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2011年11月の8件の投稿

2011年11月28日 (月)

マスク美人に悩む

美少女という言葉は比較的新しいものだと思う。後藤久美子が「国民的美少女」に選ばれた頃から一般に使われ始めたんじゃないだろうか? 少女は可愛いものであって、美しいものではないというそれまでの常識カラは外れた言葉なのではなかっただろうか?

そんなころ、「美少女というのは自分の美しさに気づいていない少女のことをいう」という定義をどこかで読んで、よくわかりもせずに「ああ、なるほど、そういうものか」と思ったことがあった。これはたしか美輪明宏あたりが言ってたんじゃなかったかな? 平岡正明だったか? 

そういえば子供の頃に「鉄仮面の少女」という話を、たぶん漫画で読んだ覚えがあって、そのタイトルだけは今も鮮明に覚えている。その内容は幼い少女が母親から「お前は醜いから仮面を付けろ」ということで鉄の仮面をつけたまま育っていくという猟奇モノで、小学校低学年でそんなものを読むとは困った子供だが、一体どこでそんなものを読んだのか、そしてその結末がどうなったのか、それらは今や謎である。いまだったら「仮面を取ったら、母親の言うとおりでした」というブラックなオチもありだろうが、当時はそんなオチじゃなかったと思うんだけどなぁ。記憶の断片では蝋人形屋敷が焼け落ちるシーンなんてのがあるが、全く脈絡が通じない。

「脈絡が通じない」で思い出したが、こんな話をするはずじゃなかったのだった。

先週まで歯医者にちょこちょこ通っていて、この歯医者が当初医師夫婦が経営していたのだが、そのご主人の方が病気療養後に亡くなったとかで女医さん主体の経営になり、いまは女医さん3名体制でやっているのかな?それにその倍位の歯科衛生士さん達がいて、皆さんがそれぞれにマスクをしている。そして、目だけを出してお仕事をされるわけだが、その目がまたお化粧ばっちりなので、みなさん「マスク美人」なわけです。

Maskgirlこの写真は雰囲気を出すためにインターネットから適当に拾ってきたもので、実際の歯科医院の人ではない。歯科衛生士さんのほうがもうちょっと化粧が濃いと思うし、髪の毛もたいていポニーテールだ。

でもこういう人が私の顔に20cmくらいまで近づいて作業をされるわけで、これはちょっと困ると言うか、ジロジロ見るわけにも行かず、仕方がないから目を伏せて半覚半睡の境地をさまようわけだ。

しかしその歯科医院もなんだか作業が粗いと言うか、丁寧でないのに営業的な発言が多くてちょっとあんまり行きたくなくなっている。専用駐車場があるので、時間的に余裕のあるときには便利なのだが、なんかもう行きたくない。

ところが治療がひとつ山を超えたので、もうしばらく行かなくていいや、と思った途端に冠がひとつ外れてしまった。小さなものなんだけど、なにか仕掛けをしやがったか? と思うくらいいいタイミングで外れたので、これはなんとしても行きたくない。なんとか自分で直せないものかと考えた。接着するだけでなんとかなるんじゃないかと思って。

瞬間接着剤でくっつけることも考えたが、これは成分を調べると「シアン・アクリレート」とかいうもので、シナっていうと青酸だから、まさか青酸そのままの毒じゃないだろうけど、口の中に入れるにはちょっと躊躇してしまう。2液性のエポキシも「肌や粘膜についたときにはよく洗い流して…」なんてあるからやっぱり怖い。

歯科用の接着剤と言うか、セメントというものはどこで手に入るのだろうか?と思って調べると、なんとアマゾンで売っている。2.2gで2100円だとか。「アメリカから直送」だが「在庫有ります」とか何だか矛盾するようなことが書いてある。

Dentek届いたのがこれだ。「歯医者へ行くまでの一時的な詰め物としてお使いください」とかかいてあるが、さぁどうだろう? 来週は海外出張なので、その間何とかもってくれないかな、と思っているのだが。

2012年2月9日追記:

