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2010年5月の15件の投稿

2010年5月30日 (日)

DPI認可に悩む

今朝の新聞によると、総務省がDPI技術の利用促進にゴーサインを出したとか。

DPIというのは「Deep Packet Inspection」と解説されているが、要するにインターネット・プロバイダが利用者のアクセス記録を販売することを可能にする技術だ。私は技術を利用することについて絶対に反対する。

通常、インターネットの「アクセス記録」というのは、サーバ側(コンテンツを保持しているところ)でアクセス元を記録することを指している。下の図に書いたように、利用者の情報はインターネットプロバイダによって隠蔽されているので、利用者が特に情報を漏らさない限りはWEBサイトに通知されることはない(警察や裁判所の指示により、プロバイダが情報提供することはあります)。

Webaccess_2

しかし、今回総務省がゴーサインを出したというDPIでは、プロバイダが利用者のアクセス情報を出すので、その管理が問題になる。何しろプロバイダは利用者の住所氏名はもちろん、課金のための口座情報まで持っているのだから、それらをプロバイダのビジネスのために売り買いされるのは不安でしようがない。

Dpirecord_2


家庭や職場では複数の人間が同じインターネット接続を利用しているのだから、それらの混合した情報がどんなふうに解釈されるのかも分からない。

もう一度繰り返すが、インターネットプロバイダがDPI情報をビジネスに利用する事には反対する。そういうプロバイダは使わないし、もしも今使っているプロバイダがそういうことを始めたら、プロバイダを変える。

6月1日追記:

拙速に書いたので、タイトルがおかしいが、まぁそのままにしておこう。「DPI認可」じゃなくて「DPI容認」とすべきだったが、その時には思いつかなかったのだ。

朝日新聞によると、昨年4月から有識者による作業部会で検討してきた人のことだが「「総務省の事務方は積極的だったが、参加者の間では慎重論がかなり強かった。ただ、『利用者の合意があれば良いのでは』という意見に反対する法的根拠が見つからなかった」という作業部会参加者の声がある。つまり総務省事務方が出世のための手柄が欲しくて頑張ったということなんじゃないのか?

「利用者の合意があればよい」というのはその通りだが、その合意をどうやってとるのかが問題になるだろう。「あなたのインターネット上での振る舞いはすべて記録されて公開されます」という刺激的な表現になるのか、もっともってまわった曖昧な言い方になるのか、なんにしても利用者が「理解して」合意したことをどうやって証明するんだ?

例えば利用料金を無料にするとか、明らかに「これはなにか仕掛けがあるな?」という状況で「実はDPIでして」というのなら明確な合意になるかもしれない。それはそれでいいとは思うが、中途半端なDPI容認はヤメロ。

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屠畜紀行で悩む

Slouterななな、なんちゅう本を読んどるねん!?と眉をひそめる向きもございましょうが、意外とまぁそうでもなく、と。

私も最初はそう思いましたよ。「なんちゅう本を出すねん!?」と。しかし、まえがきなんかを読んでみると「家畜が食肉になるまでというのは人々があんまり見たくないところなのか、あまり詳細に解説されたりはしない」とか「日本では家畜の解体の仕事は差別の対象となってきたが、世界的にはどうなんだろうか?」というふうな視点が面白いと思った。

で、この著者はもともと主に旅行を対象としたイラスト・レポーターらしいのだが、旅行の合間に世界各国で上記のようなテーマを以て取材を始める。まず手始めは韓国である。そこからインド、アメリカそして日本の屠畜事情をイラスト入りで見ていくわけだ。

Sleepingpig

面白いなぁと思いつつまだ読み終わっていないのだが、この著者はどんな人なんだろうと思って検索してみると、TV番組「情熱大陸」で取り上げられたりもしたらしい。此の本「世界屠畜紀行」も1万5千部のヒットだったとか。1万五千部でヒットなのかぁ、という点にもちょっとびっくり。

Uchizawaで、検索すると現在も更新中のBlogを発見。これが面白くて昨夜は3時まで読んでしまった。

この人はもともと神奈川の人らしいが、東京に転居している時に思い立って「豚を飼う、そして食べる」ということを実践するために千葉へ移り住む。そして経験もないのに独力で(いや、様々な人に助けられながら)豚小屋を立て、床にセメントを塗り、三匹の豚を可愛がって育て、そして専門業者に頼んで解体してもらう(個人で勝手にやっちゃいけないらしい)。そしてBlogで人を集めて食べてしまうのだ。これがつい昨年の秋の話。

Pigboneで、解体された残骸もこうやって愛でるのであった。

三匹の豚とあたし


A市便り

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2010年5月22日 (土)

女性向けホーム・ビジネスで悩む

なんとなくまたBookOffなんか行ってみたりして。で、またなんとなく面白そうな本をみつけたりなんかして。で、安かったので買ってみたりして(安けりゃ買うのかよっ!?;う、うん、まぁそうかも。)。

Homebased1洋書のコーナーがあるのは知っていたが、あんまりじっくり見たことはなかった。今回、私の目を惹いたのは「101 Best Home-Based Businesses For Women」というものだった。まず第一印象としてアメリカの本なのに男女の性別にこだわっているのは珍しいかな、と思ったのだ。

手にとって目次を眺めてみると、まず「ホームビジネスで考えるべきこと」という章があり、そのあとにずらりと色々なビジネスが並んでいる。巻末にはいろいろな参考資料と参考URLが収録されているので、やる気のあるワーキング女性には役に立つのだろうと思う。1998年に出版されたものだが、読者にインターネット利用を強制することはしていないが、この本自体はすでにインターネットにも深く依存している。

Homebased2第一章を読むと、「女性は結婚や出産、子育てでそれ以前の職場で働くことを続けられないことがしばしばある。それに加えて、コンピューターやネットワーク、ファックスなどによって家庭で仕事を始めることが以前ほどむつかしくはなくなってきている。」というふうなことが書いてある。なるほど。

101のビジネスは以下のように分類されている。

Special Event Services
 Balloon Decorating
 Gift Baskets
 Gift Reminder Service
 Party and Event Planner
 Party Rentals
 Reunion Planning
 Videotaping Service
 Wedding Planner and Consultant
Home Services(以下、小項目は省略)
Personal Services
Health Services
Sewing Services
Pet Services
Business-to-Business Services
Entertainment Services
Green Businesses
Craft Businesses
Computer Businesses
Food-Related Businesses
Other Businesses

