原潜強奪で悩む
「原潜アメリカ強奪」というタイトルにはなにか見覚えがあったが、この本は読んでないはずだ。よくよく考えてみるとそんなタイトルの映画をDVDで見た覚えがある。進水式を終えたばかりの原子力潜水艦が強奪されてしまうのだが、たまたま艦内の辺鄙な場所で修理か何かしていた二人のアメリカ人が奪還するというものだった。
悪役で意味不明な東洋系女性がカンフーやったり、まぁB級かな。
この小説はどうやらその原作というか、原案らしい。読み進んでいくとたしかに強奪されるのは同じだが、話はさらに複雑で興味深い。映画がほぼ艦内の話に終始しているのに対して、小説では話が世界中を飛び回る。
で、そこで突然気がついたのが著者名だ。え? クーンツ? クーンツって「2度と読まないぞ」と誓ったんじゃなかったか? いやいや、あれはD・クーンツ、こちらはスティーブン・クーンツだからいいのだ。
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