歯科用セメントは3日しか持たない。固まるまで完全に水分を遮断できればいいのかもしれないけれども、口の中だからそれにも限度がある。できるだけ濡れないようにくっつけても、まぁ3日がいいところだ。

なので、エポキシ接着剤で接着してみた。いわゆる2液性の接着剤として売られているものだ。最初はほんの少量だけ付けてみたが、これは2日持たなかった。2回目にはちょっと多すぎるかなと思えるくらいに接着剤を塗ってみたら、いまのところ2週間ほど持っている、このまま使い続けられるといいんだが。

接着するときには、まず歯を磨いてよくゆすぎ、ドライヤーで熱風を口の中へ吹きこんで該当する歯を乾かし、2液を当量に混ぜた接着剤を塗った歯冠を丁寧にはめ込み割り箸を噛んで10分ほど我慢するのだ。

2012年3月2日追記:

エポキシも2ヶ月持たなかった。今朝歯を磨いていたらポロッと落ちたのだ。その2時間ほど後、仕事をしていたら歯の内側に付いていたらしいエポキシの膜のようなものが剥がれてきた。次はもうちょっとエポキシの量を増やしてみようと思う。

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2011年11月26日 (土)

スーパーチップで悩む

スーパーチップというのはガットギターのブリッジ側を固定するパーツで、乱暴な言い方だが要するに弦の結び目をでかくするものだ。
Superchip1販売店のサイトからもらってきた図がこれだ。図のほうが写真よりもわかりやすいかもしれない。実際に装着された写真も載せておこう。

Superchip2このスーパーチップの効能としては、弦がブリッジに密着することによって音がはっきりするとか、サドルをボディに押し付ける力が強くなるので音が大きくなる(?)とかいろいろ言われているのだが、何と言っても値段がすごい。牛骨製のものでワンセット4800円、象牙だと6300円というお値段なので、おいそれと試すわけにはいかない。

しかし、牛骨や象牙である必要はあるのか?プラスティックや貝殻じゃダメなのか? 穴が3つ開いているだけなので、ワイシャツのボタンでもいいんじゃないのか? 実際に買った人に話を聞くと、「音は変わったような気がする。弦の緩み具合は変わらない」値段については「微妙な調整がしてあるんじゃないか?」ということだったが、6個のチップは皆同じサイズで、1弦用とか6弦用とかいうこともないようだ。

Superbuttonこんなふうにボタンの一部を切り取って、ギターのブリッジにハメられるようにして使えないものだろうか?

このボタンは100円ショップで買った直径11.5mmのもので24個入り。6弦ギター用なら4セット作れるので、ワンセット25円になる。ボタンの穴の間隔が狭いのが気になるが、それもちょっと試してみよう。

Superbutton6一番太い巻き弦の6弦を通してみるとこんな感じで、力を入れて引っ張れば(時間はかかるが)安定するかもしれない。弦の太さに対して穴の間隔が狭すぎる感がある。

Superbutton3ナイロン弦で一番太い3弦はこんなふうで、ここでも弦の太さに対して穴の間隔が狭い。

Superbutton1一番細い1弦ならこのサイズで問題なく扱えそうだ。

とか言いつつ、この話はもうちょっと続けたいので、後日追記が続きそう。

12月31日追記:

大晦日の夜九時頃、スタンドに立てていたガット・ギター(鈴木バイオリン製)の5弦が突然切れた。ブリッジ側だがサドルの所ではなく、弦を縛り付けているあたりで切れたようだ。6弦もサドルの所がちょっと怪しくなってきていることもあり、4弦~6弦をラベラの900に交換することにした。

さらに、ついでにこの際だからボタンをスーパーチップのように使ってみようと思った。11.5mmのボタンだと、穴が3つになるように切るとちょうど穴の位置がいいところに来るので、更に左右の幅を縮めるためにちょっと削ってスーパーチップ風に取り付けてみた。これはそれほど問題もなく取り付けることができた。

