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2011年3月の14件の投稿

2011年3月27日 (日)

音階の三次元表示に悩む

クロマチック・ハーモニカの話なので、タイトルに惑わされた方や御用とお急ぎのある方は[戻る]ボタンで戻られることをお勧めします。

クロマチックハーモニカを買ったのはたしか2008年の年末で、もうまるまる2年を過ぎて3年目に入っているのに、まだ小学生レベルだ。これは何とかしないといけないとは思っていて、おそらくは(昔ギターでやったように)死ぬほどスケール練習をやるのがいいのだろうとは思うのだができないでいる。

なぜできないか、というと、頭の中にハーモニカ操作をイメージできないからだ。

ギターなら、指板上にスケールを展開したものをイメージして、それをスライドさせることによっていろんな調のスケールを弾くことができる。本当にギターっていうのは便利なものだよなぁ、と心から思う。なにしろスケール練習を全ての調でやらなくてもいいのだから。

ピアノでも、わりとそういう「音階のマップ化」ということはできると思う。指がピアノを弾き慣れていないからスムーズには行かないかもしれないが、チャンスがあればやってみたいし、ある程度はできると思う(両手を駆使するのは無理だけど)。

で、ハーモニカだ。

これがどうも、どこをどうすればどんな音が出るのかはよく分かっているし、音による個性を克服することもクロマチック3本目にしてできるようになった(暗に、自分のせいではなく楽器が悪いと言いたいらしい)。

ごちゃごちゃ言わずにひたすら練習すればいいんじゃないか? ということはもちろん分かっているのだが、いやいやその前にイメージの定式化というか、なんというか理論武装というか、予め考えておいたほうが良いことを考えなくちゃいけないんじゃないか?と。

そう言えば、「理論先行、力技」と評されたことがあったのだったが、まさにそのとおりで、考えればなにか近道ができるのではないか? 楽ができるのではないか?ということを常に考えているもので、はい。

だから、ハーモニカ音階のマップ化ということを最初から考えていたのだが、これがどうにも実情に合わないというか、つまり役に立たないのだなぁ。

というのも、ハーモニカには「ポジション(穴の位置)」、「吹くか吸うか」、「レバーを押すか離すか」という三つのファクターがあるので、それを音階にマップしようとすると三次元になってしまうからなのだ。

ハーモニカを練習したりいじったりしているうちに、なんとなく「吹く」は「向こう側」というイメージ、「吸う」は「こちら側」というイメージができてきたので、それを基準になんとか音階を三次元にマップすることを考えてみた。

「吹く/吸う」が「あっち/こっち」になるのなら、ポジションはハーモニカの穴の位置だから左右に展開することになるそうするとあとの残りの軸は上下軸になるわけだが、これを音程軸ととらえると、レバーを押すことによってほぼ無条件に半音上がるわけだから(Hohnerの最高音は例外)、レバーもこの軸上に展開することができる。

そう考えてつくってみたのがこんな図だ(1オクターブ分:4穴)。三次元に見えるようにと思って、「あっち」と「こっち」の境界に鉄格子のような棒を配してみた。立体的に見えるかな?

Chromatic3d

これをまず頭に叩き込んで、というのはつまりピアノの黒鍵/白鍵のパターンとか、ギターの弦間の音程差のパターンとかと同じようにすっかり頭に馴染むようにしてからスケール練習をやろうと思っているのだ。

いやいや、決して「嫌なことを先延ばしにして」とか、そんなことを考えているんじゃありません。ありませんってばぁ。

3月28日追記:

そう言えばこんなことも考えていたのだった。

あるポジション(穴の位置)で、レバーを押さずに吹いたときとレバーを押して吸ったときの音程差というものを考えると、こんなふうになる。

Hole1Hole2Hole3Hole4
レバー離して吹くCEGC
レバー押して吸うEbF#BbC
音程差3半音2半音3半音なし

逆に、レバーを押さずに吸ったときと、レバーを押して吹いた時を比べるとこうなる。

Hole1Hole2Hole3Hole4
レバー離して吸うDFAB
レバー押して吹くDbFGbC#
音程差-1半音なし-1半音-2半音

何が言いたいのかというと、Hole1,2,3,4はA-B-A-B'という関係にある、と。で、BとB'はちょうど裏返しの関係(吹く・吸うが逆)になる、ということが図からもわかるんじゃないか、と思うんだけど、わかるかな?