そしてそれぞれの小項目について、
・ビジネスの概要
・当初必要な資金
・価格付けのガイドライン
・マーケティングと広告の方法
・必要な機材
・必要なトレーニングや経験
・平均的な収入
・純粋に家庭内で可能か、それとも外出が必要か
・ターゲットとする顧客
・有用な助言
・フランチャイズ、配達、ライセンス
・その他の情報
・関連ビジネス

が記述されている。

101種類のビジネスについて、上記の項目を一覧表にしてもいいのだが(いいのか?)それだけで、ひとつのビジネスになってしまいそうなので、それは勘弁。

ちなみに、この本の前のオーナーは個人的なケータリング・サービスに興味があったようで、その項目には下線を引いたり単語の訳が書いてあったりした。でも個人的なケータリングっていうと、まず保健所の認可がいるだろうなぁ。

翌朝追記:

ひょっとして日本でも訳本が出ているかも、と思ってアマゾンで探してみたが、該当するものはなかった。400ページ弱だが平易な英文なので、訳すのはそれほど難しくないと思う。

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2010年5月19日 (水)

インターネット・ビジネスで悩む

総務省では光ファイバ普及を狙って偉い人達がいろいろ画策している。日本でもGoogleとかAppleとかAmazonみたいなインターネット・ビジネスを育てるようなインフラをまず整えようということか。政府のやることだからいちいち「上から目線」だな。

グローバル時代におけるICT政策に関するタスクフォースということで、その議事資料が公開されている。ここにはいろいろと興味深い資料が公開されていて、これは使える。

しかし、「お悩み手帳」が食いつくのは「そこか!?」というところで、「電気通信市場を取り巻く現状」と題された書類の中の日米のインターネットビジネスを比較した図(7/10ページ)だ。

Netbizjp

元の図では米国の企業についても売上と純益を掲載しているので、それらも引用すると、














企業売上純益
米国マイクロソフト5.7兆円2兆円
アップル3.6兆円0.8兆円
グーグル2.1兆円0.6兆円
アマゾン1.9兆円0.08兆円
日本ヤフージャパン0.3兆円0.13兆円
楽天0.25兆円0.05兆円
サイバーエージェント939億円45億円
DeNA376億円158億円
ドワンゴ266億円4億円
グリー139億円83億円
ミクシー121億円38億円

ここで私の興味を引いたのは、この表の中では最下位を争うグリーとミクシーの戦いだ。システムや運営を見ているとmixiの方がはるかに良い動きをしていると思っていたのだが、Greeの方が売上・純益ともに上だったとは。

Greeはケータイからのアクセスを主眼においたSNSだが、mixiの会員でもGreeなんて知らないというひとが多いのではないだろうか。もともとケータイ向けのしょぼいシステムだったのだが、今年に入って大幅な改造でおかしなことになっていて、会員内にも不満が多くなっている。ケータイ向けゲームを有料で配信していたりするのか、あるいはケータイ・キャリアからパケット利用料のキックバックを受け取っているんだろうか?

IR情報から、売上の内容を見てみると、mixiが収入の8割を広告から得ているのに対し、Greeは広告収入が2割強しかない。のこりは有料課金収入となっていて、Greeの場合はゲームのダウンロードなのだろうか? じゃぁmixiの有料課金とはなんだろう? mixiアプリがそんなに利益を上げているんだろうか?

私はmixiとGreeのどちらにもお金を払ったことがないので、こんなふうにしてビジネスがなりたつというのがどうにも実感できないのだが。すでに時代に遅れているのか?

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2010年5月17日 (月)

耳掛け折れて悩む

Btbroken1気に入って使っているBlueToothヘッドセットだが、ある日耳掛けが折れてしまった。

特に乱暴に扱ったわけでもなく、電車に乗って耳にかけようとしたときにポロッと落ちたものがあったので見てみたらこれだった。これは困った。

Btbroken2しかし、どうも全体的に疲労というか、ひび割れというか弱ってきているような印象。でもこれを買ったのは2月で、まだ3ヶ月もたっていないのだぞ。

Btbroken3おれていない方の耳掛けにも同じようなひびというかクラックというか。つまりこれはきっと硬質のプラスティックと軟質のプラスティックを張り合わせてあるのじゃないだろうか。そこのところから弱くなってきているのだ。

Logitecのテクニカルサポートに電話してみると、製造番号を聞かれて製造後一年以上立っていることが判明。保証書があれば無償修理できるが、なければ有償になる、と。料金は現物を見ないと分からない、と。

しかし、これは欠陥製品だと言い切ってしまおう。汗をかく季節でもないのに3ヶ月でこんなことになるなんて。

Btbroken4_2なので応急処置として熱収縮チューブで締め上げてみた。これでしばらくは使えるかな?その間に保証書を探そう。


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2010年5月15日 (土)

茶色で悩む

絵の具の赤と青を混ぜると紫になる。青と黄色を混ぜると緑になる。赤と黄色なら橙色だ。絵の具を混ぜるのは減色混合と言って、赤青黄色三原色全部の色を混ぜると黒になってしまう。

では、何と何を混ぜると茶色になるんだろうか?

私がこの疑問を持ったのは小学校の図画工作の時間だった。おりしも校外学習というのだったか、いわゆる写生みたいな事をやっていたときだった。純真な小学生だった私はその疑問を早速先生にぶつけてみた。

私:「先生、何色と何色を混ぜたら茶色になるんですか?」
先生:「茶色の絵の具がなくなったら、土を使いなさい。」

先生はそう言い残すと、「ドヤ顔」をしてその場を立ち去っていったのだったと思う。私は先生を困らせないよい子だったので、「そゆこと聞いてるんとちゃうやろ~」と突っ込むことはせず、あいまいな笑いをうかべつつ先生の後ろ姿を見送ったのだった。

この疑問はずっと私の頭の片隅に残っていた。何人かには聞いたりもしてみたのだが、明快な回答が得られることはなかった。

しかしある日(わりと最近)、「茶色は赤と黒の混合でできる」と書いてあるものに出くわした。え~?本当?赤と黒を混ぜても暗い赤になるだけじゃないのかなぁ? でも血が乾くと茶色くなるか。(か?)いや最近そういう血生臭い小説とか読んでるもんで。

