ハーモニカ洗浄で悩む
ハーモニカも地味に練習してるんですよ。ええ、まるで思い出したみたいにね。
しばらく放っておいたものだから、時々鳴らない音があったりもする。一番低い、「吸うC」がこれで、どうやっても鳴らなかったものが、練習を再開してしばらくすると鳴ったりする。こりゃちょっと真面目にアルコールで洗浄することを考えたほうがいいかな。500ml入りのエタノールが200mlほど余っていたので、これで洗ってみることにする。
バットにアルコールを張って、とも思ったが、アルコールが潤沢にあるわけでもないので、ビニールの袋に入れて洗うことにする。口の部分をジップロックで密閉できるものがあるのでこれを使えばいいかな。
ということで、カバーを外したハーモニカをビニル袋に入れてアルコール漬けにして一晩おいてみる。
ゴミが落ちやすいように吹き口を下にして一晩置いたら、ひょっとしていろんな汚いものが澱みたいに出てくるんじゃないかと思ったのだが、案外そうでもなくて、でもなんだか白っぽいものがちらほら浮いていたから、やっぱり汚かったんだろうな。
一晩明けて、アルコールが十分滲みわたった頃に、袋ごとぶんぶんゆすって振り回し、さらにレバーを押して振り回す。で、アルコールの中のゴミが落ち着いた頃にそうっとハーモニカを引き出す。で、どんなゴミがあるかな~?と見てみると、ゴミはまぁたいしたことなかったんだけど、ありゃりゃ、バルブが落ちとるではないか。
眺めのが一枚と短めのが一枚だ。これは接着剤で止まっていたはずなんだが、アルコールで溶けたのか?
余分なバルブはないので、これらのバルブも慎重に回収する。いや、2枚くらいあったのだったか?
アルコールから引き上げたハーモニカは、さすがにどんどん乾くが、でもちょっと水分があったのか、水滴が少々残ったりして無水エタノールじゃなかったのか?でも、以前に水で丸洗いした時のことを考えると、バルブの乾燥が早い。取り出して1時間もすれば普通に吹けるようになってきた。
で、落ちたバルブをくっつけないといけない。接着剤はビニル系がいいらしいのだが、「金属・プラスティック用ボンド」というのが手元にあったのでこれを使うことにする。
で、まぁできるだけ慎重に貼ったのだけれども、どうも浮いているんだなぁ。特に低い方だ。これは一番低い「吸うB」のバルブなのだが、そう言えばちょっとトラブルっぽいやつだったかな。もう一つのバルブは高い方ので、あってもなくてもいいのかも。
以前から付いていた接着剤のカスをちゃんと取れなかったのがいけなかったのか、新しい接着剤の付け方が足りなかったのか、とにかくちょっとバルブが浮いているので、この音をそうっと吸っても音が出ない、この音は注意して意識的に最初からぐっと吸ってやらないとタイミングよく鳴らない。
このハーモニカには56枚のリードと、同じくらいの数のバルブがあって、それぞれに個性があるもんだから、いちいちこの音はどうだったっけな?とか考えながら吹いたり吸ったりしないといけない。まぁ、ハーモニカっていうのはそういうものなんじゃろね。
まぁ今に見とれよ、バルブの新しいのを買ってきて、全部完璧に付け替えてやるからな。
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