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情報の開示と隠蔽で悩む

イマジンという曲はジョン・レノンの曲?ビートルズだったか?

原発の情報開示がどうのこうのなんていう話を聞いていてこの曲を思い出したのだが、なんでかというと、情報っていうものが一切隠せない世界というのはどうだろうか? そういうのを想像してみるのも悪くないな、とおもったもので。

思えばウイキリークスなんてものが米国の外交通信情報を公開し始めたとき、正直私はそれをどう評価して良いのかわからなかった。世間が騒いでいるほどには悪いことのように思えなかったし、しかし、無制限にこういうことを許していいものだろうかというためらいがあったからだ。

しかし、時間が経つと、ウイキリークスによる弊害よりも世界が得た利益のほうが多かったようで(例えば日本が情報機関を持っているという話はウイキリークスからしか出ていない)、いまでは完全な悪としてではなく、必要悪くらいに見なされるようになってきたのではないだろうか?

だからまずは想像してみようか、と。情報を一切隠すことがない世界というものはあり得るのだろうか?『そもそも「情報を隠す」という概念自体がないような世界』はありえるのだろうか?と。原発の事件などは隠し事をしてもそのうちに明らかになるのだし、「国民がパニックに陥る」というのはとりあえずの言い訳というか、よく考えてみるとたいして意味が無いような理由に聞こえる。

もちろんプライバシーという概念があるかぎりは、そこが大きなバリアになるだろうけれども、ひょっとしたらそれさえも発送の転換とかそんなもので、長期的な観点からは無意味なものになるかもしれないし・・・。

というところで思考中断。ま、想像するのは自由だ、ということろで。

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停電生活に慣れて悩む

停電で暗くなった街を歩いたり、駅前がなんだか暗くなっていたり、エスカレーターが運転休止になっているのを見たりすると、なにか物哀しい反面、これも悪くないかもとか思ったりして。なんだか、「三丁目の夕日」的な気分になっているのは私だけでは無いようで、そんなことをかいてあるBLOGもあったりするようだ。

 

日本人ってそんなに順応性がよかったんだっけ?

 

で、そんな(やや)質素な生活を見ていて思い出すのが「ウァベリ地球を征服す」というフレドリック・ブラウンのSF小説だ。

 

ウァベリ(Waveries)は形を持たない生命体で、地球がそれに征服されてしまうのだが、形がなければ問題ないのではないか、と思うのは間違いで、この生命体はなんとあらゆる電気エネルギーを食い尽くしてしまうのだ。

 

つまり、ウァベリに征服された地球上では、全ての電気が、つまり電気製品が使えなくなってしまうのだ。

 

点火プラグが使えないから、ガソリンエンジンも使えず、ディーゼル・エンジンなら使えるはずだが、セルモーターが使えないとか、ガソリンスタンドが電気なしでは事実上使えないとか、まぁそんなことで、大パニックになってしまう。

 

ウァベリは雷なんかの自然現象の電気を食ったりして地球に居続けてしまうので、人類もそれに順応していかざるをえないわけだ。

 

で、パニックが収まって世界は電気のない世界に順応してしまう。まず交通機関が馬と馬車になる。エンタテインメントはTVやラジオなどの電波ものから劇場における実演が主体となる。あちこちの街には劇団や楽団ができて、人々はそういう劇場に集まるようになる。

 

で、世の中が落ち着いた頃、主人公(確か新聞記者だった)は静かな夜に近所の誰かが練習しているフルートだかなんだかの音に耳を傾けながら、「こんな生活も悪くないな」とか思いつつ「でも俺はあの雷が好きだったな」とかつぶやくのだった。

 

本当にそんな事になったら、トヨタがバイオ技術で燃費のいい馬を生産したり、全ての駐車場が駐馬場になったりするんだろうか?