赤成分:255
赤成分:192
赤成分:128
赤成分:64
赤成分:0

これが茶色? う~んワインレッドっていうか、茶色というのにはまだパンチが足りないように思う。

で、あれこれ探していたら「原色大辞典」というサイトを見つけた。このサイトによると、saddlebrownというのがあって、#8b4513となっている。

赤成分:139 緑成分:69 青成分:19 茶色:#8B4513

確かに茶色っぽいなぁ。緑と青を少しずつ足すのだな? しかし、PCでのこういう色の操作は加色混合と言って、赤緑青の三原色を全部混ぜると白になってしまうという、ちょっと一般常識からは外れた世界なので、実際に絵の具で茶色を出すには赤に緑と青を混ぜればいいというわけではない。

加色混合では緑と青を混ぜると黄色になったりする。たしかに茶色には黄色成分もありそうではある。黄土色とかいうもんね。

というわけで、絵の具で茶色を出すには何と何を混ぜればよいのだろうか? この質問にはきっと専門家が答えてくれるだろう、と期待。

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2010年5月11日 (火)

Loto6のパターンで悩む

Loto6の抽選結果をマッピングしてそこから流れというかパターンを読み取ろうとしていて、そんなことで当てられると本気で信じているわけではないのだけれども、まぁいいじゃないですか。だからこうやって毎週データだけは集めているのだけれども、買ってないんです全然。

で、ここんところ動きがちょっと怪しくて、なんだかパターンが出てきているように見える。下に示すのは先週木曜日の抽選結果を含む過去20回の抽選結果をマップしたものだ、横一列がある週の抽選結果で、赤が当選番号、青がボーナス数字を表している。43個の数字から6個をあてないといけないのだが、5個まであてた場合に「それは残念でした」ということで、ボーナス数字というのが用意してある。当選数字5個とボーナス数字に当たれば1500万円くらいの賞金になるはず。

Loto100506
先週の抽選が第495回だった。500回には買ってみようかなと思っている。

ここに表示されているだけでも、なんだか妙に赤いのが固まっている感じがする。それも縦に並んでいるのが目に付く。縦に並んでいるということは、先週当たった数が今週も当たったということだ。縦になんとなく並んで見えるのはそのへんの数に集中していることを示している。

一方、横に並ぶのは連続した数があたったということだ。こういうのは困るね。こんなのを買う勇気はないね。

こういうパターンを(後から)見ていると、例えば491回なんかは当てられたんじゃないかという気がしてくる。

先々週の494回がちょっとバラけてしまっているのだが、なんとなく塊の感じがいい感じで、小麦粉を溶いていて「ダマ」になっているような状態っていうか。

あたり数が固まっているところじゃなくて、あたり数が出ていないところに注目すると、マップがこんなふうに見える。

Loto100506_2

なんだかこの勢いで行くと、次回(今週木曜日)には(3,4,5,6,19,20,21,22,28,29,30,31,32,33,34)あたりが来そうな予感。しかし、こうやって数字を15個に絞っても、その組み合わせは5005通りもあり、それを全部買うと100万1千円かかる。全体の組み合わせである609万通りから比べればずいぶん絞り込んでいるのだが、それでも大人買いするにはこれほどかかるのだから、まぁ当てるにはとんでもない幸運が必要なのだなぁ。

思い切って100万円も買えば、半分くらいは回収できるんじゃないでしょうか(だめじゃん・・・)。

5月14日追記:

496回の結果はこうなった。

Loto100513

上記の予想では3,6,29,32が当たっているので、5005の組み合わせのうち66本が4等に当たったことになる。496回での4頭賞金は11,100円だからその賞金が732,600円,、1000円もらえる5等が495本だから(本当?)、賞金合計は1,227,600円だ。あれ?百万超えてるなぁ。買えばよかったのか?

5月14日また追記:

どうも上の計算は怪しいので、もう一度計算し直します。とりあえず66本じゃなくて55本のはずだ。目ボケ寝ぼけマナコで書いたから混乱してるかも。

5月19日追記:

冷静に見直してみると、混乱というか、都合のいいように解釈してますね。

まず、「3,6,29,32が当たっているので、」というのが間違い。「3」はボーナス数字なので当たったことにはならないのだが、実際にLOTO6を買ったわけではない私としては当たったのと同じくらいの値打ちがある、という混乱。

狙いをつけた15個の数字の内3個しか当たらないと、これはひどいことになる。最高でも5等の1000円しか当たらないわけだから。でもまぁ計算してみようか。

■15個の数字から6個の数字を取り出す組み合わせ(15C6と書く)は5005通りある。6個の数字の内3個が当せんしているので、当たり数字3個が確定しており、残りの3個を当たらなかった12個の中から選び出す組み合わせの数が5等当せんの数になる。したがって、5等当せんの数は12C3で、こう計算する(ここ、試験に出ますからね)。

12×11×10
------- = 1320÷6 = 220
  3×2×1

というわけで5等1000円が220組当たって、220,000円の回収。22%の回収率というのはそんなに悪くない。(でも78万円失ったと思うと、こりゃ辛い。)

■悔しいので、「ボーナス数字も当たりのウチ」ということで15個に絞った内の4個が当たっていた場合の回収をもう一度計算する。

第496回の4等賞金は11,100円だった。15個に絞った数字のすべての組み合わせを買ったという前提でこの4等が何本当たっているかというと、当たりの組み合わせの内4個の数字はもう確定しているから、あとの2個を11個(15-4)のハズレ数字から選ぶ組み合わせになる。それはつまり11C2なので。

 11×10
------ = 110 ÷ 2 = 55
  2×1

55本だから4等賞金合計は610,500円。

で、5等が何本当たっているかというと、5等当たりくじは当たり数字3個とハズレ数字3個の組みあわせだから、
4C3×11C3となる。4C3は計算しなくても4であることがわかるのだが、前回は何故かこれを3だと計算してしまった。

 4×3×2
------ = 24÷6 = 4
 3×2×1

11C3は

 11×10×9
-------- = 990 ÷ 6 = 165
  3×2×1

両者を掛け合わせると4×165で660となる。つまり5等賞金合計は660,000円。こういう買い方をすると5等も馬鹿にならないのだなぁ。

というわけで、ボーナス数字を当たりとして勘定すると、賞金合計は127万500円という景気のよい話になった。

しかし、予想数字を15個に絞っても、すべての組み合わせを買い切るのに100万円というのは現実的ではない。では、一体予想数字をどれくらいにまで絞り込むと現実的になるのだろうか? その計算結果がこれだ。

