9

次にパワープレイ・シリーズ。

7)『千年紀の墓標』 Tom Clancy's Power Plays: Politica (1997)
ロジャー・ゴーディアン
Joint Work:マーティン・H・グリーンバーク(Martin H. Greenberg)
Tr:棚橋志行(Shikou Tanahashi) Pb:二見文庫(Futami bunko)/ザ・ミステリ・コレクション(The Mystery Collection)
1999/12/25 ISBN4-576-99224-4

8)『南シナ海緊急出撃』 Tom Clancy's Power Plays: Ruthless.Com (1998)
ロジャー・ゴーディアン
Joint Work:マーティン・H・グリーンバーク(Martin H. Greenberg)
Tr:棚橋志行(Shikou Tanahashi) Pb:二見文庫(Futami bunko)/ザ・ミステリ・コレクション(The Mystery Collection)
2000/7/25 ISBN4-567-00621-5

9)『謀略のパルス』 Tom Clancy's Power Plays: Shadow Watch (1999)
ロジャー・ゴーディアン
Joint Work:マーティン・H・グリーンバーク(Martin H. Greenberg)
Tr:棚橋志行(Shikou Tanahashi) Pb:二見文庫(Futami bunko)/ザ・ミステリ・コレクション(The Mystery Collection)
2000/12/25 ISBN4-567-00702-5

10)『細菌テロを討て!』 Tom Clancy's Power Plays: Bio-Strike (2000)
ロジャー・ゴーディアン
Two Volumes
Joint Work:マーティン・H・グリーンバーク(Martin H. Greenberg)
Tr:棚橋志行(Shikou Tanahashi) Pb:二見文庫(Futami bunko)/ザ・ミステリ・コレクション(The Mystery Collection)
2001/11/25
One:ISBN4-567-01128-6
Two:ISBN4-576-01129-4

11)『死の極寒戦線』 Tom Clancy's Power Plays: Cold War (2001)
ロジャー・ゴーディアン
Joint Work:(Jerome Preisler)
Tr:棚橋志行(Shikou Tanahashi) Pb:二見文庫(Futami bunko)/ザ・ミステリ・コレクション(The Mystery Collection)
2002/8/25 ISBN4-567-02112-5

12)『謀殺プログラム』 Tom Clancy's Power Plays: Cutting Edge (2002)
ロジャー・ゴーディアン
Joint Work:(Jerome Preisler)
Tr:棚橋志行(Shikou Tanahashi) Pb:二見文庫(Futami bunko)/ザ・ミステリ・コレクション(The Mystery Collection)
2003/5 ISBN4-576-03064-7

13)『殺戮兵器を追え』 Tom Clancy's Power Plays: Zero Hour (2003)
ロジャー・ゴーディアン
Joint Work:マーティン・H・グリーンバーク(Martin H. Greenberg)
Joint Work:(Jerome Preisler)
Tr:棚橋志行(Shikou Tanahashi) Pb:二見文庫(Futami bunko)/ザ・ミステリ・コレクション(The Mystery Collection)
2004/9 ISBN4-576-04172-X

14)『石油密輸ルート』 Tom Clancy's Power Plays: Wild Card
ロジャー・ゴーディアン
Joint Work:マーティン・H・グリーンバーク(Martin H. Greenberg)
Joint Work:(Jerome Preisler)
Tr:棚橋志行(Shikou Tanahashi) Pb:二見文庫(Futami bunko)/ザ・ミステリ・コレクション(The Mystery Collection)
2005/12 ISBN4-576-05194-6

あ、嘘書いてしまった。パワープレイ・シリーズのほうがが先に始まって、遅く終わっているのですね。

で、これらを全部読んだわけではなくて、1)、6)、8)は読んでいない。特に1)は不思議なことがあって、「ネットフォース」と題された文庫本が実はネットフォース2の「国家強奪計画」だったりするので、なんだかよくわからない。でも、もうおなかいっぱいなので、もういいや、って感じ。

Netforce2_2

11月11日追記: 「実録・アメリカ超能力部隊」は原題を「The Men who stares at the Goats」というのだが、同じ題名の映画が先週あたりにアメリカで封切られたらしい。ユアン・マクレガーとジョージ・クルーニーが出演しているらしい。どういう映画なのかチェックしてみないと。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2009年9月 1日 (火)

サーバ用PCを使って悩む

安いってことでサーバ用のPCを買ったわけだが(CPU2.66G、HDD250Gで1万8千円)、これにはHDDは付いているもののOSも別途買わないといけないし,デスクトップPCとして常用するには購入してからもすぐに使うというわけには行かず、以前常用していたPCからの移行も気が重くて半年以上も放置していたのだった。

ようやく使い始めたのは今年の春くらいからだっただろうか。サーバ用って言ったって、PCに変わりがあるじゃなし、と思っていたのが甘いと知ったのは、サウンド・インターフェースを持っていないことを発見したときだった。つまり、サーバ用PCということは

