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2011年9月 6日 (火)

特殊配列のハーモニカで悩む

クロマティック・ハーモニカの音階配列にもだいぶ慣れてきて、ダイアトニックな曲ならだいたい吹けるような妄想を抱けるようになってきた。実際に吹いてみると、「あれっ?」みたいになったりするんだけど。

Chromatic Harmonicaで一般的なHohner配列というのは、こんなふうになっている。
Hohner12_2

このHohner配列というのは、4穴で1オクターブをカバーしていて、あるポジションでの音の配置の組み合わせがABAB'となっている。

Aというのは吹くのと吸うのとで全音の音程差があり、レバーを押すと半音上がるということでポジション1のC~Eb、ポジション3のG~Bbにそれぞれ対応する。Bというのは吹くのと吸うのとで半音の音程差しかなく、ポジション2のE~F#がこれに相当する。B'と言っているのはBの吹く/吸うが逆になったものでポジション4のB~C#が相当する。

というふうなわけなので、自分がどのポジションを吹いているのかわかっていないと、例えば半音下げたいと思ってもポジションによって操作が違ってくる。これは何とかならんものかと考えてみたら、解法はありそうだ。こんな配列にすればいいのだ。
Symmetry_3

これはすべてのポジションをA配列にしてしまうという乱暴なもので、そのおかげで3穴で1オクターブをカバーできることになる。そのかわりポジション3ではレバー押さずに吹くとG#という変な音になってしまう。この配列に名前をつけるとしたら「全音音階配列」かな。

で、ハーモニカメーカーのSUZUKIさんに相談してみたら、普通の特注値段に3000円プラスするだけで作ってもらえるということだったので、意外に軽い気持ちでお願いしてたわけだ。

エンジニアの方と直接お話をして、「出にくい音があったり、リードが折れやすくなるのだが本当にいいのか」というふうなことで念を押された。でも、これだけ音域広くても12穴のリードプレートに収まるものらしい。「低域の(長い)リードが入らないから無理」と言われるかと思ったのだが、「XXXX(伏字ではなくて、よく聞き取れなかった)のを転用できますから」ということだった。

調子にのって他のアイディアも色々頼んでみようとしたら、「お客様からのアイディアのご提案はお受けできません」ときた。たしかに最近は特許関係のトラブルを防ぐためにそういう会社が多いようだ。しかしみとれよ、きっとSUZUKIさんに後悔させてやる。

で、待つこと1ヶ月、こういうのが届いた。

Scx48special

吹いてみると、確かに出しにくい音はある。意外に低音域はスムーズにでるのだが、高音域がかなり苦しい感じ。だましだまし音を出す感じになりますが、高域というのはもともとそういうものだと思っているのでたいして気にならない。一番上のオクターブは「鳴れば儲け物」くらいに思っているので。

昨夜はまず「酒バラ」をFで吹いてみた。めちゃくちゃに難しいということはないけれども、やはり頭を相当使います。これが慣れてくるに従ってどう変わってくるか?

イパネマをFで吹いてみると、やはりサビが一筋縄ではいかないのだが、いつも苦労するオクターブジャンプがちょっと楽になっている。 GとAの音をレバー押しでないといけないのが、どうにも違和感だが、まぁこれは慣れないと仕方がない。Bでレバー押しはそれほど違和感がない。

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