Brokenbuttonしかし、4弦をチューニングしていると突然バシッという音がしてチップ(ボタン)が吹っ飛んだ。弦の張力でチップが割れ、さらに弦もチップの穴が鋭かったのか切れてしまっていた。

こりゃまずいなぁと思って、4弦は従来の方法で縛り付け、5弦をチューニングしていると、こちらもまたチップが吹っ飛んだ。今度は弦が切れることはなかった。これはきっと6弦もキレると思って、こちらはチューニングする前に外してしまって、5弦6弦を従来の方法で縛り付けた。

というわけで、ボタンはスーパーチップの代わりにはなりませんでした。

2015年4月12日追記:

コメント欄にスーパーチップ開発者であらせられる島崎さんからのコメントをいただいています。神戸にお住まいとのことで、私としてはちょっと気軽にご訪問という訳にはいかないのですが、友人のT川氏が神戸にお住まいで、最近ナイロン弦ギターを購入されたので、特派員に任命し、訪問していただこうかな、とか考えております。

島崎さん自身による解説。


しかし、私が思うにスーパーチップの効果というのはチップの材質というよりも弦の(無駄な部分の)長さを短くできることになるんじゃないか、と。

なんの話かというと、有効な弦の長さというのはもちろんナットからサドルまでなのだが、その両側に無駄な(かつ、可動な)部分があり、この無駄な部分が緩んだり変な振動をしたりするのでこれが音を悪くする要因になるのではないか、と。

例えば、1~3弦は普通ブリッジっていうのかあの部分に絡めつけているわけだが、その部分が例えば弦を弾くときの張力の差によって緩んだり戻ったりすると、その分音程が変化したりするのではないだろうか。それがスーパーチップによって非常に短い距離で固定されるとそういう要因がなくなるわけだから、それはきっと音を良くする方向に働くだろう。

それはボールエンドの弦と比較するとはっきりするんじゃないかと思う。

同じようなことがナットから糸巻きのあたりについても言えると思うので、私はこういう余分な弦をできるだけ短くするようにしている。つまり、弦を糸巻きに必要以上に巻かないようにするということなのだが、そのサンプル画像があったかな?

Shortest

ナット側の「余分な弦」がこんなに長くていいのかな? と思ったが、考えてみると開放弦を引く場合以外は弦を指でフレットに固定しているわけで、音はむしろその固定する力によって決まるんじゃないだろうか。

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2011年11月19日 (土)

2011楽器フェアで悩む

2年おきに開催される楽器フェアに、確か3回連続で見に行っているような気がする。

今回の楽器フェアは規模縮小がやはり大きく感じられた。特に何で感じたかというと、前回楽しかったジャンク横丁みたいな一角が小さくなってしまったことかな。出展者の一覧とか調べれば何がどうとかもっとまともなことが言えるのだろうけれども、「なにか面白いことはないのか?」ということしか考えていない私みたいな人間にとっては、まぁそういう着眼点しかないわけで。

一般展示だけじゃなくて、小さな部屋とかステージではいろいろやっていたみたいだが、それらを事前に調べてチェックなんてするわけもなく、行き当たりいばったりにいろいろ見てきたわけだ。

そうそう、備忘録替わりに書いておくのだが、10数年ほど前の知り合いFK氏に偶然遭遇した。こちらは向こうを覚えていて、積もる話をしたかったのだが、向こうは私を忘れてしまったのか、それとも覚えていたが嫌がられたのか、ずいぶん冷たい対応だった。キーワードは「横浜VBN」というのだが、、ああ、もうこの話はどうでもいいや。

だから前回ほど写真はないと思うんだけど、どれから行こうかな。


まずはSUZUKIのブースで「BC」と刻印された12穴のずんぐりしたクロマティックが参考出品されていた。こっそり持ち上げてみると、重い振動感がある。年配の説明員の方に「これはバリトン・クロマティックのことですか?」と尋ねてみたら、「そんなところです。」とのこと。 写真が小さいとこの重厚さはわからないと思うので大きマの写真を載せてみた。
Suzukibc1
吹いてもいいよ、ということだったので吹かせてもらってびっくり。なんと16穴の製品よりもさらに1オクターブ低い音が出せる。おそらく最低音は65Hzだろう。覗き込むと低音部のリードに大きな重りがついている。リードの先半分以上が錘になっている感じだ。道理で持っただけで重低音を感じるわけだ。 写真も撮ってみたが、錘をうまく取れなかったので割愛。こんなのをちゃんと撮ろうと思ったら撮影助手が必要だ。

商品化の予定はないとのことだったが、低音好きの私としては大いに食指をそそられるものだった。

Voilafon1次はええと、なんだこりゃ?ベースか?

