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2010年10月の8件の投稿

2010年10月31日 (日)

レンズのホコリに悩む

本BLOGに掲載している写真について、お気づきの方もいらっしゃることと思いますが、ピントが甘いというか、なんだか綺麗に撮れてないなぁ、と。まぁお友達の顔がぼけたりするのでまぁいいかな、とか思っていたのだけれども、これらの写真のほとんどがシャープのケータイ911SHで撮ったものです。

レンズの部分をちゃんと拭かないで撮ったりしていたからかなぁ?とか思ったりしていたんだけれども、ルーペでレンズを拡大して覗いてみると、なんとこんなに汚いことになっている。

Lensecover

最初はレンズカバーに傷が付いたのかと思ったのだが、よくよく調べてみるとレンズカバー表面は綺麗なもので、むしろその内側にホコリが溜まっているのだった。いや~これは知らなかった。そりゃ写真もぼけるはずだわ。

いったいどこからホコリが入ったのか知らないが、軽く分解掃除でもしてもらえないものかな? とおもってソフトバンクショップへ持って行ってみる。なにしろ「あんしん保証パック」というのに入っているから、最悪でも外装交換の3150円で問題解決するはずだ。もちろん外装はまだまだ綺麗なので交換する必要はないはずだから、話の持って行きようによっては、もっと安く問題解決できるだろう。

ところが、いろいろ話をしてみるとそう簡単には行かなくて、結論から言うと「あんしん保証パック」の保証はこの911SHには適用されないというのだ。なぜなら、私がもう次の機種(Androidケータイ:X06HTII)を買ってしまっているから。

だから、まかり間違って外装交換ということにでもなれば、1万数千円かかりますよ、と言われたので慌てて逃げて返ってきたわけだが、これは悔しい。WEBを調べてみると、このレンズ周りは薄い板を両面テープで貼り付けてあるだけだから、うまく剥がせば取れるよ、ということなのだ頑張ってみることにした。

911shlenzcover

うむ、なるほど剥がれることは剥がれる。レンズのあたりが弱そうなので気をつけないといけないが、慎重にやればレンズカバー周りを剥がせそうだ。でも、レンズカバー自体は剥がれないんだなぁ。どうなってるんだろう?

大体シャープって「写メ」なんて言葉をはやらせたくらいで、カメラ付きケータイはお手の物のはずなのに、こんなふうにどこからかホコリが入ってしまうなんて恥ずかしいとは思わないのか? ほんとにどうしてやろうかな。

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閉塞感に悩む

Child44usCHILD44という小説をどうも読み進めないなぁ、と私が悩んでいた頃、ちょうど先輩のJazMys氏は同じ本の英語版を読み終わっておられたのであった。ううむ面目ない。

なので私も頑張って読んでいたのだが、やっと本日読み終わることができた。あ~やれやれ。

「このミステリーがすごい!大賞」の2009年海外部門で1位を取ったり、ロシアでは発禁処分になったりと、まぁすごい評判の本書なのだが、ミステリとしてはどうなんだろうなぁ?終盤になって、なんだか話がうまく行き過ぎている感が出てきたのと、中盤から主人公に対してなんとなく密着感を持てなくなってきたのとで、ミステリとしての緊迫感にちょっと物足りなさを感じた・・・、というのは半月もかかって読んだ人が偉そうに言うことでもないんだけど。

ミステリとかサスペンスとかいう前に、1950年代のソビエトの状況というのが悲惨なもので、多分、現在でも北朝鮮とか中国とかで同じような恐怖政治的なことが起こっているんではなかろうか、とか、そんな状況が国外に漏れでてきたのが現在の中国での反日デモを扇動する動きだったり、北朝鮮の天安撃沈だったり、2、3日前にあった北朝鮮からの国境を超えた銃撃だったりするのではないのだろうかと。

で、日本国内でもなんだか陰鬱な閉塞感があって、これは元をたどっていくと情報公開法なんてのが成立してしまって企業が個人情報を扱うのにおっかなびっくりになってしまったり、ホリエモンが逮捕されたりしてコーポレート・ガバナンスとかコンプライアンスとかがやたらと求められるようになって、企業内部で人々が(特に上層部が)自己保身に回るようになって、新しいことをやる勇気なんてものが失せてしまっている、という状況に通じるものがなくもない、という現在の日本にも通じるものを感じてしまったりするので、どうにもやりきれないわけです。

職場で周りを見回しても、本当に何か新しいことをやってやろうという野心を持ったような人は全然見えなくて、何をやろうとしても、あれはダメこれもダメ、あっちに気を使い、こっちの顔色を伺い、根回しをしようとして回し切れずに自分がきりきり舞いという状況。ここはじっと頭を低くして飛び交う流れ弾に当たらないようにするのが精一杯、というなさけない状況で、これは昔のソビエトほどには悲惨ではないにしても、なんだかそっちの方向へ転げ落ちていくんではないかという気が多分にしてしまう。

