知性の和と差で悩む
頭のいい人達が集まって、その知性が足し算されたり、あるいは掛け算されてトータルで大きな物になるといいのだが、状況によっては知性の差分にしかならないことがある。お互いに自分と異なる意見を否定するようなことをみんなが始めてしまって、それが議論の主流を占めてしまうと、意見の一致している部分は意味を持たなくなってしまい、グループのアウトプットとしては知性の差分のみになってしまう。
明石家サンマの「ホンマでっかTV」で、経済研究家(?)の門倉氏が出演を辞退したらしい。この話を聞いたときに、先に書いたような「和と差」ということを連想したのだった。
この番組は、サンマを黙らせるために(?)専門家達を集めてご意見を拝聴しようという意図(?)なのだと思う(私感100%+思い込み50%)。専門家たちの専門分野がうまく重ならないようにしているのだろうなぁ、とは思っていたが、話題によっては重ならざるをえないことだってあるだろうし、そうすれば意見の違いも出てくるだろう。
和気あいあいとやっていられるウチはよかったんだろうが、意見にケチを付けられて「イラッ」としたりすると、我慢出来なくなるということもあるんだろうなぁ、とは思う。
(オチなし)
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コメント
私もあのテレビは専門家をいじりすぎだと思いました。
あのイジり番組に笑顔で出演できるんだから、本当にあの人たちは心の広い人か、よほどの出たがり?
それにしても流通評論家の金子さんのデータは他の専門家に比べてどうでもいい事ばかりでウンザリします。嫌いじゃないけど、あの場によく居られるなぁ。
投稿: ぐっちぃ | 2011年2月24日 (木) 00時53分