海上保安官逮捕見送りで悩む
「逮捕見送り」がなんで新聞の一面の大見出しになるんだろう?起訴見送りなら一面でも理解できるんだけど。
逮捕見送りって言うのは捜査中に拘束しないというだけの話で、捜査は起訴へ向けて着々と行われているはずだ。
でも問題の保安官は(マスコミのおかげで)家にも帰れず、事実上軟禁状態だ。顔が割れていないから、こっそりオフィスを出ることはできるだろうけど、自宅の周りにもマスコミが張りこんでいるからやっぱり帰れない。家族に電話連絡くらいはしているんだろうけどね。
で、逮捕しない理由のひとつが「中国人船長を釈放してしまったから、バランスが・・・」とか言ってるし。じゃぁバランス考えたら起訴もできないよね? 「世論が納得しない」とかそういう理由で決めるなよ。だいたい船長を釈放したのが大間違いなんだからな。
なんちゅうか、中国の脅しに流され、今度は世論に流され、なんだそりゃ? 戦略とか戦術はないのか? 国際的トラブルに対して想定外なことが多すぎないか?
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投稿: 『尖閣ビデオ』流出問題に垣間見る通信の秘密の法律・傍聴法の無力化 | 2010年11月18日 (木) 05時45分