絞り込み数組み合わせの数購入金額
61200円
771,400円
8285,600円
98416,800円
1021042,000円
1146292,400円
12924184,800円
131,716343,200円
143,003600,600円
155,0051,001,000円
168,0081,601,600円
1712,3762,475,200円
1818,5643,712,800円
1927,1325,426,400円
2038,7607,752,000円
2154,26410,852,800円
2274,61314,922,600円
23100,94720,189,400円

12個くらいにまで絞れれば、なんとかなりそうな気もする。

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2010年5月 9日 (日)

アマゾンのCD紹介で悩む

こんなメールが来たのは3月23日だった。

Evanseasy3Amazon.co.jpのお客様へ、

Amazon.co.jpで、以前にBill Evansのミュージックをチェックされた方に、このご案内をお送りしています。『Easy Living』、2010年3月29日発売予定です。 ご予約は以下をクリック

Easy Living
Bill Evans
価格: ¥ 890
発売日: 2010年3月29日

なにしろアマゾンには私の趣味をほぼ完璧に把握されているので、これはきっとEvansの古い録音が新しく発見されたか何かなのだろうと思って、即注文した。890円だと送料がかかってしまうので、気になっていた村上春樹の文庫本も一緒に注文した。CDの発売が3月29日なので、それにあわせて発送してもらうように設定した。文庫本も急ぐわけでなし。

しかし、これがこないのだ。村上春樹の文庫本は4月に入ってすぐに届いたのだが、CDが届かない。結局届いたのは連休も終わろうかという5月上旬だった。それまでにも「お客様の注文されたCDは入荷が遅れております」みたいなメールがきていたので、まぁそんなもんかと思っていたが、一方で、勧誘のメールをだしておきながら商品が確保されていないのはどういうわけだ?とか、よほどレアなものなのだろうか? などと想像をたくましくしていたわけ。

しかし到着したCDを聞いてみて「あれれ、これは聞いたことがあるぞ。」

01 OLEO
02 PEACE PIECE
03 YOUNG AND FOOLINSH
04 NIGHT AND DAY
05 TENDERLY
06 LUCKEY TO BE ME
07 I LOVE YOU
08 EASY LIVING
09 SPEAK LOW
10 ON GREEN DOLPHIN STREET
11 WALTZ FOR DEBBY
12 MY ROMANCE

最初の6曲はEvansの「Everybody Digs」に収録されていたものだ。あとのはどこから持ってきたのか分からない。#11と#12はピアノソロでワンコーラスだけというあっさりしたものだ。これは確かに聞いたことが無いかもしれないが、しかしあっさりだなぁ。

というわけで、これからはアマゾンからお誘いのメールが来ても、十分に調べてから買うことにしよう。


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善い音楽と悪い音楽で悩む

Ellingtonデューク・エリントンの言葉として知られている「音楽には二種類しかない。善い音楽と悪い音楽とだ。」という言葉は、あちこちで都合のよいように都合のよい解釈で使われている。でも、じゃぁ誰がその善い悪いを決めるのだ? というとその問には誰も答えてくれないので、これは全く無意味な言葉になってしまう。

私の印象としては「音楽の正しさ」という話の文脈として、「どういう音楽が正しく、どういう音楽が間違っている(正しくない)のか?」という問がなされ、デューク・エリントンがその答えとして「音楽には(正しいか間違っているかではなくて)善い音楽と悪い音楽しかないのだ。」と言ったのであって欲しい、と思っている。

というのは私はある経験から「音楽に間違いというものはない」と考えており(思ったとおりにならないという意味での失敗はあるにせよ)、それによって自分を勇気づけているという背景があるからだ。

でも実際にエリントンはどういう背景でこういう事を言ったのだろうか? というのは誰しも興味あるところだろう(あれ?ありませんか?そうですか)。

Internetをいろいろ嗅ぎ回ってみると、さすがにあるところにはあるもので、こんな記述を見つけた。以下はそのほぼ全文と、私の拙訳である。精確な訳よりも意訳っぽくなっている。出展はこちら

-----------------

Duke Ellington spent a lot of time throughout his life defending Jazz from various attacks and put downs that came from a wide range of "experts" and music critics. Mark Tucker's The Duke Ellington Reader details many of Duke's written replies together with interviews given.

エリントンはその人生において広範囲にわたる「専門家」や音楽評論家からの幾多の攻撃や貶めからジャズを守り続けてきた。マーク・タッカーの「The Duke Ellinton Reader」はデュークに対するインタビューとその回答を詳細に記録している。

In 1962 in an interview with Stanley Dance, Duke discussed musical categories :
"People are told that they must never drink anything but a white wine with fish or a red wine with beef. The people who don't know, who've never been told that, who've never been educated along these lines - they drink anything.I suspect they get as much joy out of their eating and drinking as the other people.

It's just like people who listen to music.They don't necessarily know what they're listening to.They don't have to know that a guy is blowing a flatted fifth or a minor third,but they enjoy it,and this I consider healthy and normal listening.

A listener who has first to decide whether this is proper when a musician plays or writes something - that's not good.It's a matter of "how does it sound?," and, of course, the sound is modified by the taste of the listener.

1962年、Stanley Danceによるインタビューでデュークは音楽のカテゴリについて以下のように語っている語っている:

人々は魚を食べるときには白ワイン、肉を食べる時には赤ワインを飲むべきであると言われている。こういうことを知らず、言われておらず、また教えられていない人々は何でも飲む。こういう人は食生活において他の人々と同じくらいの楽しみを享受しているのだと私は思う。

音楽を聞く人々も同様である。彼らは何を聴いているのかということを知る必要はない。演奏者がフラット5thを吹いているとかマイナー3rdを吹いているとかを知っていなくても音楽を楽しむことができる。そして私はこれを健康的な、ごく普通の音楽の楽しみ方だと思う。

音楽家が演奏したり曲を書いたりするときに、まず最初に「これは適切であるか否か」と決めつけるリスナー、これは良くない。 「それはどういうサウンドであるか」が問題なのであり、そしてもちろんその「サウンド」はリスナーの趣味によって変わるものなのだから。

The listener may like things that are pretty, what we consider pretty or schmaltzy. Another may like a graceful melodic line, with agreeable harmony under it and probably little romantic element. A third may like subtle dissonance, while a fourth may go for out-and-out dissonance.A fifth may have a broad appreciation and enjoy all kinds.

But what is really involved here,I think,is personal taste rather than categories. Music itself is a category of sound, but everything that goes into the ear is not music.
Music is music,and that's it. If it sounds good,it's good music,and it depends on who's listening how good it sounds."
......................

