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2010年2月21日 (日)

英国歴史少年で悩む

Historyboys「ヒストリー・ボーイズ」という映画は、私がぜったいに選ばないような映画だ。知り合いから勧められて観たのだが、いろいろと驚くべき発見があった。ドカ~ン、ズキュ~ンばっかり観てちゃいけませんね。

「ヒストリー・ボーイズ」は歴史の勉強をする少年たちの話だ。日本では「歴女」とかいうのが流行りだが、英国ではそういうのじゃなくて、オクスフォードとかケンブリッジの史学科を受験する少年たちの話なのだ。

この受験勉強というのが、日本のそれとはぜんぜん違うという点でまず驚かされる。日本で歴史を勉強するというとまず記憶一点張りの詰め込みになるんだろうけど(私はそれが苦手だった)、ここでは各自の歴史観が問われることになる。「そんな論文ではオクスフォードは通らないぞ!」、「じゃぁ、君は第一次大戦の後始末が不十分だったから第二次大戦が起こった、とこう言うんだね?」、「ヒトラーがゲイだったということを証明してみようと思うんだ」というふうなのが受験勉強だというのだ。

で、それに対する「教養」の授業というのがまた授業中に突然演劇を初めたり、詩の朗読をやるは生徒が突然ピアノを弾き始めてみんなで歌を歌うとか。しかもその歌が「Be Witched」とか「Bye Bye Black Bird」などの私が米国製と思い込んでいたジャズのスタンダードだったから、これには驚いたね。

私のような工学部出身者にして見れば、だいたいまず「史学科を目指す」というのが分からない。史学科で歴史を勉強して、社会に出てからどうするの?という実利的なことをまず考えてしまうのだが、学問っていうのはそういうものじゃないんですね? 

もともと舞台でミュージカルとして上演されていたものを、同じキャストで映画化したということで、イギリス製男前高校生目当てで見るもよし、かの国の受験事情を覗き見るのも一興かと。


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