ソロギターのライブで悩む
Amaduosさんに誘われて、志賀由美子さんのソロギターライブ(+セッション)へ。実はボーカルのEさんも志賀さんのギターに興味があったようだったので誘っていたのだが、こちらはドタキャンとなった。
志賀さんのお名前は以前から存じ上げていて、それはなぜかというと、ギブソン・ジャズ・ギター・コンテストのことを調べんたことがあったからだ。志賀さんは1998年の最優秀ギタリスト賞受賞者なのである。私はというと、「生バンドで録音のこと」という規定を無視してオケ録音を送りつけてやったのだが、それがいけなかったのかそれとも演奏のレベルが低かったからなのか、とにかく予選というか第一次審査を通過しなかった。
このお誘いがずいぶんと早い時期にあったので、3月にその場所を確認しようと「武蔵中原ライフ」のHPを見たら「今週末:志賀由美子ライブ」との告知があった。つまり志賀さんは毎月1度ここでライブをやっているらしい。
なので、3月のライブにも仕事帰りでお邪魔してみた。このときは仕事帰りなのでポータブルギターである「Traveler SpeedSter」を持っていった。だから、この4月の月例ライブ/セッションは私としては2度目になる。
まぁ私のことはいいのだ。
志賀さんはソロギターでジャズやボサノヴァの曲をアドリブを交えて演奏する。曲のテーマはベース音とコードを交えつつ(たぶん)ご自分のアレンジで弾ききり、アドリブに入ってもベースラインとコードを加えつつアドリブするというスタイルだ。
4月に別のところでの演奏がYoutubeにuploadされていたので、私がなんだかんだ書くよりもそちらを見てもらった方が話が早い。
自分ではこういうソロが出来ないので、こういう演奏は大変勉強になる。ソロの合間をベースラインとコードで埋めるというのではなく、それらをも総合した形でソロを創り上げる姿勢が必要なんだなぁと持った次第。細かいところではテクニック的に学ぶことが多かった。
で、3月にもどうもジーン・バートンシーニの香りがしたので「ジーン・バートンシーニはご存じですか?」と聞いてみたら「大好きです」とのこと。4月の演奏では私がそれを意識していたせいかも知れないけれども、演奏にバートンシーニの影響を聞くことができた。そのことを志賀さんに伝えると「そこを聞き取ってくれて嬉しい」と。
その後もAmaduosのお二人(もちろんGt)や歌を歌われる他のお客さんを交えて何曲かセッションしたという、楽しい夕べでありました。
2010年11月16日追記:
Youtubeの動画が削除されたようなので、別のを掲載します(Angel Eyes)。
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コメント
まぁ、すごいですわね、というしかないですね。
手つきとか、クラシックをベースにした方かと思ったんですが、オフィシャルサイトを見たら、そうではないんですね。
アドリブはある程度パターンはありそうな気がしないでもないですが、まぁ、これだけ弾ければ気持ちよいでしょうねぇ。
投稿: taki | 2010年4月25日 (日) 22時49分
動画を見ても思うんですが、ちっちゃい手でよくやるなぁ、と。
現在、CDを制作中だそうですよ。
投稿: Picks-Clicks | 2010年4月26日 (月) 18時50分