2022年2月15日追記:

「ワヴェリ地球を征服す」フレドリック・ブラウンの原語でどうぞ。

https://www.you-books.com/book/F-Brown/The-Waveries

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被災地の写真で悩む

被災地の映像は、もうテレビでさんざん見尽くしたと思っていたのだが、外国の新聞によるまとめにはまた別の視点があって、改めて事態の悲惨さを思い知らされる。ニューヨークタイムズのまとめた229枚の写真(遺体の一部が写りこんでいるものがあります)を見て、どっぷりと落ち込んでしまった。

200枚もの写真をみなくても、これ一枚で充分に泣ける。「気仙沼小学校の卒業式で、生徒は気丈に耐えようとするが、溢れる涙を押しとどめることができない。」とキャプションされている。インターネット・ヘラルド・トリビューン紙に寄せた深田志穂氏の写真。

Kesennuma


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2011年3月24日 (木)

LOOPマシンで悩む

LOOPマシンというのはルーパーとも呼ばれるエフェクタの一種で、要するに入力信号を繰り返し再生することを主な機能とするものだ。

私がこの機械をみたのはある「ボーカル+ベース」のユニットの演奏で、その時には12小節のブルースで、ベースランニングをワンコーラス分ステージ上でリアルタイムに演奏/録音し、中断することなく続けて再生モードに入って、今度はそのベースラインの上でベースによるオブリガートによってボーカルを支えるというものだった。

続いて、Bass Ninjaこと今沢カゲロウさんのライブで同様の機械を120%活用しているのをみて、これまた面白いなぁと思った。

操作としては、ペダルを踏んで録音開始、次にペダルを踏むと録音終了と共に再生開始するわけだ。ペダルをポンポンと2回連続して踏むと、再生が終了する。

文章で伝わるかどうか自信がないので、絵に描いてみよう。これはベースラインをギターで弾いたのをループさせて、それに載せてギターを引いてるの図だ。感じはわかるかな?

Looper

Rc2bossで、こういうLooperの代表的な機器がBOSSのRC2というものだった。メーカーは「ループステーション」と呼んでいる。定価が約2万円なのでちょっと買ってみたいけどそんなに使うものでもないしなぁ、という値段。オークションにも出ていたが、2月には1万円ちょっとで落札できたものが3月になって1万7千円くらいになってきた。3月中旬には新機種のRC3が出ることがアナウンスされていたので、この値上がりは異常である。RC3も値段的にはそう変わらないはずなのだから。

RC3が出れば、RC2が値下がりするだろうというのは誰でも考えることで、私もそう考えて2月某日に渋谷あたりでRC2の価格調査をしてみたのだが、なんと都内の楽器屋ではRC2をすでに売り切っていて在庫がない状態だった。それでも無理矢理値段を効き出してみると、RC3出荷前のRC2処理価格が16,800円と言っていた。

RC3とRC2の大きな違いは、カタログ上で見る分には録音時間(16分→3時間)とプリセットなリズムパターン数(35→99)が違うだけなので、安くなるのならRC2で十分というのは理解できるところだ。

しかし、渋谷の楽器屋で聞いたところによると、録音にさらに何重にも重ねることができるのだが、それは最初に録音した長さに限定されるということで、これが私には不満だ。例えば最初はドラムパターンを1小節分でループさせ、それに2小節のベースラインを乗せることができないのだ。2小節のベースラインを乗せるにはドラムパターンもはじめから2小節でつくらないといけないのだ。

ループとして保存されている音源と、これから録音する音源は別の物なのだし、再生機構と録音機構は別々に動作しているのだから、動作中のループの長さに関係なく次のループを作成(録音)することは、少なくとも技術的には可能なはずだ、という話を店員さんに力説したのだが、「そういう話はメーカーに言わないとだめですねぇ」とおっしゃるのだが、そんな知り合いはいないんだからお前が言えよ、と思った。

で、そんなモノでどうやって遊べるかなぁ、と思ってPC上でシミュレーションしてみた。ギター一本とAudacityというフリーソフトで、ドラム(ギターのピックアップを軽く叩いて)、ベース、ギターを重ねてみたのだ。

「Dub02.mp3」をダウンロード

(私が)この程度のことしかできないんなら、買ってもしょうがないかな?