あのホリエモン事件というのも、確かに怪しいことをやって会社を大きくしたあたりは怪しさ十分なんだけれども、なんだか見せしめ的に逮捕されて、それをまたマスコミが「さまあみろ」とばかりに叩いたりして、というのが、世の中のそういった野心満々だった人達の間に悪い雰囲気を作ってしまったのではないか。

野心を持った人がいなくなったとは言わないが、野心を持つべき人、持っちゃいけない人とかの分布がホリエモン事件のおかげで変わってしまったような気がする。つまり、あれでビビッちゃった人たちにはもっと頑張ってもらいたかった、とか。

年功序列という日本の美しき伝統が崩れたので、過去にはただ威張っていればよかった中高年が「実力」を試されるようになり、そんなものは実は持っていなかったので自己保身に回るようになり、居残りを求めて切りやすいやつから切り捨てていく。で、私みたいなのが切られていったわけです。


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パケット料金で悩む

要約:以下にダラダラと書いてしまったことを要約すると、パケットをさんざん使ってみたがシアワセにはなれなかったので、今まで通りにパケットをケチケチ使うことにしました、という話。

先月まで使っていたケータイ(いわゆるガラケー:ガラパゴス・ケータイ;日本独特の進化を遂げた、世界では通用しない携帯電話)の分割購入費が毎月2500円だと知って驚いたことはすでに書いた。2500円を24ヶ月払うと6万円になる、知らないうちにそんな高い買い物をしていたのか、というよりよくそんな決断ができたものだなぁ、とあきれつつその24ヶ月の支払いが終わると同時に次のを買い増ししてしまうという暴挙に出てしまったわけなのだが。

で、新しく買ったのはガラケーじゃなくてスマートフォンだ。世界的標準になるかもしれないAndroidケータイだ。Appleは嫌いだからiPhoneとかiPadは買わないのだ。

で、スマートフォンなのだから、パケットをどんどん使う。今までもsoftbankのパケットし放題を使ってきていたのだが、Androidケータイを買った途端に自動的に「パケットし放題フラット」という契約になってしまう。「どーせ、パケットし放題の上限まで使うんだろうから、初めから上限の料金をもらっとくよ」という契約だ。

ガラケーなら、「パケットし放題フラット」の料金は毎月4410円だが、スマートフォンだともっと使うと思われているらしくて毎月5985円になる。でも今はキャンペーン中なので、11月11日までに契約すると特別にスマートフォンでもガラケーと同じ4410円で契約することができる。

さて、それでは私はこのAndoroidケータイ「X06htII Desire」を月々いくらで使うことができるのだろうか?

答えは、

ホワイトプラン980円
S!ベーシック315円
X06HTII分割2580円
パケットし放題フラット4410円
以上合計8285円

ところがここに月月割という不思議なものが現れて、端末の分割費用から毎月2200円を引いてくれるというのだ。
なので、上記の料金から2200円を引いて、6085円というのが毎月の料金になる(プラス通話料だが、これは数百円なのでとりあえず考えない)。

だから、先月までの主力であったガラケーの2500円というのも、実は月月割1500円というのがあったので、店頭では「このケータイ:911SHは月々1000円で購入できます」と言われていたわけだ。それで思い出したが、BlueToothを諦めていれば、月々500円で購入できた機種もあったのだった。私にはそれでも良かったのかもしれない。

で、先月(2010年9月)の私の使用料金はこんな感じだった。

ホワイトプラン980円
通話料280円
S!ベーシック315円
安心保証パック475円
パケット使用料1429円(15,143パケット)
端末分割2500円
月月割-1500円
割引合計4199円

合計で4199円というのがこれまでの、まぁ代表的なところだ。

つまり、パケットし放題に加入しつつも、パケットはごくごくつつましく使っていたわけだ。パケットをフルに使っていれば上記の金額に3000円近くをプラスすることになっていただろう。それを考えると、パケットをフルに使うことにすれば端末を新しくしても料金はむしろ安くなることになる(ただし新料金では「あんしん保証パック」の契約がはいっていないことに注意)。

10月は何しろ「パケットし放題フラット」になることが分かっていたので、パケットはもうガンガン使った。使っているときにはパケット数ではわからなくて、通信したバイト数でしかわからない。1パケットは最大128バイトなのでバイト数を128で割ればパケット数になりそうなものだが、ソフトバンクの料金案内とかYahooのトップページとかは無料になるので、仕様パケット数は単純計算では出てこない。だいたい、150~200バイトごとに1パケットと計算されるていような感じだ。

今まではだいたい毎月1.5Mバイト程度を使っていたのだが、10月は30日時点ですでに30Mバイトを使っている。すでに20倍である。30Mバイトなんていうのはまだまだかわいい方で、スマートフォンを使い倒していらっしゃる方々には100Mバイト、いはいや数百Mバイトまでも使っていらっしゃるようで。