美しいもの、我々が美しいあるいは極端にセンチメンタルだと考えるものを、あるリスナーは好むかもしれない。また別のリスナーは適度にロマンティックなエレメントと適正なハーモニーに支えられた優雅なメロディラインを好むかもしれない。また別のリスナーは四度の「out-and-out」な響きを持ったはっきりとした不協和音を好むかもしれない。別のリスナーはあらゆる種類の音楽を楽しめる広い受容力を持っているかもしれない。

しかし、ここで最も考えなくてはいけないのは-私が思うに-カテゴリではなくて個人の好みだ。音楽自体は「音」のひとつのカテゴリだが、耳に入るすべての音が音楽になるわけではないのだから。

音楽は音楽であって、それ以上でも以下でもない。それが良いサウンドを持っていれば良い音楽であるが、それは聞く人が何をもって良いサウンドとみなすかに依存する。

The exact quote referred to in the thread title was from another
1962 article in Music Journal titled "Where is Jazz Going".

Towards the end of a fairly long article, Duke said

"As you may know,I have always been against any attempt to categorise or pigeonhole music,so I won't attempt to say whether the music of the future will be jazz or not jazz, whether it will merge or not merge with classical music.

There are simply two kinds of music,good music and the other kind. Classical writers may venture into classical territory, but the only yardstick by which the result should be judged is simply that of how it sounds.If it sounds good it's successful;if it doesn't it has failed.
As long as the writing and playing is honest, whether it's done according to Hoyle or not, if a musician has an idea,let him write it down.
And let's not worry about whether the result is jazz or this or that type of performance. Let's just say that what we're all trying to create, in one way or another,is music.

問題の「良い音楽」は「ジャズの行方」という「Music Journal」の1962年の別の記事に現れる。かなり長い記事の終りのあたりでデュークはこう語っている:

ご存じのように、私は音楽を分類しようとするあらゆる試みに反対してきた。だから私は未来の音楽がジャズになるかジャズにならないかとか、クラシックに統合されるかどうかとかについて語るつもりはない。

音楽には二種類ある。善い音楽とそれ以外だ。クラシックの作曲家はクラシックの分野の中で冒険をするだろうが、それが判断されるべき基準は単純にそれがどういうサウンドであるかということだけである。それが良いサウンドであればであればそれは成功であるし、そうでなければ失敗だ。制作と演奏がまっとうになされているのなら、それがホイルの法則に則っていようがいまいが、音楽家がアイディアを持っているのなら書けばいいのだ。

そしてその結果がジャズであるかどうかとか演奏の様式がどうだというふうなことは気にしないでおこう。我々が様々な方法で創造しようとしていることは音楽なのだということだけを言っておこう。

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2010年5月 8日 (土)

アイホンで悩む

Aihonアイホンだよアイホン。アイフォンとかiPhoneじゃなくてアイホンだ。iPhone出現のはるか昔から営業しているアイホン(株)の製品で、この場合の「アイ」は最近はやりの「i」じゃなくておそらく「EYE」なんだろう。つまり視覚を持ったインターホン。最近では「テレビ・ドアフォン」というふうに分類されている。

このマンションに入居した時から設置されていたもので、当時は最新設備だったのだが画面はモノクロのブラウン管だし、老朽してきてカメラの感度が悪くなって画面は殆ど見えないし、最近では音声も怪しくなってきた。

試しに訪問者の立場になって玄関で「ピンポン」してみると、呼び出し音は鳴るものの、そのあと「ピ~」とか鳴っていて中で応答する声が聞こえない。スピーカーの前に手をかざすと「ピ~」音が変わるので、軽くハウリングしている感じだ。

同じマンションの他の部屋でも老朽化が進んできているようで、他家を訪問したときにこの現象はよく見ていたのだが、ウチのもそうなっていたのか。

何度か修理もしてもらっているのだが、昨年修理したときには「もう部品がないから、次に壊れたら買い換えてくれ」と言われてしまった。

で、市場にはどんなものが出回っているのか調べてみると、各社出しているけれども圧倒的にPanasonic製品が市場を席巻しているようで、

Vlsv31klこれがVL-SV31KLという売れ筋で、KAKAKU.COMの最低価格が13,800円、ヨドバシ価格が2万円ほど。

カラー液晶がついていて、画像の保存機能がある。「ピンポン」と押して2秒後の画像を30枚まで保存できる。ピンポンダッシュするなら2秒以内に姿を隠さないといけない。

VL-SV32KLという上位機種では、電話・ファックスと連携できるということだが、まぁそんな機能はいらないな。それより、電話機みたいに録音機能があるといいのになとは思う。

技術的にはいろんなことが考えられて、例えばインタホンの音声をケータイに転送して「逆居留守(外出中なのに在宅しているように装う)」とか、「逆・逆居留守(家にいるんだけど、ケータイで応対して外出中を装う)」なんかもできると思うんだけど、電話機とのつなぎ方が各メーカー独自の方式になっちゃうと、電話機とインタホンのメーカーを合わせないといけなくなって、そういうのは柔軟性がなくなって良くない。

電話機とインタホンとの標準的インターフェースができればいろんなことが出来そうなんだけど。安いVL-SV31KLだと、例えば撮った写真をPCに取り込んだりはできるのかなぁ? 単純にマイクロSDに保存してくれれば簡単でいいんだけど、30枚限定ということは内部にしっかり抱え込んじゃんだろうなぁ。

玄関におく子機とのインターフェースも標準だったら、子機なんてカメラとマイクとスイッチだけだから安くできるだろうに。だいたい2線式のが多いようだから、たぶん配線はそのまま使えるだろうが、物理的に取り替えるのがどうも面倒で、取り替えたあとが残らないかと心配だ。

Eyephoneouter玄関の子機の下のほうから写真を撮ってみるとこんな具合で、このネジを外すとカバーが外れるんだろうか?