3月26日追記:

RC-3は3月中旬発売のはずだったが、3月下旬というか、31日に発売ということになったらしい。で、RC-3にはもうひとつウリがあって、PCとUSBで接続できるというのだが、それならついでにオーディオインターフェースとして使えるんだったらよかったのに。

先に書いた「技術的には可能なはず」というのを絵にしてみた。こういう構成だったらかなり欲しい。

Loopobject5

4月1日追記:

・・・とか言いつつ、発売日の翌日にはRC-3を入手してしまっている私がいた・・・。どうなっとるんじゃい!?

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2011年3月20日 (日)

補数和音で悩む

8と2を足すと10になるので、この場合「2は8の補数である」とか言ったりする。厳密にいうと「2は8の(10の)補数である」ということになるのだが、これは「(9の)補数」というのもあるからで、8に対する「(9の)補数」は1になる。カッコを付けているのはこれをつけないと「2は8の10の補数である」とかいう変な日本語になるからだ。

こういうことは小学校で習っているはずで、これらの概念がないと引き算がパッパッパとできないのだが、「補数」という言葉ではおそらく習っていないだろうと思う。

補数という言葉がよく使われるのはコンピュータの世界である。コンピュータの初歩を学ぶときにこの言葉と概念が必要になるのだが、最近ではそのあたりの基本がどうも疎かになっているように思えてならない。コンピュータの世界では2進法を使うので、補数も「(2の)補数;2's Complement」と「(1の)補数;1's Complement」ということになる。この言葉に戸惑った人も多いことと思う。


音楽の世界でこの補数について語ろうと思う。補数和音;Complementary Chordという言葉は世の中にないようなので、僭越ながらここで定義させていただく。

「あるスケールに対してダイアトニックな和音について、そのコードに含まれないスケール音で構成される和音を補数和音と呼ぶ。」

本当は「裏コード」という言葉を使いたいのだが、この言葉はすでに広く使われているので新しく言葉を作ることになった。

補数和音というのは、例を挙げると例えばCのスケールでCM7に対してDmということだ。

CM7
Dm


ではこの補数和音というものをどう使うのか?というと、バッキングとかソロに使えるのではないか、と考えている。

CM7の雰囲気のなかで、CM7-Dm7-Em7-Dm7-CM7という動きがとても自然になじむように、補数和音がさまざまな局面でその局面に与えられているコードに対するバリエーションとして使えるのではないか、と考えた次第。

「C-Dm-Em.mp3」をダウンロード

従来、こういう場面では「アッパー・ストラクチャ・トライアド:Upper Structure Triad;UST」が使われてきた。私もそういうものを使ってきたのだが、これはスケールをほぼ無視して、単純にコードのテンションを重視して使うものであるために、いささか無理矢理という感がなくもなかった。補数和音はスケールを元にしているので、USTに比べてスケールに対して無理がない、のではないだろうか?

このあたりのことを厳密に語ろうとすると、例えばCとCM7では補数成分が違うとか(CならBm7-5、CM7ならDmになる)、ダイアトニックでないコードはほんとにどうするんだとか、いろいろツッコまれどころが出てくると思うのだが、そこはまぁ、大目に見てくださいよ、ってことでなんとなく表にしてみるとこんな感じになるのかな?