でもパケットを20倍使ったからと入って、20倍シアワセになれたか?というと別にそんなことはないのだなぁ。例えば電車の中でYoutubeを見たりすればパケットをどんどん使うだろうけれども、電池もどんどん減るしね、だいたい、それがシアワセにつながるかというと、どうもそんなことはないように思える。

だから、私は思い切って「パケットし放題フラット」を解約し、普通の「パケットし放題 for スマートフォン」というのにしようと思う。これは上限が5985円だが、どうせそんな上限までは使わないつもりのでそれはいいのだが、「パケットし放題フラット」を解約するといくつかのデメリットが出てくる。ちなみにこういう料金コース変更はソフトバンクのWEBではできないように見えるが、157に電話すると(電話代はかからないけど長い間待たされた末に)簡単にできる。

まずひとつはもちろん、(スマートフォンを含めて)パケットを使った時の上限料金が4410円から5985円に上がってしまうということ。でもこれはすでに織り込み済み。

二つめは「パケットし放題フラット」の料金が今だけ特別に4410円なのに、それをのがしてしまうということ、つまあとからり「やっぱりフラットにしようかな?」ということになってもその時には5985円になってしまう。

三つめは月月割りの金額が減ってしまうこと。月月割の金額は端末の製造原価とかいろんな要素で決まるらしいのだが、X06HTIIに対して2200円というのは最大値であって、「パケットし放題フラット」が「パケットし放題」になると1900円まで下がってしまうのだ。

四つめは「ケータイWifi」が無料で使えるという特典がなくなること。これも今回だけの特典らしいのだが、Yahooの無線LANアクセスポイントを継続的に無料で使えるようになるというのだ。8月の時点ではこの特典が魅力的を思えた。Yahooの無線LANが無料で使えるのは嬉しいから。

しかし、「ケータイWifi」というのはそんなに甘いものではなかった。まずyahoo無線LANのID/PWでは使えなくて、SIMに書き込まれている電話番号と、届出済の4桁の暗証番号でアクセスするので、基本的にケータイWifi対象外の機種からはアクセス出来ない。UA偽装してゴニョゴニョするという手もあるらしいが、それは詐欺罪になると思うからやらないし.お勧めもしない。softobankがその気になれば簡単に摘発できるから、「やれる!」と思っている人もやめといたほうがいいと思うよ。

Yahooの無線LANを使いたければ月に200円ほど払えば使えるので、必要ならばそれでやればいいのだ。そんなにいつでもどこででもしょっちゅう使えるほど便利なものでもないし。

ということで、

ホワイトプラン980円
S!ベーシック315円
パケットし放題スマートフォン2000円(に抑える)
X06HTII分割2580円
以上合計5875円
月月割-1900円(期待値)
割引合計3975円

プラス通話料がまぁ400円くらいで、合計4000円ちょっと超えるかな? というところ。

でも、来月12日からはパケットし放題MAXというのが始まって、意図がよくわからないんだけれども3985円で700万パケットまで使えるというのが出てくる。何か隠し玉がありそうな感じなので飛びつくことはないと思うんだけれども、パケットをじゃぶじゃぶ使う生活をもう一ヶ月やってみてもいいかな?とか日和見中。

11月1日追記:

10月に使ったパケット数が確定したので、ここに表示。30Mバイト使ったというのは私の勘違いで、あれはガラケーに表示される値を見ていたもので、ガラケーからの送受信バイト数でしかなかったようだ。ちょっと考えればそりゃそうだと思うのだが、私はSoftBankのサーバから何か通知が着ているのかと思っていたのだった。

で、結果はこうだ(今のところ料金と単価しか表示されないので、パケット数とバイト数はそれから逆算した)。

項目料金(円)パケットバイト
通信料 S!メ-ル(MMS)@0.08円1,28616,075450,100
通信料 S!メ-ル(MMS)(無料分)@0円000
通信料 ウェブ@0.08円15,883198,537.5025,412,800
通信料 PCサイト@0.08円2573,212.50411,200
通信料 PCダイレクト@0.08円122,1421,526,775195,427,200
通信料 選べるかんたん動画(無料)@0円000
割引:パケットし放題フラット
専用パケット定額 対象通信分
-139,56800
合計01,744,600221,701,300

ううむ、174万パケット、221Mバイト使いましたか。そりゃまぁイッチョ前なスマートフォン使いですなぁ。

で、パケットし放題フラットなので、これらの料金が打ち消し合ってちょうどゼロ円になるようになっているんだけれども、現実にはそんなに甘くなくて、基本料金(980円+315円)に通話料金360円とかパケットし放題フラット4410円、それに端末代2580円から月月割2200円を引いた380円が課金されるから、6,445円が請求されるはず。あ、そうだ先月はまだ「あんしん保証パック」475円が加算されるはずだから6,920円か。

