トマト味で悩む
トマトが調味料に使われるというのが以前からなんとも不思議だった。トマトは野菜だと思っていたので、トマトを調味料として使うという話を聞くと違和感を感じる。
でもトマトケチャップっていうのは調味料として使われているんだよなぁ。うむ、そうなのか。
何でもトマトにはイノシン酸とかグルタミン酸とかの旨味成分が含まれていて、これらはいつも酸味の影に隠れているのだけれども、調味料として優れているんだとか。トマトケチャップを水で50倍くらいに薄めると酸味が薄くなってだしの代わりに使えるとも聞いたことがある。
でも実際に試してみないとね。
で、焼いた餅につけてみた。餅には基本的に何をつけてもいいらしいからね。常識的な醤油とかキナコをつけるというのもあるし、最近ではマヨネーズをつけるという話も聞いたことがある。私が子供の頃はもっぱら砂糖醤油だった。
マヨネーズがいいんだったらトマトケチャップだってかまわんだろう?
ケチャップがもっと赤かったら、けっこう衝撃的な写真になるかと思ったが、案外鮮烈さがなくてがっかり。
でも、味として、これは「アリ」です。特別うまいとも思わなかったけれども、少なくともまずくはない。若干意表を突かれたという感じの味ではあるから、前振りをうまくやって勢いをつけて食べると「絶品!味の革命!」とか騒ぐ人が現れてもそれほどおかしくはない。
ああ、そういえばトマトラーメンとかいうのをわざわざ食べに行ったこともあったのだった。
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