身体の歪みで悩む
右足ふくらはぎの「張り」は相変わらずで、なんとなくもう慣れちゃったという感じがないでもない。見栄を張ってできるだけ普通に歩いているようにはしているが、実は引きずりたいくらいに痛い。じっさい、右足の膝が左足ほどには伸びないのだなぁ。
医者に行っても、もういい加減な塗り薬でも塗っとけみたいな感じだし、直せる見込みがないのなら別の病院を紹介してくれればいいと思うんだけども、「もうちょっとがんばりましょう」って、あんたが頑張れよ。
もともと、最初の相談は行きつけのジムから始まったのだったが、3月ころからは足を鍛えていいものやら、いたわってやるのがいいのやらわからなくて、結局ジムからは脚が遠ざかっていたのだったが、たぶんそういう「ご相談」も有料だろうけどやってるかなと思って久しぶりに行ってみた。
そういう相談はインストラクターじゃなくて、なんていうのか相談員?「パーソナル・トレーニング」とか言って、一回7000円くらい取られるのでそんなにしょっちゅうはいけないなぁ、という感じ。鍼より高いじゃないか。「回数券もありますから」って、それは別に気休めにもならないし。
パーソナルトレーナーさんは、以前からよく顔をお見かけしていた人で、まぁ体操のおにいさんという感じ。一通り話を聞いたあと、「そんなことより(とは言わなかったんだけれども、いかにもそんなカンジで)身体の歪みを見てみましょう。そこに真っすぐ立ってください。」と。要するにどこかが悪いということは体のバランスが崩れていて、その歪みによって弱いところに歪みが来る、と。昔の事故の話はしたのに聞いてなかったのか?
直立している私を後ろから見て、「右肩が下がっていて、腰は逆に右腰が上がっている」というご指摘。以前整体に行ったときにはちょうど逆のことを言われたと指摘すると、「そういうのはしょっちゅう変わりますから」。ん~、そうかい。
スクワットをやてみてください。というので、思ったとおりに直立した姿勢から膝を前に出して腰を低くすると、「あ~、それは違うんですよね。もっとお尻を突き出して、腿が床と水平になるように。」。これはきつい。
つまり、これはウンコスタイルですな。これで、背中が丸くならないように、むしろ背中をそらせて臍の背中側あたりもぎゅっと締める。って何やってんだこれ? つまり、膝周りの筋肉を鍛えなさいっちゅうことらしい。
で、筋トレを擦る前にちゃんと歪みを取っておきなさいということで、いくつかの運動を教えていただく。
・床に寝た姿勢から右ひざを左肩方向へ向けて上げるストレッチというのをまず習う。
・もうひとつ、四つん這いになって、背中を丸くしたりおなかを低くしたり、要するに股関節を柔らかく動かす運動というのを習ったり、
・最後には足首の運動として「寝た姿勢のままで歩くような感じで蹴り出してください」というのでやってみると「それでは真後ろに蹴っているだけなので、ひねりを加えなさい。」と。つまり、つま先が脚の牛側から後ろの外側へ蹴り出すようにするのが正しい歩き方だとおっしゃるので、そんなことは意識したことがないから、「じゃぁ、左はどうなってますかね?」とやってみると、やっぱり左も正しくないという。う~む、ずっと不正な歩き方だったのか?
そんなこんなでうっすら汗ばむ程度の運動だったが、でもなんだか一般論で片付けられるのが面白くないなぁ。患者というものは自分だけは特別と思いたがるという心理があるのかも知れないけれども、それぞれに特有の事情があるわけだからそのへんをもうちょっと考慮して対策を架替えて欲しいものだろ思うが、まぁ、この日の話は医者に比べれば良く考えてくれたほうなのかもしれない。
なので、スクワットとあと三つくらいの運動をじわじわやっていってみようかと。
| 固定リンク
「心と体」カテゴリの記事
- ラミネートチューブで悩む(2021.07.08)
- ノン・バイナリで悩む(2021.07.01)
- 平熱で悩む(2019.05.25)
コメント