いやいや、これはViolafonといって、弓で弾くギターだ。考案したのは日本人で、ドイツの会社と一緒に開発して、企業化を模索しているらしい。おそらく私と話をしたのがその「堀慶史」さんだったのではないだろうか。

ネックのナット側に近い方にはフレットがあるが、ハイポジション側はフレットレスになっている。わざと奏しているというのだが、それだったらフレットレス部分はフレットと同じ高さまで高くしないといけないと思うのだが、その点を指摘すると「たしかにそうですね」とおっしゃっておられた。

こんなチャンスはまたとないので、順番待ちをして弾いてみた。調弦はギターと同じだから同じように、しかし単音あるいは複音(二音)でしか弾けないので、コードを引くのにもアルペジオっぽくなってしまう。弾く姿勢としては腰の部分の正面にビオラフォンを水平に持ち、弓で弾く部分を腰の右側に持ってきて、弓は足と平行に動かすような感じになる。でもそうすると、指板が下の方を向いてしまって指板が見えなくなるのと、指板と腕の位置関係
がなんだかしっくり来ない。

頑張って欲しいとは思うのだが、でもまぁ、自分で弾こうという気はいまいち。

音はここで聞けます→ http://violafon.com/

Foldedguitar1これはギタtリストの夢っていうか悪夢っていうか、「折りたためるギター」だ。

同じようなアイディアはこのblogでも昔紹介したことがあるが、今回は実用的と言うか本気で考えたフシがある。

どこいらへんが本気かというと、この接合部だ。接合部に鋼鉄ではなくて真鍮を使っているというのは、工作性と強度を天秤にかけて、上手いバランスがとれたということなんだと思う。

Foldedguitar2これがその接合部で、この写真は上下に開いたところ。一番上と下にロックピンがあって、ネックを伸ばしたときにはこのピンで止める。

いろいろなギターに取り付けられる、というのが売りのようで、アコースティックやエレキなどの色々なタイプのギターが展示されていた。

Silentguitar6こちらはサイレントギター。ギターの消音器である。カッコ悪いが、そんなことを言ってられない場合もあるだろうし、そんな時には役に立つのかもしれない。

ボディのボトムのあたりの丸いのが気になる所で、これで振動を逆位相で与えて音を小さくするのか? というとそうじゃなくて、これは単にアタッチメントで、消音してしまうと弾いている人にも聞こえないから、このアタッチメントで音を拾ってイヤフォンで聞きなさい、と。

Silentguitar3ブリッジあたりにある金属が気になるところだが、これは錘であって、サドルをがっちり咥えこんで弦の振動をボディに伝えないようにしている。ボディ一面に張られたゴムシートと相まって、ボディの鳴りは極限までに抑えこまれている。でも弦は自由なので、弦鳴りはやはり残るわけだ。

サドルを咥えこんでいるところの写真を撮ってみたが、うまく写ってない。でも悔しいから貼っておく。

Dualguitar1最後にもってきたこの妙ちくりんなギターはデュアル・ギター、というのかどうかは知らないのだが、2本のギターが一体になっており、それら2本が裏表の関係になっているのが目新しい。誰がこんな事考えたんだろう? で、どうやって弾くんだ? ストラップをつけることはできないようなので、きっと膝の上で弾いて、よっこらしょと裏返すんだと思う。

