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2010年11月27日 (土)

北朝鮮の砲撃事件で悩む

「砲撃」って、英語では「Shelling」とかいうらしい。

北朝鮮は前から「演習したら攻撃とみなす」、「無慈悲な物理的対応を」とか言っていたのだが、今回はいよいよそれを本気でやってしまった。韓国は巡視船「天安」事件があったので「北朝鮮が攻撃したら倍返しする」と言っていたのだが、倍ほども返せなくて韓国国内で大統領と軍部が非難を浴びている。

でもあそこで韓国が本当に倍返ししていたらどうなっただろうか?1日では収まらない大騒ぎになっただろうと思う。下手したらソウルへも火の粉が飛んでいったかもしれない。

米軍と韓国軍は28日から4日間の演習を予定しており、北朝鮮からのさらなる挑発が懸念されている。

2010/11/23の攻防:

8:20 北朝鮮の南北将校級会談団長名義で韓国側にファクスを送付し、「北朝鮮の領海に向けて砲撃が行われた場合、直ちに物理的な措置を取る」と警告。韓国軍はこれを無視して演習を行ったが、砲弾は北ではなく西へ向けて発射していたという。

14;34 北朝鮮から砲撃開始。砲撃は21分続いた。攻撃対象は主に韓国軍基地のようだったが、民家密集地にも着弾した。また、海にも多数着弾した模様。

ただし、砲撃に先立って北朝鮮軍のミグ23戦闘機5機が哨戒飛行を行っていたり、北朝鮮軍野砲兵が不穏な動きをしていることを韓国軍は察知していたが、実力行使に出るとは考えていなかった模様。

14:38 当時訓練中だった4機を含む韓国軍の戦闘機が合計8機(1節には9機)現場に到着したが、とくに作戦行動を取ることもなく帰着した。砲撃が始まっても、韓国軍のレーダーは発射位置を突き止めることができてなかった。

14:47 北朝鮮の砲撃から13分遅れて韓国軍も反撃を開始。まずム島の北朝鮮基地を攻撃し、続いて半島のケモ里の基地を攻撃した。

攻撃に使われたのは韓国軍のK9自走砲で、延坪島には6門が配備されていたが、故障などで当初使えるのは3門だけだった。またこの3門も砲身が冷えている状態では1分間ニ6発打てるのだが、2,3踏んで砲身が熱を持ってしまうと、あとは毎分1発しか打てなくなる。実際にこの反撃の時には1発打つのに1分半かかったらしい。

砲撃中にK9の1門が修理完了し、4門で反撃した。K9は155mm榴弾砲で

K9

しかし、北朝鮮軍の海岸砲は海岸絶壁の横穴に設置されているため、K9のような曲射砲(山なりの弾道で飛行する)では破壊することが難しく、韓国軍も初めから海岸砲を狙うことはせずに北朝鮮軍砲兵隊の幕舎を狙って反撃した。なので、北朝鮮側にも死傷者は出たという噂は出ているが、北朝鮮の武器に損傷を与えるまでには至らなかったらしい。

15:10 いったんは収まっていた北朝鮮からの攻撃が再開された。2回目の攻撃は31分続いた。

北朝鮮から発射された砲弾は数十発とも200発とも言われているが、170発というあたりが妥当なようだ。対して韓国軍は80発応戦した。のちの不発弾の調査で北朝鮮軍はロケット砲やコンクリート壁を突き抜けて爆発する特殊砲弾などを使用していたことが判明している。

韓国軍の死傷者は戦死2名、重傷6名、軽傷10名。韓国一般市民の死者2名他。

Yeonpyon


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