TriToneQuadToneUpper Structure Triad
OriginalComplementOriginalComplement7th9th11th13thChord
CBm7-5CM7DmBDFABm7-5
DmCM7Dm7EmCEGBCM7
EmDm7Em7FDF#AC#DM7
FEm7FM7GEGBbDEm7-5
GFM7G7AmFACEFM7
AmFG7Am7Bmb5GBDF#GM7
Bmb5Am7Bm7-5CM7AC#EG#AM7

だからどうなんだ? と言われると、「え~、ですから例えばCM7とBm7-5とDm7は代理コードってわけじゃないんですけど等価なんです」とか意味不明なことを口走ってしまう日々なのであります。

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2011年3月15日 (火)

計画停電で悩む

私の自宅はグループ3とグループ5の両方にリストアップされていて、番地によって変わるらしいのだが、その詳細が発表されないので未だにどちらなのか分からない。

計画停電が計画通りに行われていれば、そのスケジュールからはっきりするはずなのだが、昨日も今日も停電が回避されたとかで、結局今だにわからないのだ。電話で聞けるというのでなんども電話しているが、通じた試しがないし。

東電は停電を回避できたことを親切でやっているつもりなのかもしれないが、計画通りにやらないと混乱するばかりだ。

計画停電します→じゃぁ操業やめよう→予想より電力消費が少ないので停電は回避されました。

こんなことを続けているとどうなるか。 「計画停電とか言ってるけど、きっと回避されるよ。」ということでみんなどんどん電気を使い始める。で、「電力消費が許容値を超えましたので、停電にします。」ということで急に停電になる。これが一番困る。

今日日(きょうび)のPCはちゃんと順序を踏んで電源切らないとダメージが残ることがある。それを急に切られたんじゃ何が壊れるかわからない。だから、指定された時間中は怖くてPCを使えない(今、停電予定時間中なのに使えているのはノートPCでバッテリがあるからなんだが、よく考えてみると停電になってしまうとインターネット接続が切れてこの投稿もパーになっちゃうんだなぁ)。

信頼が必要だ、計画した停電はちゃんとやり通せよ。

3月18日追記:

計画停電を郵便番号から検索できるサイトがあった。でもウチはやっぱりグループ3だか5だかわからなくて、今日までまだ一度も停電がないので確認もできない。

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2011年3月13日 (日)

輪番停電で悩む

東電から14日の輪番停電の時間表が発表されているが、さっぱりわからない。

東電のHPとして発表されているURLはトップページで、ここにアクセスが集中して全く見ることができない。

実際の表は以下のURLで見ることができる。

東京:http://www.tepco.co.jp/images/tokyo.pdf
神奈川:http://www.tepco.co.jp/images/kanagawa.pdf
千葉:http://www.tepco.co.jp/images/chiba.pdf
埼玉:http://www.tepco.co.jp/images/saitama.pdf
栃木:http://www.tepco.co.jp/images/tochigi.pdf
茨城:http://www.tepco.co.jp/images/ibaraki.pdf
群馬:http://www.tepco.co.jp/images/gunma.pdf
山梨:http://www.tepco.co.jp/images/yamanashi.pdf
静岡:http://www.tepco.co.jp/images/numazu.pdf


でも、この表では同じ住所でも複数のグループに該当してしまう。それは番地に依存するということなのだが、その情報がないので、このままでは役に立たない。まぁ、ないよりは マシか。

グループごとの停電時間は以下のようになっている。

【第1グループ=午前6時20分~10時、午後4時50分~同8時30分】
【第2グループ=午前9時20分~午後1時、午後6時20分~同10時】
【第3グループ=午後0時20分~同4時】
【第4グループ=午後1時50分~同5時30分】
【第5グループ=午後3時20分~同7時】

3月14日午前8時40分時点で、まだ詳細な番地別グループ分けは発表されていない。また、14日にはグループ1の停電はしないということだ。

「Rinban-3-14.pdf」をダウンロード役に立つかどうか分からないけど、グループ別時間表を図示してみた。

3月14日朝9時に東電の情報が更新されているが、まだ概要情報と詳細情報が食い違っている。詳細情報は昨日と変わっていないし、概要も資料の日付は変わったものの、内容はたいして変わっていない。しかも両者が食い違っている。大会社なんだから、何とかしろよ~。

番地まで指定しないと予定がわからないというのは、電源分岐の末端の方で制御するのが電力を均等割りしやすいからなのかもしれない。しかし、それならそれで、住所を入れたら停電予定が一発で出るようにしてくれ。そういう手当ができないんなら、「横浜市一斉停電」とかやってくれた方がマシだ。

交通信号が止まってしまうことを考えると、交差点ごとに停電時間が違っていては都合が悪いだろう。東電は輪番停電の実行しやすさだけを考えているんじゃないのか?