1) サウンドインターフェースがない
2) グラフィックが貧弱
3) PCIスロットが少ない
4) USBポートが少ない
5) IDEインターフェースは少なく、SATAが多い。

ということらしい。ちなみに、このPCはNEC製でExpress5800/110Gcと書いてある。マザーボードはGigabyte製のGA-8ICMTというものだ。

Ga8icmt

で、1)はサウンドカードを搭載して解決、4)もUSBインターフェースカードを搭載して解決なのだが、ここで3)が効いてきて、つまりPCIカードを2枚しか刺せないので、これでPCIスロットがいっぱいになってしまった。

のこる問題は2)なのだが、これで悩んでしまっている。グラフィックは本当に貧弱で、オンボードのグラフィックだと、ウインドウをドラッグするのにもウインドウがゆがみながら移動するくらいで、なんとも情けない。実用上、Youtubeは問題なく見えるが、DVDの再生とかUSBで接続したワンセグTVも再生できない。

そもそも、OSにはWindowsXPのメディアセンターバージョンを入れているのだが、グラフィックが弱いのでメディアセンターの機能(それが何のことだかもわからない)が機能しないのだ。

PCIスロットがいっぱいなら、「グラフィックはAGPで!」というのはもう古いようで、AGP(Advanced Graphic Port?だったか?)のカードならあまっているのがあるのに、これらが使えないのだ。

マザーボード上にはあまっているスロットがあるのだが、これがPCI-E(x1)とPCI-E(x8)という中途半端なものでそんなスロットに入るグラフィック・カードなんてないよ(横浜方面調べ)。秋葉原で探せばあるのかな?

仕様上はオンボードのUSBが4ポートあることになっていて、PCの裏に2ポート、ボード上に1ポートあるのだがもうひとつのポートの位置がわからない。ボード上のUSBコネクタから2ポート接続できるのだろうか? コネクタの仕様を見るとそうは思えないのだけれども。

5)に対してはちょっと困ったことがあって、以前に常用していた250GのIDE・HDDをこちらのPCでも内蔵させようとして困ってしまったのだった。HDDのためのIDEポートは1個設置されているのだが、これはDVD/CDドライブに直結で分岐のないタイプだ。だから、IDEのHDDをSATAに接続するためのインタフェースをカマしてつなごうとするのだが、これがうまくいかない。

Satalinkこれがその「SATALink」というものなんだが、これをHDDのほうにくっつけて、電源を供給し、SATAケーブルでマザーボード上のSATAポートにつなげばいいんじゃないのかなぁ? でもそれでもまったく認識されないのだ。

このカードにはLEDが二つ付いていて、ひとつは電源のすぐそばにあって、電源が入ると転倒しているのだが、もうひとつのほうが謎だ。もうひとつのほうは、HDDをマスターに設定すると消灯し、スレーブか、あるいはケーブルセレクトにすると点灯するのだ。それはいったいどういう意味だ?

WEBに何か情報はないかと探してみるのだが、SatalinkとかOTBとかチップ名でもろくなものがヒットしない。思いつめて、買った店へ持っていって、「メーカーと型番わかりませんか?」と聞いてみたが、その店ではもうすでに取り扱っておらず、わからないという。

ひょっとして、これは逆の機能のインターフェースかも知れないな。つまり、IDEポートを持つマザーボードに差し込んで、SATAインターフェースでHDDにつなぐとか。でもそれなら電源いらないはずだしなぁ?

仕方がないので、ジャンク箱にあった分岐つきのIDEケーブルを使って、CD/DVDドライブのスレーブにこのHDDをつなぐことにした。そしたらあっさりつながった。はじめからそうすりゃよかったのだが、このケーブルはどうもATA66じゃないのかなぁ?このシステムはATA100を要求しているはずだが・・・。

9月5日追記:

8icmtusb マザーボード上のUSBポートは8端子+1でUSBはもちろん1ポートあたり4端子だから、このひとつのコネクタで2ポートつなげるのであった。なので、フロントパネル用のUSBコネクタ+ケーブルセットを買ってきた。

USBの結線はPWR(+5V)赤、Data-白、Data+緑、GND黒という順番になっているのが標準らしい。

Frontusbp2Frontusb

9月15日追記: サーバ用PCということでグラフィック性能が弱く、カードを入れて何とかならないものか、と考えていたのだが、「安売りチラシの裏」掲示板で耳よりな情報を見つけた。このマザーボードに装着されているE7221というグラフィックチップに915Gというチップ用のドライバを無理やり使えるようにするためのドライバ(実際にはドライバのドライバなのだろう)というモノが存在するのだ。 詳細は上記掲示板を参照していただきたいが、確かにSoftGMA005というアーカイブの指示通りにインストールすると、いままで動かなかったWinDVDが見事に動くようになっていた。ビデオ編集ソフトはまだチェックしていないが、これもよくなることが期待される。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2009年8月 | トップページ | 2009年10月 »