親機の電源も心配なところで、まさか直接配線ということはないだろうが、電気工事をやらないといけないとすると面倒だ。コンセントみたいになっていればいいんだけど。




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2010年5月 7日 (金)

普天間の600億円で悩む

自分の住んでいるところに基地なんて無いほうがいいから、住民投票すれば「基地反対」になるのは当然で、それはどこだって同じだ。

昨年の地方選挙で基地の普天間への移転に反対する稲嶺氏が名護市長に当選するまでは普天間への移転ということごほぼ決まっていた。それまでは住民も普天間移転に納得していたのだった。

それはなぜかというと自民党政権が普天間移転の見返りとして地元へ600億円をばらまいたからだ、という指摘があった。

明確に「基地移転の見返りとして」ではなく、なんとなく「暗黙の了解として」ということで、ありそうなことではあるが、その根拠はどうなんだろうな? と思っていたのだが、それらしきものを発見した。

北部振興の概要(内閣府:政府の沖縄政策)

平成12年度から、「普天間飛行場の移設に係る政府方針」(平成11年12月28日閣議決定:平成18年5月30日廃止(引用者注))に基づく「北部振興並びに移設先及び周辺地域振興に関する基本方針」(平成12年8月24日北部振興協議会並びに移設先及び周辺地域振興協議会決定)等を踏まえ、「雇用機会の創出」や「定住条件の整備」など沖縄県北部地域の発展に資する実効性の高い振興事業を着実に推進しています。

  ・予算措置状況
     平成12年度~平成21年度(各年度)   非公共:50億円、公共:50億円

  ・これまでの採択事業
     非公共:118件、公共:75件

平成12年から毎年100億円が投下されるという施策になっていたわけなのだが、これに対して地元は「北部振興策は基地とは関係ない」という態度をとってきたらしい。2007年にはこんな記事がある。

琉球新報:北部振興策、凍結解除へ 基地と連動、住民批判


2007年11月25日
 【名護】米軍普天間飛行場移設問題で地元の歩み寄りを促すことを念頭に、政府が凍結していた北部振興策の本年度分予算100億円を執行する方針を固めたことについて、地元名護市からは24日、北部振興策の執行を基地移設と関連付けている政府の姿勢を疑問視する声が相次ぎ「信用をなくす」「卑劣だ」などと批判の声も上がった。

政府はこの「北部振興策」を凍結したり解除したりして地元を揺さぶっていたらしい。2007年というと平成19年だからこのタイミングで年間100億円というのが結局停止されたのだろうか。そのことが基地反対の稲嶺市長当選の当選につながったのかもしれない。

ところが、鳩山政権はこの「北部振興策」を復活させるという。

産経新聞:普天間受け入れの見返り「北部振興策」鳩山政権が継続方針 計画見直しにもかかわらず


日米合意で米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の移設先とされた名護市など「沖縄本島北部地域」に対する振興策を、鳩山政権が平成22年度以降も継続することが9日分かった。鳩山由紀夫首相は野党時代、基地受け入れと振興策を組み合わせる政策を「アメとムチ」と批判してきたが、現行移設計画を見直そうとする一方で、振興策や米軍再編交付金制度も続けるという矛盾した手法を取ろうとしている。

「基地とは関係なく、沖縄北部の振興を考えているんですよ」という綺麗ごととして筋を通そうとしているんだろうか?じゃぁ沖縄南部は振興させなくていいのか? なんとも不明瞭だな。怪しい組織とかが絡んでいるんじゃないだろうな。

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2010年5月 5日 (水)

警察官の来訪で悩む

「X月XX日のX時頃、あなたはどこにいて何をしていましたか?」と訊かれたわけじゃなくて

警察官が二人で訪ねてきたのは夜の8時過ぎだった。訊かれたのは「5時頃に救急車の音を聞いたか?」ということだった。

変な話だ。救急車が出動したかどうかは記録を調べればわかるだろうに、なぜ聞いて歩く? たまたまその日の(午後)5時に私は家にいて、パソコンの前でパコパコしていたのだが、救急車の音には気がつかなかった。その部屋は道路に面しているから、救急車がサイレンを鳴らしてくれば気づかないはずがない。「いいえ、聞いていません。」と答えると、「そうですか、失礼しました。」と言って帰った。「実はこれこれこういう事がありましてね」というふうなことは絶対に教えてくれないのだな。

警察官が帰ってしばらくした頃、家族を駅まで迎えに行くので車を出すことになった。駐車場にはマンションの住人が何人か固まって話をしている。お迎えから帰ってきたら、何があったのか聞いてみよう。

お迎えから帰ってきたら、さっき固まっていた住人たちはもういなかった。車を所定の位置に停めて自宅に戻ろうとすると、顔見知りのY川さんの奥さんと30歳くらいの息子さんが佇んでいる。「何かあったんですかね?」と聞いてみると奥さんが「どうもすみません」とおっしゃる。え?なに?当事者なの? それ以上聞きただすわけにも行かず首をかしげつつ帰宅するが、なんだったんだろう?

数日後、先程の日に固まって話していた住人のひとりと顔を合わせたので「この間はなにかあったんですか?」と聞くのだが、やはり「いやその、ちょっと。」と口を濁す。なんだよ~。

で、先程ゴミを捨てに行ったらマンションの管理組合の理事に会ったので、「この間警察が来てましたよね?」と聞いてみるが、逆に「え?何かあったんですか?」と聞かれてしまう。なんだよ~。

きっと個人情報がどうとかで何時まで経っても何もわからないんだろうな。しかし、私の「知る権利」、あるいは「知りたい権利」はどうなる? まぁ、ただの野次馬根性なんだけどね。

地元警察に突撃取材してみようかと思ったが、今となってはあれがいつのことだったか記憶にも記録にもない。んも~。

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2010年5月 4日 (火)

残念なギターに悩む

家族と一緒に買い物にいくと、私は主に運転手役で買い物にはあまり興味がない。だから、そのあたりに楽器屋があると私はそこで時間を潰すのだ。物欲しそうに楽器を見ているためか、「弾いてみますか?」と店員さんから声をかけられることも多くて、そうするとお言葉に甘えて弾かせてもらうことになる。

でも、それは時間つぶしのためなので、買う気などはさらさら無くて、ある程度時間が潰れたらなんとかかんとか言い訳を作って逃げ出すことになる。私はこれを「弾き逃げ」と呼んでいる。

HEG120のときは、私がHEG120をさんざん弾き倒していよいよその「弾き逃げ」にかかろうというときに家族が楽器屋に来てしまって「そのギター綺麗ね」「音もいい」「お誕生日だから買っちゃえば?」で、本当にその日が誕生日だったので、買ってしまったのだった。ま、これは安すぎず高すぎずでいい買い物だったと思うけど。

