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2010年11月21日 (日)

アジアの軍事力で悩む

最近のニュースで驚いたのが中国の無人機だ。詳しい性能は知らないが、ミサイルを搭載できて偵察にも攻撃にも使える。中国はこういう無人軍用機を25種類だか保持しているという。

Chinawj600

北朝鮮の軍隊は国家の中心だということだが、その武器はいささか心もとない、しかしその心もとなさが逆に米国や韓国の脅威になっているという面もあるという。

このAN2という軍用機は主要な部分以外は木製羽布張りなのでレーダーに映らない。映ったとしても低速なので、トラックと間違えてしまうかもしれないということだ。

Nkan2

それに対して北朝鮮軍をが敵対視している韓国軍は自前の軍事産業で対抗しようとしているのだが、どうもそれがうまくいっていないようだ。このK21という水陸両用装甲車は2年前に開発されたものだが、最近になってテストしたら実験用プールに沈んでしまって、操縦していた士官が亡くなってしまった。

Koreak21

韓国軍では他にも最近戦車の砲身が破裂したり、高速艦が高速航行時にジグザグになってしまったり、ヘリコプターが整備不良で墜落したりといいところがない。北朝鮮潜水艦に撃沈された「天安」も、危険な領海を航行中にあまりにも警戒しなさすぎだったんじゃないのか、ということで、海軍幹部が更迭されたりしている。

北朝鮮と韓国は長い国境線を隔てて睨み合っているわけだが、きっと両方共に地下をトンネルでくぐり抜けて相手方に攻め込むことを考えているはずだし、またお互いにその対抗策を考えているはずだと思うのだが、どうなんだろうなぁ。そんな攻防戦もきっと見えないところでやりあっているのだろう。

で、日本はどうかというと、軍事産業を盛り立てて、海外と共同開発することを考えたりしているようだが、大丈夫かな? 自衛隊もヘリが落ちたりしてるし、日本海を北朝鮮の工作船を長い間見逃してきていたわけだしなぁ。当分米軍に頼ることになるんだろうか?

という、素人の目から見た東アジアの軍事状況でありました。

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