バッキング下手で悩む
いやもう私はほんとにギターでバッキングやるのが下手で。ボイシングとかタイミングとかそういう問題じゃなくて、そもそもコードをちゃんと押さえられるのか?っていうくらいで。コード進行も覚えないし。
つい先日も横浜の某セッションへ行ってきたら、そこは指名された構成でセッションするので(もっと自由にやらせてくれよ;なんだか出場回数を数えているらしいが、そんな悪平等はいらんだろう?)、ギタートリオとか、ベースもドラムもいないギタートリオとかやる羽目になる。最後の例なんかは悲惨で、他の二人はボントロとアルトだから私がソロしているときはバックは誰もいないので、さびしい一人練習になる。
あ、話がそれたが、そういう場でもって仕方なくバッキングをやるのだが、そこで指がというか手が痛くなってたまらん。今回はそうでもなかったが、前回ここでやったときには本当に指がつってしまった。
バッキングやってて指がつったのは昨年2月のブルーボサ事件からなのだが、なにしろそれ以前には10年以上まともにバッキングなんてやってなかったので。
半分本気で思っているのだが、バッキングとソロ(シングルトーンで弾く)では指の筋肉の別の部分を使っているのではないだろうか?
昔、というのは学生時代とそれに続く数年なんだけれども、バッキングを丁寧にやることによってカッコいいアドリブソロへつながるのだ、と本気で思っていて、そのころにはバッキングもいろいろと研究していたのだが、21世紀になってここ数年は考え方がむしろ反対になってきて、バッキングとアドリブソロはまったく別物で、むしろ相反するものだ、と思うようになった。
だから、というか、このあたりは自分でも言い訳めいているなぁという自覚が少しはあるんだけれども、自分でバッキングもやりながら、アドリブソロをするというのは基本的に無理なんじゃないのか?私にはどうしても出来ない。ピアノの人なんか平気でやるけど、やはりこれは尊敬に値する。言ってみれば、右手と左手でジャンケンをして、息詰るいい勝負を期待するようなものではないか、とおもうわけだ。
まぁもちろんプロはソロもバッキングも両方ともちゃんとできるんだけれども、あたしゃ一介のアマチュアですからねぇ。
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コメント
>バッキングとソロ(シングルトーンで弾く)では指の筋肉の別の部分を使っているのではないだろうか
同感ですね。ずっとまともにギターは弾いてないですが、シングルトーンは次々と指が変わっていくので短距離走のようなものだけど、バッキングは複数の指で持久走してるようなもんだと思います。
だからたまにギター弾くと、単音とかはまだいいのですが、コード抑えるのがとてもしんどい。特にセーハですね。
投稿: taki | 2009年10月 6日 (火) 23時27分
>バッキングとソロ(シングルトーンで弾く)では指の筋肉の別の部分を使っているのではないだろうか
違う筋肉ですよ。俺もそう思います。ってゆうか事実でしょう。
全然別物ですよね。
右手も左手も全く違う動作をしてますし。
そもそもシングルノートを弾く目的とコードを鳴らす目的は別ですしね。
練習も違うプロセスが必要ですよね。
セッションでバッキングをやると本当にギターを弾くという行為は「運動」なんだなと実感させられますね。
バッキングは上手に「抜く」テクニックを身につけるのがよいかと思います。
意外と弾かなくてもバッキングっぽくすることって出来ますからね。
適度に休憩しながらじゃないと持ちませんからねw
投稿: うたろう | 2009年10月 7日 (水) 01時02分
バッキングしているときには指板側で指が4本活躍しているわけで、それを裏側で支える親指が耐え切れない、っていうのが私の場合。
必要以上に指を押し付けているのかなぁ?もっと軽い力でコードを押さえるようにしたほうがいいのか?相でなくても大体手首の位置とかシングルトーンとは変わっているしなぁ。
「抜く」っていうのは確かにそうで、コード進行を全部追いかけるわけじゃないんだけど、大幅に抜いて(さぼって)いても指がつるのは、やはり何か考えたほうがいいかも。
オクターブ奏法の集中トレーニングでもやってみようかな。
投稿: Picks-Clicks | 2009年10月 7日 (水) 11時05分