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2010年7月 7日 (水)

ローレライで悩む

ちょっと旅行しておりまして更新が滞っておりますが、まぁその中間報告でも。

旅行の概要としてはドイツ→スイス→フランスというコースを駆け足で美味しいところをいいとこ取りするツアーです。ツアーのトピックとしては「ライン下り」、「ロマンチック街道」、「ノイ・シュバンシュタイン城」、「ユングフラウ」、「パリ」というところ。最後のパリは本来ならばオプショナルツアーとして「モンサンミッシェル」というのが入るところなのだが、そのオプションをパスしたのでガイドなしでパリ市中観光というリスクを負うことになる。

今はその6日目かな? 昨夜スイスのインターラーケンで食事してユングフラウへ向かう登山鉄道の駅「グリンデルバルト;GrindelWald」のホテルで一泊して起きたところ。今日ユングフラウへ電車で登って、降りてくる途中を2時間ほど歩くというのだが、これ、私の足は大丈夫かね?

で、まずは出発からライン下りあたりまでを書いてみようかと。

Newnex2010海外へ出発といえばやっぱり成田からになって、仕方なく成田Express(NEX)だが、これが今月から新車両になったのでまずこれを押さえておかないといけない。なんだかのっぺりした感じだが、そのうちに慣れるのだろう。

Minikbd
久しぶりに乗ったボーイング777にはワイド画面のスクリーンが付いていて、映画はオンデマンドで見放題。「グリーン・ゾーン」というのと「ハート・ロッカー」を見た。ちょうど今読んでいる小説もイラクものなので、頭の中はイラクだらけ。「ダーリンは外国人」も見始めたのだが、途中で飽きた。コントローラの裏にはゲーム用のボタンと、ちっちゃなキートップを持ったフルキーボードが付いている。

到着したのはフランクフルト、そこからバスでリューデスベルグに向かってライン下り。

ライン下りっていうから、せいぜい20人くらいの小舟に乗って船頭さんが舳先で竿を操るようなものとか、ひょっとしたらラフティングか? というふうなことを予想していたのだが、案に外して立派なクルーザーだ。500人くらいは乗れるんじゃないだろうか? 乗客はた半分がドイツ人、残りは日本人も多かったが、中国人や韓国人もいたしロシア人もいた。アメリカ人は少なかったように思う。

Leincruze

ライン川には数百メートルおきに「城」があって、これらは通行税を取るための関所であったらしい。いちいち写真なんか撮ってられるかよ、というくらいたくさんあって、アナウンスでまた一つ一つ説明したりするのがうっとおしい。

アナウンス:「この城は最も古くからあった城として有名です。」
アナウンス:「この城は最も標高の低い城として有名です。」

Loreley1
とか、まぁ何でもこじつければ話題は作れるものなんだな、というふうなことを学びつつローレライを待つ。ローレライは「あんなのただの岩だよ」という話もあったが、ここはひとつライン川の大きなトピックとして見逃せない。ただ、そんな「ただの岩」なんてのもたくさんあるので「ローレライはどーれだい?」とか言いながら右岸を眺めていると、ローレライはしっかり名札付きで現れた。ライン川の道程で554kmを過ぎたあたり(どこから測って554kmなのかは知らない)のあたりだ。

Loreley2しかし、ローレライは別にこの岩がどうこうっていう話ではなくて、その部分で川幅が狭くなって流れが早くなり、船が遭難することが多かったということから「あの岩に魔女がいて船を呼ぶのだ」という話になったので、本来ならばその急流を撮りたかったがちょっと無理だったのだった。


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