計画停電を郵便番号から検索できるサイトがあった。

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不明確な報道に悩む

「炉心溶融:メルトダウン」とか言ってるから、そんなことだったらのんびりしている場合じゃないだろうと思っていろいろ調べてみると、制御棒はちゃんと入っているので、チェルノブイリみたいな悲惨な話ではないようだ。

爆発があったということで心配していたのだが、これも水蒸気から発生した水素爆発ということで、原子炉自体は損傷を受けていないということだ。

冷却水の漏れがあるのか、水位がどんどん下がっていたのだが、これには海水を流しこんでなんとか冷却できるようにはしたようだ。その海水をどう処理するのかという問題もあると思うけれども、とりあえず最悪の状況ではないようでよかった。

放射能を被曝した人が100人以上いるというのがどういう経緯だったのかがよくわからない。病院のスタッフ?患者?

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2011年3月12日 (土)

大地震に悩む

東北太平洋沖地震の被害の甚大さには言葉もない。亡くなられた方々にはご冥福をお祈りするしかないが、残された人々の苦難は始まったばかりだ。

それにしても大津波の威力には改めて驚かされる。これは絶対に「波」ではない。これは海の膨張だ。膨張した海が侵入するのが波に見えているだけだ。

同日追記:

Wesbrokengrass ウチの被害はこれだけだった。棚から落ちてばらばらになり、ガラスが割れていた。幸い家族にも怪我などはなかった。


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2011年3月 9日 (水)

スマホの電話料金で悩む

昨年10月からスマートフォン(Softbank X06HT:Desire)を本格的に使い始めて約5ヶ月。使い方も安定してきたところでこの半年の電話料金を振り返ってみようと思う。

対象月発行日請求額言い訳
2010年9月分2010年10月7日4,367円スマホを買う前は大体こんな感じでパケットをちまちま使っていた。
2010年10月分2010年11月7日6,862円スマホ1ヶ月目。パケットし放題を使いまくり、電話もたくさんかけた。
2010年11月分2010年12月7日6,130円パケットし放題を使っていたが電話が少なかった。
2010年12月分2011年1月7日7,456円2日間でパケットを70万円以上使ってしまって、パケットし放題MAXのマックスまで逝ってしまった。
2011年1月分2011年2月7日6,213円パケットは普通に抑えたが、電話が多かった。
2011年2月分2011年3月7日5,288円この月は電話をまったくかけなかった。

2月分は電話通話料がゼロということで、ホワイトプランの980円とインターネット接続料の315円とパケット料金の3700円で約5100円と思っていたら、パケット料金に消費税がついたのか、それとも端末料金の380円が入ったのか約5300円ということになった。まぁそんなもんか。


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2011年3月 7日 (月)

Perl 5.12で悩む

Perlの最新Windows版5.12をインストールしたら「Release Noteを読むか?」というので、ちょっと気になって読んでみたら、「今までのバージョンをインストールしていたら、綺麗に取り除くこと」とか書いてあって、なんだ?PERLのフォルダを削除すればいいのかな? と思ったら、環境変数を削除しろとかはてはレジストリの項目を削除するとかいろいろ書いてあった。

しかし、これが表示されるのはインストールが終了してからなので、この時にはまっ更なPCにインストールしたから良かったようなものの、自宅のPCにインストールするのはちょっとためらってしまう。

と思ったら、Release Noteをインストール前に読むことができるのであった。

Known Issues > Windows

「ActivePerl MSI installerでトラブっている人がいるらしいけど、このバージョンは古いバージョンのperlに対して絶対に上書きインストールしちゃいけないよ。」などと書いてあって、「まずインストーラを止めよ。」

c:\> net stop "Windows Installer"