さて、メーカー名も製品名もここではあえて書かないが、昨年の楽器フェアで大変好感を持ったギターがあった。私は今のHistory HEG120でかなり満足しているのでそのギターを欲しいとは思わなかったのだが、HEG120を持っていなかったら大いに心が動いたことと思う。つまりHEG120のようなスリムスタイルのエレガットなのだ。

そのギターが私が時間つぶしに入ったある楽器店に展示されていた。この楽器は昨年の楽器フェアで発表されたものだから、まだ発売されて半年とかそんなもののはずだ。

そのギターをやはり物欲しそうに見てしまっていたのだろうか、店員さんが「弾いてみますか?」と水を向けてくるので、ためらいも無く「お願いします」と食いついてしまう。弦はすべて緩めてあったので、店員さんが手早くチューニングしてくれる。

つなぐアンプは、」本当ならAC60とかAC90とかが良かったのだが、そこにあったAC33という新しい小ぶりなもの。10cmスピーカー2本を装備したコンパクトなものだが、やはりちょっと物足りなかった。

ギターの音自体は、以前にも好感を持ったように、GODINのような重さの無い素直なものだった。しかし、ビビリがあるのだ。高音域のビビリなら、アンプからは聞こえないということもあるのだが、5弦の3~6フレットあたりという大事なところで、ビビリ音もかなり目立つ。

「これはまずいよね」と私が言うものだから、店員さんはいきなり胸ポケットから小さなドライバーを取り出してヘッドのロッド蓋を取り外し、ギターを作業台のところへ持っていって六角レンチでなんとかしようとするのだが、なんだかうまく行かないみたいだ。ロッドがヘッドの奥深くにあって、そこに届くレンチが無いらしい。

「軽い逆反りですから、レンチがあればすぐに治るんですけどね」とおっしゃるのだが、そうかな?弦を緩めたままで半年ほどぶら下げられたくらいで逆反りになっちゃいかんだろう。

店員さんがちょっと席を外した隙に、ネックのぐあいを透かしてみてみる。(これらの写真はすべて私のHEG120。現場で写真を撮れるほどの心臓はないので。)すると、5フレット~7フレットのあたりで逆反りしている感じだ。1弦側も見てみると、やはり同じような場所で、しかし1弦側のほうが反りがきつい。つまりネックが軽くではあるがねじれているのだ。反りのきつい1弦側ではなくて、6弦側(5弦)でビビリが出るのは、低音弦の振幅が大きいからだろう。

Gyakuzori2

店員さんが戻ってこないのをいいことに調子に乗って、さらにいろいろ調べてみる。弦を使ってネックの直線性を見るのだ。

Knatpick写真のように13フレットを押さえて、押さえた位置から見て弦のナット側のを指で弾く。ネックの状態がほんの僅かの順反りであれば、弦はうまく振動して小さな音が鳴るはずだ。実際、この写真を自宅で撮ったとき、HEG120のすべての弦はそういう状態だった。こういう検査方法って、どういう名前がついているのだろうか?

ところが問題のギターでは、6弦は鳴ったものの、5弦が「ベチ」とか言って振動できない状態、4弦は少し鳴ったが、1,2,3、弦はネックに張り付いている。これはいかんよね。

これはこの個体だけの問題かも知れないが、そんな個体が店頭にまで流通してきちゃいけないだろう。メーカーでの検査を通った後にこういうふうになったのかもしれないが、そうだとしたらそれこそ問題で、そんな経年変化が出るようでは安心して使えないということになる。

メーカーはこのネックに自信を持っているようで、限界とも思えるほど弦高を低くしているのだが、それも悪い方向に働いている。あと0.5mm弦高が高かったらビビリを気づくこともなかったかもしれない。

店の保存状態もどうだったんだろなぁ? たかがナイロン弦なんだから、ロッドを信頼して弦を普通に張りっぱなしでよかったと思うのだが(でも店頭に半年置かれて逆反りというのはちょっといただけないぞ)。

そんな状況だったので、戻ってきた店員さんに「このビビリがロッド調整で治るとは思えない」と言ってみると、本気でレンチを探しに行ってしまった。店員さんをしばらく待っていたのだが、そのうちに家族からケータイに電話があって、「買い物が終わった。今から楽器屋へ行く。」とか言うので、「絶対に来てくれるな」と言って、待ち合わせ場所を調整し、別の店員さんにギターを預けて「弾き逃げ」してしまった。

応対してくれた店員さんは親切で実に申し訳なかったのだが、初心者でないことはすぐに分かっただろうから「今はどういうギターをお使いで?」「今のお使いのギターのどこが気に入っている?/気に入らない?」というふうなことを聞いてくれたら、こちらも正直に答えて店員さんもある種のマーケティング情報が入っていいと思うのだが。実際、そういう会話をして、気分よく弾き逃げさせてもらったこともあったのだ。いや、逃げるっていう感じじゃなくて。

で、その店員さんから聞き出した、残念なギターのピックアップは「ハイランダー」だということだった。私はどうもフィッシュマンのピックアップの音が気に入らないのだけれども、ハイランダーは好みみたいだ。覚えておこう。


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2010年5月 3日 (月)

Girl Talkで悩む

「Girl Talk」ってかわいい曲で、いかにも女の子がペチャクチャとおしゃべりしているような、まぁテンポによってはオバサンのおしゃべりにもなるわけだが、楽しく演奏させていただいていたのだった。

ただし、私の演奏というのはシングルトーンで漫然と弾いているだけで、それというのも譜面についているコード進行が相当面倒で、これはきっと特定のアレンジをもとにした精密すぎるコードであって、ええとつまりそんなに気にすることもないんじゃないかと思っていたわけで。

ところが最近、志賀さんのライブなどを見て触発され、Gene BertonciniのDVDなんかを見返していたら、Gene師匠が私と同じキーでこの曲をやっていて、しかもどうやらコード進行を忠実にとりこんでいるようだ。

Gene BertonciniのGirl Talk

こういうのって、そう言えば私が避けて通ってきた道なんだなぁ、と思いついて、ちょっと食いついてみようかと。

最初のコード進行は

|FM7 B9|BbM7 Gm7 Eb7b9|Am7 D7b9|Am7 Gm7 Bb C9|

なのだが、最初の2小節のメロディがずっとA音なのでEb7b9はb5あるいはadd#11ということになる。

Genegirltalk2ところがGene師匠の指の動きを追ってみると、最初からどうもFM7ということは気にしていないようで、Am7という解釈なのかなぁ?