(以上の計算は消費税が入ったり入っていなかったりするので、精度はいまいちです。なお、本文で過去のパケット数に触れていますが、これはWEBだけでS!メールの分は入っていません。)

11月10日追記:

2010年10月の料金が確定したので公開。

料金内容パケット内訳金額(円)税区分
基本料 ホワイトプラン 934合算
通話料 ホワイトプラン 360合算
定額料 パケットし放題フラット
専用パケット定額
 4,459合算
通信料 S!メール(MMS)
@0.08円 
16,1531,292合算
通信料 S!メール(MMS)
(無料分)@0円 
520合算
通信料 ウェブ@0.08円 227,41818,192合算
通信料 PCサイト@0.08円 3,238259合算
通信料 PCダイレクト@0.08円 1,526,779122,142合算
通信料 選べるかんたん動画(
無料)@0円 
21,4680合算
割 引 パケットし放題フラット
専用パケット定額 対象通信分
 -141,885合算
月額料 S!ベーシックパック 300合算
月額料 Wi-Fiバリューパック 451合算
 無料 ケータイWi-Fi無料特典
(451円 × 100%)
 -451合算
月額料 あんしん保証パック 475合算
割 引 月月割 -2,096合算
端末代 分割支払金/賦払金 2,580対象外
 割引 端末代金ポイント割引 -380内税
その他 ユニバーサルサービス料 8合算
小計 6,640
合計1,785,0586,640
(内課税対象額) 4,440
消費税等 222
ご請求金額 6,862

ここで不思議なのは「パケットし放題フラット」の料金が4459円というハンパな値になっていることだ。なんだそりゃ?4410円じゃないのか? と思ったので「157」に電話して聞いてみた。するとこれは4200円+259円なのだという。259円というのは「PCサイト@0.08円」の3238Pktに対する料金なのだという。

これだけ分かりにくい料金表もないと思う。いろいろ足したり引いたりしているのに、なんで4459円の内訳がないのだ?それに「PCサイト」とはなんだ?

「PCサイト」とはガラケーでPCのふりをしてWEBを見に行くことだ。これは機種によって異なるが、私の911SHでは「PCサイトブラウザ」を使用するということによって明示的にPCサイトを見に行くことになっているのだが、機種によってはアイコンが現れてPCサイトを見ているということを表示したりすることもあるらしい。

しかし、それが「パケットし放題フラット」の料金に上乗せされるのは納得いかんな。それもなんだかこっそりやってるから。こういう事があるから、「パケットし放題MAX」なんてのが出てきても安心して使えないのだ。「おっと、それは別料金ですぜ」とか言われてはたまらない。

「選べるかんたん動画(無料)@0円」っていうのもよくわからない。そんなに動画見てないし。Youtubeのことを言ってるのかな?どうやって測定してるのだろうか? 明日もう一回電話してみるかな。

12月6日追記:

う~ん、まいった。調子に乗りすぎたよ。これだったらMAXにせずにパケットし放題のままにしておけばよかった。3700円で済むはずのパケット定額料金が5700円になってしまった。

2010年12月1日 ~ 2010年12月2日
合計金額5,700円
通話料ホワイトプラン0円
定額料パケットし放題MAX
forスマートフォン
5,700円
通信料S!メール(MMS)@0.08円64円
通信料PCダイレクト@0.08円709,797円
割 引パケットし放題MAX
forスマートフォン 対象通信分
-709,861円

12月の最初の2日間で800万パケット以上使ってしまった・・・。こんなはずではなかったのに。パケMAXだと、この料金表で58万円に抑えないといけないんだな。


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2010年10月16日 (土)

初めての海外運転で悩む

ブログネタで「海外旅行の失敗談、教えて!」というのに便乗。

2005年頃だったと思うが、初めてアメリカで自分で車を運転することになった。出張で行ったサンフランシスコ周辺なのだが、何しろホテルから職場へ行くにも車がいるし、仕事が終わってから食事に行くにも車がないとどうしようもない。

そのまえにも海外出張ということはあったのだが、よく車なしで過ごせたものだ。現地の皆さんの好意に支えられてきたのだということがよくわかった。

で、サンフランシスコ空港からレンターカー・センターみたいなところへ行くとすでに手配がすんでいて、パスポートと国際免許証を見せると話はトントン拍子に進んいく。車は「小さいのでいいよ」といっているのだが、最後に「保険はたっぷり付けてね」というと、その一言でひっくり返って大きな車になってしまう。トヨタのアバンテとか言ったかな? あ、アバロンだった。