で、「PERLLIB と PERL5LIBの環境変数を削除せよ」、そして「以下のレジストリを削除するかRenameせよ」ということだ。

[\\HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Perl] lib = (REG_SV)
[\\HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Perl] sitelib = (REG_SV)
[\\HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Perl] lib- = (REG_SV)
[\\HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Perl] sitelib- = (REG_SV)

こんなこと普通やらないよなぁ。これでハマっている人は結構いるんじゃないかと思うぞ。


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2011年3月 6日 (日)

ほのぼのマニアックな映画で悩む

刺激的などんでん返し映画をしばらく見続けていたので(その件をまだここには書いていないけど)、TVで何の気なしに録画した映画がやけに面白かったので紹介したい。

Happyflight「ハッピーフライト」という国産映画がそれで、ANAの全面バックアップを受けて、飛行機の運行や保守に関わる様々な人間模様がユーモラスに描かれている。

もともと飛行機が出てくるだけで評価が60%上がってしまうくらいの飛行機映画好きなので、そこんところで釣り上げられたということはあるのだが、それほどハードコアな飛行機映画でもないこの映画が案外なことに気に入ってしまった。録画したものをもうすでに3回ほど見返してしまった。

「ローカライザー・キャプチャ!」とか「ILSに乗りましたっ!」とか「クラブのままランディングしますっ!」というふうなことが説明抜きで出てくるのをニヤニヤしながら見ているわけだ。このあたりの用語は私にもわかるのだが、航空管制の人々が話している「ここはこう、離すでしょ」「ここは10度振るでしょ」「じゃぁ、こうですか?」「うん、う~ん、いい手だね」というのはよくわからない。よくわからないが、よくわからないなりになんとなく面白い。こんな会話をニヤニヤしながら見てしまう人なんかもきっといるのだろう。

圧巻は着陸のシーンで、強い横風を受けながら「クラブ(蟹)」という方法で着陸するのだが(詳しい話はこちらで)、どうやらこのシーンはこの映画のためにわざわざ撮影したらしい。着陸するために747を「よっこらしょ」と左へクラブさせるシーンなんてYoutubeにもないんじゃないだろうか。しかもそのまま(機体をやや左へ向けたまま)着陸してしまうのだ。

そういえば高校の同級生でANAの機長をやっているのがいて、同窓会で「横風着陸」の話で盛り上がったりしていたのだが、そのときに横風着陸に関して「最近の若い奴らはこういうことがわかってないんだよ。」と聞いた話を今や全然覚えていない。これは残念なので、今度あったときにもう一度聞いてみようと思う。

この映画を気に入ってしまったので、DVDを買ってもいいかなと思っているのだが、なんと「スタンダードクラス」、「ビジネスクラス」、「ファーストクラス」という3段階があって、それぞれ約3000円、約5000円、約7000円という価格構成になっている。これは悩ましい。ファーストクラスはBlu-Rayなので論外として、making編はぜひとも見たいのでそのあたりを見てビジネスクラスを買うかエコノミーにするかを考えようと思う。

3月18日追記
Hfbized というわけで「ビジネスエディション」を購入。地震で遅れるかと思ったが予定通りに12日到着。

監督の談話など聞いて、たくさん騙されていたことに気づく。コップの中の傾いた水は嘘だと思ってたけどね。

おまけの「サイドストーリー」はあんまり面白くなかった。

3月29日追記:

考えてみると、「よっこらしょ、っとクラブにして」なんてできるわけがないのであった。ああ、すっかり騙された。

「クラブのまま着けます。」というのも本当かどうかはわからない。だって左へクラブするということは方向舵を左に切っているわけで、そうすると前輪も連動して左に切れるはずだから、着地するときにはやや左を向いている機体よりもさらに前輪が左を向くことになる。そんな状態で着地したらマズイんじゃないのかなぁ?