Am7→B7→BbM7ということで、1弦5フレットのA音を残しながら2,3,4弦を半音ずつ降下させている。低音部で人差し指が怪しい動きをしていて、BbM7では6弦5フレットのA音も押さえているように見えるのだが、音を採ってみると、Aの音は出ていない(写真)。このとき、6弦5フレット、4弦7フレット、1弦5フレットの3か所でA音を出すことになってしまうのだが、ソロギターでそういうのはしないはずなんだけど。

なので、私としては自己流の解釈でもっと簡単な指使いにしてしまうのであった。なかなか師匠のあとを追うことはできないな。

ちなみにこの演奏は、どこかの大学での講義とかで、演奏後にもなにかしゃべっているのだがよく聞き取れない。ジョーシ・シェアリングがどうこうといっているのだが、その直前(like as ~のあと)に編集が入っているのでどういう文脈なのだか今ひとつ分からない。

このDVDに入っている曲の多くは、彼の最新CDにトリオ演奏として収録されているのだが、このCDがえらく高価で、アマゾンで新品が4200円もする。中古でも2700円とかなのだが、ううむ。


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perlのsortで悩む

perlにはsortという関数があって、listをソートできる。

・・・という話の前に、perlの話をしないといけない。これはもう10年以上の付き合いになるスクリプト言語で、つまりプログラミングの話なんです。perlはちょっとエレガントさに欠けるけれども強力な言語で、欠点もあるんだけれどもその特性を活かしてインターネット・サイトでよく使われている。いわゆるCGIの70%位はまだperlじゃないだろうか。

で、仮に作ったテキトーなデータをdataという配列に流しこんでこれをソートしてみる。とかいうマニアックな話なので、今回は御用とお急ぎでない方に限定。

DB<1> @data = (98,9,12,123,456,6);

ソートして、結果をsortedという配列に入れる。

DB<2> @sorted = sort @data;

しかし、結果の中身を見てみると、

DB<3> X sorted
@sorted = (
0 12
1 123
2 456
3 6
4 9
5 98
)

おっと、文字列ソートになってしまった。でも数値ソートを行うことを明示的に示してやると、

DB<4> @sorted=sort {$a<=>$b} @data;

DB<5> X sorted
@sorted = (
0 6
1 9
2 12
3 98
4 123
5 456
)

ちゃんと数値の順にソートされる。

しかし、こんなソートでは役に立たない。ソートしたいのは例えば野球選手名と打率の組みについてソートしたいのだから、単純なリストではなくて、複数の情報を詰め込んだ構造体をその塊ごとソートしたい。

@data = (98,9,12,123,456,6);

こんなふうに配列へ代入できるのだから、

@d[0] = ('ラミレス','(巨)',.322);
@d[1] = ('内川 聖一','(横)',.318);
@d[2] = ('小笠原 道大','(巨)',.309);
@d[3] = ('坂本 勇人','(巨)',.306);
@d[4] = ('井端 弘和','(中)',.306);

これでできるかと思ったのだが、これが何故かできなくて、これが今回の悩みどころ。

$d[0] = \('ラミレス','(巨)',.322);

とか色々やってみたのだけれどもダメで、これはどうも仕様らしい。

5月19日追記:
こうすればできるのだった。

$d[0] = ['ラミレス','(巨)',.322];


しかしこれはこうやって説明するときには便利だけれども、実際のプログラムが動くときにはこんなふうに予めデータを用意できるわけではないので、まぁいいか、と。で、地道にひとつずつ、

DB<6> $d[0][0]='ラミレス'; $d[0][1]='(巨)'; $d[0][2]=.322;
DB<7> $d[1][0]='内川 聖一'; $d[1][1]='(横)'; $d[1][2]=.318;
DB<8> $d[2][0]='小笠原 道大';$d[2][1]='(巨)'; $d[2][2]=.309;
DB<9> $d[3][0]='坂本 勇人'; $d[3][1]='(巨)'; $d[3][2]=.306;
DB<10> $d[4][0]='井端 弘和'; $d[4][1]='(中)'; $d[4][2]=.306;

とやると、

DB<11> X d
@d = (
0 ARRAY(0x28b964)
0 'ラミレス'
1 '(巨)'
2 0.322
1 ARRAY(0x1c9bb14)
0 '内川 聖一'
1 '(横)'
2 0.318
2 ARRAY(0x1d21894)
0 '小笠原 道大'
1 '(巨)'
2 0.309
3 ARRAY(0x1d21984)
0 '坂本 勇人'
1 '(巨)'
2 0.306
4 ARRAY(0x1d219f4)
0 '井端 弘和'
1 '(中)'
2 0.306
)
というふうにちゃんと入る。

さて、これを球団名でソートかけると、

DB<12> @sorted = sort {$$a[1] cmp $$b[1]} @d

DB<13> X sorted
@sorted = (
0 ARRAY(0x1c9bb14)
0 '内川 聖一'
1 '(横)'
2 0.318
1 ARRAY(0x28b964)
0 'ラミレス'
1 '(巨)'
2 0.322
2 ARRAY(0x1d21894)
0 '小笠原 道大'
1 '(巨)'
2 0.309
3 ARRAY(0x1d21984)
0 '坂本 勇人'
1 '(巨)'
2 0.306
4 ARRAY(0x1d219f4)
0 '井端 弘和'
1 '(中)'
2 0.306
)

こういう事ができてくると、perlでよく話題になるマルチ(複数)キー・ソートをやってみたくなる。 これが論理OR演算子を使うと意外に簡単にできて、

DB<14> @sorted = sort {$$a[1] cmp $$b[1] || $$b[2]<=>$$a[2]} @d

同じ球団内では打率の高い人を先に持ってくることができる。

DB<15> X sorted
@sorted = (
0 ARRAY(0x1c9bb14)
0 '内川 聖一'
1 '(横)'
2 0.318
1 ARRAY(0x28b964)
0 'ラミレス'
1 '(巨)'
2 0.322
2 ARRAY(0x1d21894)
0 '小笠原 道大'
1 '(巨)'
2 0.309
3 ARRAY(0x1d21984)
0 '坂本 勇人'
1 '(巨)'
2 0.306
4 ARRAY(0x1d219f4)
0 '井端 弘和'
1 '(中)'
2 0.306
)

ところがこの論理ORを「||」じゃなくて「or」にすると上手くいかないことがあったんだが、これはどう違うんだったっけね? 優先度か?

ちなみに、ここでつかったperlはver 5.10.0のWindows版。

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