Avalon

生まれて初めての左ハンドルである。駐車場から出るにもおっかなビックリというか、慎重すぎる運転なのでこれはやばいと思ったか駐車場の係のひとが「免許証を見せろ」という。ここでも国際免許証を見せるが相変わらず不審そうな顔なので「USでの運転は初めてなんだ。日本じゃ車は左側を走るんだぞ」とか言ってやったら「グッドラック(幸運を!)」とか言いやがった。いやほんとに幸運が必要かも、と思った。

レンタカー・センターで地図をもらったが、これがまた不親切な地図で「レンタカー・センター」とは描いてあっても出口がどこにあるのだかわかりゃしない。とりあえず走ってみようと思って一般道ヘゆるゆる走りだして見ると、交差点のところで「First」という標識がある(あ、ということはサンフランシスコじゃなくてサンノゼだったんだな)。

「First」? じゃぁ、SecondとかThirdがあるのかな? と思ったがそれは無いようで、つまりそれはお前が今走っている道路が「First」という名前だというふうに理解した(これが間違い)。

Firstave

たらたらと走って行くと、その「通りの名前」がわりと頻繁に変わっていく。そのへんで気づいても良かったのだが、何しろ時差ぼけの上に初めての左ハンドル、初めての右側通行、それになぜかウインカとワイパーのレバーが左右逆ということですっかり舞い上がってしまっている。Airport Parkwayという通りを見つけたので、いったん振出しに戻ってみようと思ってそちらへ進んでいくが、なんだかよく分からない住宅地みたいなところへ入っていったり、同じところをぐるぐる廻っていることに気づいたりしてすっかり疲れてしまった。

仕方が無いので、ちょっと休もうと思って通りの少ないあたりで車を右によせて止める。そう言えばエアコンも付けていなかったので、汗ビッショリだ。どうやってエアコン動かすんだろうと思ってよく見ると日本の古い車にあるようなタイプだったのでなんとか動かしてラジオを点け、音楽を流して一息つこうとする。

リクライニングを倒して見上げると空が見える。おお、この車はサンルーフ付きだったのか、と初めて気がつく。

結局私の間違いは、「First」という標識の解釈が違っていたことだった。地図と運転の記憶とを照らし合わせてみると、運転していて前方に「First」という標識が見えたらそれは「お前が今横切ろうとしている道路がFirstだ」ということなのだ。これが他の、例えば「Zanker」だったらまだ気がついたと思うのだが、何しろ空港を出て最初の標識が「First」だったので、混乱してしまったのだった。

そのあともハイウエイに入るのにどちらの方向に進んでいいのやらわからなかったり、やっと入ってみたらやっぱり逆だったりということをやったので、慣れれば15分で着くところを1時間半かかってしまったのだった。その話を現地人に話すともちろん笑われたが、そんならお前、独力で成田から東京まで運転してみやがれコノヤロー!。

同日追記:

「で、結局Firstってなんだったの?」というコメントを頂いたので解説。

Sanjose

地図に書かれている「North 1st Street」というのがこれです。先に掲げた写真はGoogle Streetの写真で、どの交差点だったかよく憶えていないのだが、まぁこんな感じじゃなかったかな、と。

ブログネタ: 海外旅行の失敗談、教えて!参加数拍手


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読み進めない小説で悩む

専門書ならともかく、小説だったらどんなに退屈でも最後まで読み通す。意地でも読み通す。

しかし今回はどうもメゲそうだ。

Child44ロシアを舞台にしたサスペンスだというので、それは面白いかなと思って読み始めたのだが、2次大戦後のソビエトというのはこんなにひどいところだったのか、ということが次々に起こるので、気持ちが暗くなって読み進めない。

モスクワのある獣医は、アメリカ大使館員が飼っている犬を持ち込んだためにスパイの疑いをかけられて逃亡する。「なんで逃げるんだ?」というのは平和な日本に住んでいる私たちの感覚で、当時のソビエトでは疑われたらそれは即有罪を意味する。

その獣医を捜索するのが主人公なのだが、捜索の段階で関係者に甘いところを見せたということで部下に中傷され、彼にもスパイの疑いがかかり、自宅が捜索されるのだが、その捜査にあたったものが奥さんにちょっかいを出そうとしてそれを断られたために悪意のある報告を上申されて・・・。

件の獣医は逮捕されて自白剤を打たれて尋問を受け、自分の患者(の飼い主)の名前を次々にスパイとして「自白」したあとで処刑される。ソビエトって国はよくこんなことを何十年も続けてきたもんだなぁ。

上巻の半分くらいまで読み進んだところで読む気が失せてしまった。

おりしも、中国や北朝鮮も根っこのあたりのどす黒いものが透けて見えるし、日本の検察ではどうにもおかしなことが色々と起こり、この小説みたいなことが日本で今すぐにはおこらないだろうが、中国の影響が強くなってきたりしたら・・・と思うと暗澹たる気分になってしまう。

なので、未だにこの小説のタイトルの意味さえわからない(44とはなんだ?なぜチルドレンじゃないんだ?)のだが、これはもう放り出そうかと思う。

でもこれ、リドリー・スコットで映画になるのか、すでになったのか、う~ん。頑張って読んでみるかな?


