エコ作品で悩む
「エコロジー」っていうのは「生態系」のことだろうから、地球における生態系と人類との関係をちゃんと考えましょうね、ってことなんだと思う。
で、そういう「エコな作品」というのが募集されていて、なんだかよくわからないがムードを盛り上げようっていうんだろうか? 「エコ川柳」ってなんだよ?
エコ川柳っていうのが2件ほど募集されていたのだ。そのうち1件は8月いっぱいで締め切られた。締め切られたのは「全国百貨店協会」が主催するもので、「笑っていいとも」でおなじみの川柳の先生も審査員に加わっているし、「川柳の作り方」なんていうガイドも用意されていて、芸術性の高いものを要求されているみたいだ。
そのガイドによれば「第一発想は捨てよ」なんてことが書いてあったりして、うむうむ、なるほどなぁとか思いつつ「蛍」をテーマにして一句ひねり出して送ってみた。一人一句に限るというのはどうもつらいんだけど。入賞はまず無理だろうが、宝くじよりは確率がいいかなと思って。賞品はなんだったか忘れた。
もう一件の戸塚エコ川柳コンテストは今月いっぱいが締め切りで、今も募集中だ。これは「横浜市戸塚区に在住または通勤する人を対象とする」ってことで、幸か不幸か私はこれに適合する。しかし、その審査基準がどうにもよくわからない。
だいたい、この戸塚区というのは駅前の再開発プロジェクトのキャラクターに「とつか再開発くん」という名前をつけてしまうというハイセンスな町なのだ。このオムスビ型のキャラクターは、再開発地区を地図で見るとこういう形に見えるということからデザインされたという。絶句するだろ?
一方こちらは、空前絶後のゆるキャラ「ウナシー」。戸塚区区制70周年を記念して公募されたキャラクターと名前がこれだ。70年かかってこれかっ!?
何でも戸塚区には横浜で一番牛が多いのだそうだ。それに名産の浜ナシというのがあるらしくて、ウシ+ナシ=ウナシー、というハナシー。
そういうわけなので、こちらの「戸塚エコ川柳」には「第一発想を捨てよ」とかいう高度な戦略はどうも通じそうにない。あくまでも直球どまんなか勝負だろうな。「エコライフ、明日の地球を考えよう」とか?なので、直球技を磨いて第一発想を大事にして投げ込んでみようと思う。地元企業提供のカップヌードル20食を狙うのだ。しかし、地元に工場をいくつか置いている日立製作所は何も商品を出さないのか?
とにかく、WEBからも応募できるので、応募コストはゼロだ(ただしこちらも一人一句)。応募資格保持者はトライしてみるヨロシ。直球、変化球なんでもありだと思う。
実はここからが本文。今までのは長い前置き。エコ・ジャパン・カップとかいうのがあって、いろんな部門でいろいろ募集している。一部はもう締め切られたが、まだ募集中のもある。
個人的なねらい目は「カルチャー部門」で、
■エコデザイン・エココミュニケーション
持続可能な社会を促進する優れたデザイン、コミュニケーションを選出、応援します。
■エコアート・エコミュージック
エコロジーをテーマにした優れたアートや音楽を選出、応援します。
■キッズ・エコアート
こどもたちのエコを表現する優れたイラストを選出、表彰します。
ということになっている。締め切りは当初8月31日だったが、9月15日まで延長された。
「エコ・ミュージック」ってなんだよ?と考えるまでもなく、テキトーに作って送ってやろうと思ったら、応募用紙にいろいろと御託を並べなければならない。これがちょっと苦しいけれどもこれもまぁテキトーに書いて送ってみようと思い立ったのが8月28日だ。当時の締め切りは8月31日(郵送に限る、当日消印有効)だったので、8月31日に送り出した。グランプリだと100万円だが、まぁそれは無理というもので、参加することに意義があるかも知れないし。ないかもしれない。
応募用紙と作品(WAVまたはmp3)をCDRに焼いて、応募用紙を印刷したものを同封して郵送すればよいので、コストは200円くらいか。宝くじよりもよっぽど期待できると思うのだがいかがなものか?
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