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2011年3月 5日 (土)

ハーモニカの増殖に悩む

Harmonicasなんだか知らいなけど、ハーモニカって勝手に増えるんですね。数えてみたら6本もある。

下の方から、10年ほど前にヨーロッパ旅行のおみやげに貰ったHOHNERの「Little Lady」こんなにちっちゃくても4穴でHohner方式の1オクターブをカバーする。もらった当時は吹けなかったのだが、最近ハーモニカをやや真面目に練習するようになって、「シングルトーン」つまり、横の穴を吹かないようにする技術がある程度ついたおかげでこんなに小さくても吹けるようになった。

次のはAriaの10holesで、ホルダーに付けて首から下げ、ギター弾きながら吹いたりしているやつ。10holesって、真ん中の4穴はhohnerと同じなのだが、上下の音の割り当てが特殊で、どうも馴染めないというか覚えられないので未だにちゃんと吹けない。これは確か500円で買った安いやつのわりに作りはちゃんとしていて、鳴らせにくい音なんて全くない。おもいっきり吸い上げると見事にベンドする。技術がなくて私が吹けないだけの話。

次が他のよりちょっと大きいHohnerのChrometta14。初めてのクロマチックだ。廉価版だけあって吹き口もプラスチック。穴が大きいので練習にはいいかなと思ったが、どうにもリードとバルブの調整が良くなくて1年半くらいこれで時間を無駄にした気がする。吹いている位置がわかるようにと、プラスチック製の吹き口をいろいろ削ったりしてもうやりたい放題してみた。14穴なので3オクターブ半あるが、そんなにはいらないものなんだということも吹いているうちに分かった。

で、どうもこのChromettaというのがよくないのかと思って、同じHohnerの270という12穴を買ってみた。これはなかなかいいものではあったが、それにしてもやはりリードがどうも、という感じ。で、考え違いというかテナーCを買ってしまったのでどうも低音のレスポンスが良くない。低音部で音の出だしがどうしても遅れるのが不満だった。

そんなとkに見つけたのが、Seydelのバルブレス・クロマチック・スタンダード。バルブレスなので、盛大に息漏れするが、寒い時期にバルブが貼り付いたりというトラブルはないはずだ。しかも、実際に吹いてみるとリードの調整精度がいいのか、音にムラがない。これはいい感じだから、暖かくなってリード貼り付きのおそれがなくなったら自分でバルブを貼ってみようかとか思っていたのだった。これも廉価版と狙っているらしくて吹き口がプラスチックだ。

が、Seydelのカタログを見ているうちに「クロマチック・デラックス」というのが案外安いことに気がついた。送料入れても160USドルくらいなので、円高のご時世に恩恵を受けちゃおうかと思って買ってしまった。これはリードプレートがステンレスだったり、ボディが透明なプラスチックだったりと、なかなかに突っ張ったやつなのだが、これは気にいった。音も、リードのギャップ部分が小さいのか、かなりとんがった音がする。

で、恥ずかしながらクロマティックの4本を吹き比べてみたのでちょっと音を聞いてもらおうかと。

「4harmonicas.mp3」をダウンロードChrometta14→Hohner270→Seydel Standard→Seydel Delux という順番で吹いているのだが、ちょっと待ってくれ。言い訳させてくれ。

久しぶりに吹いたChrometta14では穴の大きさに戸惑ってうまく吹けなかったのだ。何度か練習しても改善されなかった。他のはまぁこんなトコロでしょう。どこを吹けばどういう音が出るかは分かっているのだけれども、どこを吹いているのかが分からなくなるし、音は出せるけれどもまだまだ「演奏」というまでには至っていないというところ。まぁ棒読み状態です。

2011年8月29日追記:

SeydelのChromatic Deluxのリードプレートがステンレスじゃないというご親切なコメントを頂いたので追記。現在のカタログを見るとたしかに真鍮リードプレートと書いてある。

しかし、私の買ったものはリードプレートが少なくとも真鍮ではない。買った時点のカタログだったかWEBの記述だったか、ステンレスというのを見た覚えがあるので、これはたぶんステンレスじゃないかな。

Seydelchromaticdelux


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