・・・・・と、まさに悩み中。

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2010年10月10日 (日)

女の戦いに悩む

蓮舫対片山さつき。

今回はなんといっても連舫のほうがかっこよかったな。


と、これくらいならAndroidからでも書く気になるが、連舫の変換が手間だった。

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2010年10月 6日 (水)

Android携帯で悩む

Desire1予約しておいた、お待ちかねのAndroid携帯「Softbank Desire X06HTII」が到着したのは10月4日だった。10月2日にしてもよ方のだが、土日にはちょっと色々用があったので配達指定を4日の月曜日にしたのだった。してから公開して変更をお願いしてみたがやはり変更できないってことで4日到着、と。X06HTIIはAndroidのVersion2.2のはずだが、10月8日にアップデートするとかで今はまだV2.1だ。

いきなり結論から言っちゃうと、要するにPCの代わりにはならないけれども、なんていうかワクワク感がありますね、っていうところ。スマートフォンは前から使っていたのでそういう意味ではあんまり感激とかはないんだけれども。まだ特有のアプリケーションとかを本格的に組み込んでいないので、前途有望&今はまぁまぁというところ。

Desire2で、早速Youtubeにつないでみるというのはどういう性(サガ)なんだろうか。YoutubeにはブラウザじゃなくてYoutube用のアプリケーションで接続するので、こんなふうに画面いっぱいに画像が表示される。ギターを弾いているのは多分フランス人の「David Meshow」

ほんとに小さなスピーカーなので、このスピーカーで音楽を聞くのはまず無理。それよりもちゃんとBlueToothがあるんだから、愛用のBlueToothヘッドフォンとカプリングする。すると、普通ならデバイスのPIN(暗証番号)を効いてくるはずが、なんだか勝手につないでしまった。たしかPINは「0000」だったから勝手に類推したのかな?

BlueToothで聞いてみると、ちょっと雑音が大きい。静かな部屋では、これまで使っていたBlueTooth接続のmp3プレーヤで雑音を感じることは全くなかったのだが、これだとはっきりと感じる。ちょっとこれは嫌だなぁ。v2.2になると治るかなぁ? 一通りの多い町中を歩いているときには気にならないが、静かな夜の道ではけっこう気になるのだ。

ああ、そういえばmp3の音楽を入れた4GのmicroSDを挿入したら、自動的にそれらを探し当てて、アルファベット順に再生し始めたのだった。アルバムとかジャンルとか聞かれることが一切ないのが不気味だが、全曲に対してシャッフル再生というのは新鮮だった。ただ、再生しているときに曲名と同時に24/100とかいう表示が出ていて。これは100曲中の24曲目という意味だと思うのだが、格納曲数が100てことはまず無いはずで、1000曲くらいはあるはずなんだけどなぁ。かぞえたこと無いけど。

自前のmp3にはちょっと飽きたのでsky.fmにつないでみる。インターネットラジオだ。ところが、接続できて番組も選べるのに、再生ができない。なんだろうなぁ?JAVAが動作していない?JAVAScriptに互換性がない? これは今のところ謎だ。

Desire4そうそう、GoogleのAndroidだからGoogleMapもチェックしとかないといけない。GPSを内蔵しているから、とは言っても家の中では無理かと思ったのだが、Mapを表示させるとちゃんと現在位置が表示されていた(地図の中の水色の点)。ちょっと誤差があるっていうか、無理やり近くの道路上を指しているような感じもある。

Desire6このケータイを買うに当たって、昨日として一番気になっていたのはMIDIの扱いだった。Androidではまだ良いシーケンサが出てないようだし、そもそもAndroidのOS自体がMIDIをどう扱っているのかが不明だったからだ。

実験してみた結果は残念なものだった。MIDIファイルを何か音楽関係のものらしいと認識はしているのだが、それを鳴らすことには失敗している。「再生中」と表示はされているのだが、実際には横向き三角の再生ボタンが表示されていて、本当に再生中なのならここには一時停止ボタンが表示されているはずだ。ひょっとしてあっという間に再生を終了してしまったのかもしれない。このあたりは、Android-OSのファイルの扱いが今一つよくわからないのでもっとうまく話を持っていけば再生できるのかもしれない。


もちろん、ブラウザでインターネットを閲覧できるのだが、やはり画面が小さいのでこれは使いにくい。PCと同じようには行かないし、ケータイみたいにケータイ用の簡易な画面に誘導されるわけでもないので、中途半端な感じだ。ピンチ・イン、ピンチ・アウトでズーム・イン/アウトみたいなこともできるけれども、あれも思ったほど便利ではなかったし、オプティカル・ジョイスティックも期待したほどには使えない。

