« 25%削減で悩む | トップページ | ユルいミステリで悩む »

2009年9月23日 (水)

日米の映画をハシゴして悩む

連休ってことで映画でも見ようか、カムイ外伝とサブウエイ123のどっちを見ようか?と考えているうちに、両方とも見ちゃおうということになった。15分くらいの間隔でうまく観ることができるスケジュールを立てられたし。

Subway123 サブウエイ123はテンポもよくて、息を継がせぬアクションで最後までひきつけられる。終盤には交通局の公務員がそこまでやるか?という大活躍だ。ディンゼル・ワシントンとジョン・トラボルタが共に大熱演。特にトラボルタは相手をプレスし続ける嫌味なキャラクターを見事に演じきる。

地下鉄が舞台の映画なのになぜかカーアクションがあって、これがすごい。日本の暴走族がやるような「特攻隊」をNYPDの白バイがやってる。すげー。

活かしきれていない伏線もあると思うのだが、そういうのを全部入れちゃうと3時間を越えてしまうだろう。

Kamuiカムイ外伝のほうは、TVで観た予告編で松山ケンイチ演じるカムイがのけぞって手裏剣をよけるシーンがあったので、ああなるほど、そういう映画なのか、と。

カムイ外伝は子供のころに漫画で散々読んだが、最後にどうなるのかは知らない。大体、ストーリーがあるようなないような、基本的に抜け忍とそれを追いかける中で、いろんな技と技とのせめぎ合いというのがテーマだったような気がする。

私はカムイ外伝の漫画でいろんな術を覚えたのだ(いや実践はしてませんけど)。

そんなカムイ外伝でいきなり「変移抜刀霞斬り」が出てきたのにはある意味感激した。言葉としては覚えていたが、なるほどこういう動きだったか。

映画としてなんとなく不満が残るのは、「なんだこれ?」と思わせておいて後から種明かしをするという構成が多く、しかもその説明が今ひとつ納得できないからだ。

もともと漫画を下敷きにしているから、こちらも割引しながら見ていくわけだが、ワイヤ・アクションを自然に見せる努力が今ひとつだとか、CGの動物が今二つだとか。鹿の動きは自然さを狙ってわざとぎこちなくしたのかもしれないが、不自然な自然さになっているし、海獣の動きもまだまだ研究が必要だ。CGはIMAGICAらしいが、実力はこの程度なのか? 日本のCGも「ローレライ」から比べるとずいぶん進歩したものだと思う。ローレライはひどかったからなぁ。

ひとつには私があまり小雪を好きでないことがあって、BALLADSの新垣と交代というわけには行かないかね(年齢的に無理)。

伊藤英明はかっこよかった。この人がこういうメイクをすると、宮崎駿の描く悪人キャラクタに似ている。土屋アンナもはまり役で、出番の少ないのが惜しまれる。

松山ケンイチも小雪もよくがんばったと思うが、映画のテーマの軸がブレていて、観客が混乱する。視点をどこに置けばいいのかわからないし、いろんなエピソードを詰め込まれているのはわかるけれども、つながりが納得できない。

まぁ、日本の映画というのは大体において情緒的で、細かい突込みをすべきではなくて、もっと大局的に把握するのがいいのだろうけれども、サブウエイ123の直後に見ると、やはり日米の違いに戸惑わされる。

ところで、カムイが漫画のころから使っていたこの武器はなんというものだっただろうか? 基本的には両刃のナイフなのだが、肉厚でカムイが土遁の術を使うときなどに穴を掘るのによく使っていたのが印象的だったのだが。

Zaguri

10月23日追記: スグリ役は当初菊地稟子という配役だったらしいのだが、撮影中に菊地が両太もも肉に離れを起こして降板、急遽小雪がアサインされたらしい。菊地だったら映画の印象もずいぶんかわったんじゃないだろうか。

また、CGについてだが、馬のCGはよくできていた。実はCGだとは気が付かなかったくらいに自然だった。これは恥ずかしい話なので、あわびして訂正したい。しかし、鹿とサメは許さん。

|

« 25%削減で悩む | トップページ | ユルいミステリで悩む »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

上の武器は「くない」ってヤツではないでしょうか。

「カムイ外伝」は期待してたんですが、ズバリ、松山ケンイチを見る映画なんですね?(ファンだからいいけど)

投稿: uran | 2009年9月23日 (水) 23時19分

そうだっ!「クナイ」だった。ありがとうっ!

なんで忘れたかなぁ? まぁ、遠い昔の話だったんだから、忘れても恥ずかしクナイっ。

投稿: Picks Clicks | 2009年9月24日 (木) 08時53分

>忘れても恥ずかしクナイっ。

昔、阪急六甲へ行く坂を下りているときに、急に貴君が黙ったのをみて、医学部のM君が「おまえ、ダジャレ考えとるやろ」といったのを思い出しました。相変わらず健在ですね。トピックと関係なくてすみませんが、ついニヤニヤ笑いしてしまいました。

投稿: taki | 2009年9月27日 (日) 23時30分

駄洒落というのはジャズのアドリブと同じで、反射的に提示するところに意味があるので、考えているようではだめですね。私も当時はまだまだだったか?っていうか高校背のころがピークだったかも。

それを言ったのはM田でしたかね?M田だったらもっときついことをいったような気がします。同じ医学部でもM-E郎じゃなかったですか、ベースの?


投稿: Picks-Clicks | 2009年9月28日 (月) 23時11分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/214007/46284225

この記事へのトラックバック一覧です: 日米の映画をハシゴして悩む:

« 25%削減で悩む | トップページ | ユルいミステリで悩む »