画面が800×480っていうことで、古いWindows Mobile機の480×320よりは見やすいのだが、やはりインターネット閲覧ということではPCほど気軽にというわけには行かないみたいだ。

ミニノートPCとWindows Mobile機(X01HT:左側)とX06HTII(右側)で本BLOGを表示させてみたのがこの画面だ。

Desire5

X06HTIIの画面が暗く見えるが、これは普通の設定では明るすぎて真っ白に飛んでしまうので,あえてちょっと暗くしてある。

水色のタイトル部分には3つのオブジェクトがおいてあって、右端は普通のHTMLなので表示されて当たり前、まんなかはStickamのFlashだと思うのだが、X06HTIIでは動作しているのに対してX01HTでは枠さえも全く表示されていない。左端のuniqlockはX06HTIIでは表示されているがロードが何時まで経っても完了しない。一方X01HTではUniqlockのロゴだけが表示されている。

メールはGoogleのGmailにはID/PWを入れるだけでつながったのだが、常用している別のメールではPOP3(受信側)の設定はすぐにできたものの、SMTP(送信側)の設定をどこでやるのかわからなくて、未だに受信はできるが送信ができないでいる。

というわけで、インターネットも見れるし、地図も見れるし、メールも読めるし、音楽も聞けるし、Youtubeも見れるし、あそうそうまだ電話してなかったなぁ。ということでだいたい大まかな機能は確認したけれども、これから先はこういうスマートフォンならではのアプリケーションをいろいろ見ていこうと思う。

で、実は一番の問題はおサイフケータイが使えないことなのだった。通勤定期もお財布にないっているから、今まで使ってきた911SHを手放すわけにはいかないし、さりとてX06HTIIのためにもう一回線契約する気もない。なんとかしてSIMをうまく使いまわさないといけないのだ。電車にのるときに改札を通るたびにSIMを911SHとX06HTIIに入れ替えればいいのだが、そんなことはしたくないし。

X06HTではフライトモード(飛行機内で使うために電波をすべて止める;つまり電話を使わないようにする)にすれば、スリープするまではSIMなしで使えるということが知られていて,スリープさせないためのアプリケーションを入れるのが常識のようになっているが、そういうことはしなくないなと思っている私には実は秘策があるのだった。

Desire3良い子が真似するといけないのでその秘策については詳らかにしないが、その秘策によってSIMを911SHで使いつつ、X06HTIIはこういう形で使えるようになった。これで、X06HTIIはiPod Touchのように無線LAN環境で使えることになる。スリープしても何も問題なく連続して使える。

今回契約を新しくしたので、Yahoo系の無線LANスポットが無料で使えるようになるはずなので、これを有効活用させてもらおう。もちろんいざとなればSIMを入れ替えればちゃんと3Gでも使えるわけだし。

さらに実験してみると、この「秘策」を911SHに適用すると、SIMをX06HTIIで使いつつ「お財布」が使えることがわかった。もちろんチャージの時にはSIMが必要になるけどね。これで、「2台持ち」ながらお財布もスマートフォンもきっちり使えるようになるのであった。

あとは8日のアップグレードで、状況がどう変わるかだな。

あ、そうそう「HTCsync」というソフトでX06HTIIをPCと接続できるはずなんだけど、昨夜ダウンロードに失敗してしまったのだった。もう一度トライしないと。

10月10日追記:

8日に早速v2.2にバージョンアップしたら動作が俄然早くなった。JITなんていう技術を導入して、これでかなりJAVAに近づいたということだな。なにしろ文字入力のモッサリ感が全くなくなった。これはうれしい。

しかし、バージョンアップした途端にアンドロイド・マーケットのアイコンが無くなってしまった。これは困る。でもまぁまだ使い始めて数日なので、思い切って「工場出荷時に戻す」をやってしまう。ほかにもGoogleへのloginにけちが付くなどちょっと気になっていたことがあったので。

工場出荷と言ってもv2.1に戻るわけではないという確信はあったので、問題なく振出しに戻っていろいろなLOGIN情報やブックマークなどを再設定する。アンドロイド・マーケットも再び現れたので、そこからソフトバンクのMMS(S!メール)もインストールする。

でまぁいろいろ使ってみるわけだが、やはりこのエントリの冒頭に書いたようにPCの代わりに使うにはかなり無理がある。例えば今やっているようにBLOGに書き足し追記するなんてことをX06HTでやろうとは思わない。

かと言って、ケータイほどの手軽さもないのも事実で、これはまた別のエントリで書くつもりなのだが、ケータイではテキストメモを重宝して使っていて、思いついたことなどをササっとメモしたりするのだが、これをX06HTで、というのもちょっとなぁ、という感じ。文字入力にまだ慣れていないせいもあるのだが、タッチパネルがどうも微妙すぎて使いにくいのだなぁ。このへんはケータイ文化の方が成熟している感じがする。

じゃぁ何に使うのだ?というと、例えて言えば「セカイカメラ」みたいな、移動時に活用できるような新しいタイプのアプリケーションを楽しみたい、というのが私の狙いだ。そういうのを探してマーケットとかを見ているのだが、今のところそうやってマーケットを探すのが一番の使い道、みたいな?

でも、マーケットの中身はまだ未成熟で、簡単な操作でできる簡単なものしかない感じ。MIDIのシーケンサを探しているのだが、私の欲しい「再生専用でいいから、テンポとキーを自由に変えられて、出来ればチャネル毎のON/OFF制御が可能。なおかつ演奏の進行具合(%)を表示して欲しい」というものはまだないようだ。

簡単な画像編集(写真からの部分切り出し、リサイズ、90度回転、文字入れ)というのもまだ見つけられていない。操作性に問題があるんだろうか。

画像編集関係を探しているときに、picasaというのを見つけた。この名前はGoogleのアプリケーションとして前から知っていたが、そう言えばモバイルで撮った写真をどんどんuploadしておくのもいいかもしれない。picasaのローカルアプリケーションとして画像編集もできるようだし。これをちょっと追求してみるかな。

10月11日追記:

Version Upしてから、BlueToothがつながらないなぁ、と思っていたら、ペアリングしていなかったからだった。そうかそうか。全リセットしたんだったからなぁ。

V2.1のときには無理だったらしいUniqlock(このページのタイトルのところで踊っている人たち)も踊りだしたし、MIDIも(ちょっと音がしょぼいけど)鳴るようになった。MicrosoftのMIDIプレイヤーとは違って、ブラシ問題(ドラムのバンク切り替え)もちゃんと出来ている。これはいい。でも全体的にMIDIの音質はしょぼい。

しかし、デスクトップ(というのかどうか知らないが)にふぉるだをおいて、その中にアイコンを入れるのがうまく行かない。ブラウザのブックマークにも深いフォルダを構成したいのだが、そういうのもよくわからない。

裏蓋を開けるのが壊れるんじゃないかと思ってなんだか怖い。力づくで開けているのだが、もうちょっとスマートなあけ方があるのかもしれない。

11月19日追記:

ううむ、なんだか「秘策敗れたり!」っていうか。購入してから、というか、多分v2.2へupgradeして1月経過した当たりからうまく行かなくなった。フライトモードにするとまぁなんとか動作するのだが、WifiをONにできるのにBlueToothをONにできない。なんでだ?


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2010年10月 5日 (火)

刑事事件の有罪率で悩む

日本では刑事事件の99.9%が有罪となるのだそうだ。そのために、裁判官は「無罪」を宣告することに大きなストレスを負っている。刑事事件、つまり検察が起訴した場合にはその有罪性に相当な自信をもっており、それに対して無罪を言い渡すのは検察に対する大きな挑戦であると捉えられているらしい。

これは良いことではないだろう。だって、裁判官の存在価値がないからだ。せっかくの裁判官というものがありながら、その存在価値がなきものにされているのだから。言い方を変えれば裁判官ではなくて検察がすでに人を裁いているということだから。

大阪地裁の証拠隠滅事件も、「検察が起訴すればほぼ有罪になる」ということが「起訴するからには有罪にしなければならない」ということから端を発した暴走だったわけで。

そこへ持ってきて今回の「検察審査会」の「小沢起訴すべし」の判定だ。検察は裁判で有罪にできる100%の自信があったときに初めて起訴するが、検察審査会はいわば素人の感覚で「有罪の可能性があれば起訴すべし」という判定を下した。これは私をも含めて世間一般の感覚としては納得出来るものだと思う。

しかし、起訴して裁判にもちこんでもたぶん有罪にはならないだろう。新しい証拠が出たわけでもないし、なによりも起訴する主体が検察ではなくて「裁判所が選んだ弁護士」という、なんだか変な状況なので検察以上の力で裁判をリードできるわけでもないと思う。小沢の離党が議論されているけれども、そんな必要はないんじゃないかな。

検察審査会のこの判定に対して、検察側は「じゃぁ、起訴して無罪になったらどうするんだ?」というものであるらしい。でもこれはやはりおかしいだろう。有罪無罪を決めるのは検察ではなくて裁判所なのだから、検察が有罪判決に対して100%の自信を持つ必要はない。

検察の役割は、事実関係を精査して証拠を揃え、有罪と認められる十分な疑い(70%くらい?)があれば起訴する、ということなんじゃないだろうか。

刑事事件の有罪率99.9%ということについて、検察だけでなくて司法関係全般でもう一度考え直す必要があるのではないだろうか。

それが「有罪率は50%がよい」、「いや80%は必要だ」なんていう議論にならないことを望みたい。もっと根源的な問題があるはずだから。

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