Dualguitar2ちなみに裏はナイロン弦ギターになっている。う~む、どう考えても欲しくないギターだなぁ。このギターは一般展示場じゃなくて、KORGが2階の部屋で行なっていたプライベート展示上で見つけたもの。ほかにもポジションマークがLEDで光るベースとかあって、写真も撮ったが全然面白くないので割愛。

11月30日追記:

こんなのがあるんだそうだ。「折りたためるウクレレ」

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2011年11月16日 (水)

Tenderなギターで悩む(後編)

Tenderなギターで悩む(前編)からのつづき。

Tender2Tender号の全景はこんな感じ。ここまで来るのにはいろいろと苦労がありました。一応、黒くてかっこいい感じにはなっているのだが、まだいろいろと追い込まないといけないところもある。

ストラトっぽいボディシェイプではあるが、ストラトみたいに丸っこくないところが気に入っている。ストラトの、あの丸っこい感じがあんまり好きになれないので、このゴツゴツした感じは好ましい。こうやって眺めるとなんとなく「シェクター」というブランドが頭に浮かぶのだが、まあそれは気のせいだろう。

当初は音が出たりでなかったりしていたのだが、これはどうやら音質切り替えスイッチの接触不良らしいということで、スイッチの接点をシャープペンシルの芯でこすってやって研磨と若干の油分補給をしてやったら問題はなくなった。

Tenderhead2まず、ヘッドの部分を見ていただくと、最初についていたボロボロのペグがゴトー製の黒いのに交換されている。これにも涙なみだの物語があるのだが、写真をたくさん貼り付けないといけないのでまぁ割愛かな。当初はもちろんある見込みがあったのだが、それがダメになったので急遽オークションで購入したのだ。980円だった。それだけじゃなくて、古いペグを外した穴を埋めなくちゃいけないとか、ゴトーのペグはナットで締め上げるので、そのレンチが必要になったりとか。

Tenderbridge次にブリッジ周りも見ていただきたいのだが、ここにも実は未解決の問題があったりする。

このブリッジはトレモロアームが付くようになっていて、つまりブリッジはバネを介して固定されている。だからブリッジがフワフワなわけです。そういうのは嫌いなので、なんとかブリッジはアームがついても動かせないくらいにがっちりと固定したいのだが、それには16mm厚のアルミブロックみたいなものが必要で、今はそれがないものだから木のブロックて固定している。これはきっと湿気とかで膨らんだり縮んだりしてチューニングに影響を与えると思う。

まぁそれも「味」か(本当か?)。

ジャズギター的な音を出すために弦はダキストのフラットワウンド(.011~.048)を張った。普通、こういうギターにはもっと軽い弦を張るんだろうが、そういうのを期待してこのギターを弾こうとする人には残念でした、ということになる。弦高も高いし。

で、ちょっと歪んだけれども、こんな音になった。スイッチを切り替えると少し音が変わるけれども、あんまり効いてない感じ。どのポジションでもこういう感じの音ではある。

このギターに関しては、まぁいろいろ書きたいこともあるんだけど、全部書こうとするといつになるかわからないので、とにかくはまず投稿しておこうか、と。

ひとつ書いておくと、このギタ^のネックはRが緩くて、各フレットがほぼ直線みたいになっている。もうちょっとRがあったほうが弾きやすいのかな、とは思う。

11月18日追記:

形ができた一昨日には1時間ほど弾いてみたのだが、指がつかれた。なんでだろうなぁ?弦高がたかいか?それほどでもないと思うんだけど。ナットが高いのかなぁ?ネックのテーパー(先細)が緩いのかな?

苦労の跡が忍ばれる写真が揃ったので、そのあたりを追補しよう。

Tenderpegまずはペグだ。最初は左のようなペグを使うはずだった。同じHardOffで見つけてあったのだが、買って帰って袋から出すと5つしかない。店に戻って探してもらったがやはりない。んも~、せっかくの新古品だったのに。

というわけで、仕方なくオークションで買ったのが右側でこちらはれっきとした使用感あふれる中古品。ツマミの形も新古品のほうがよかったんだけど、ひょっとしたらツマミが大きすぎたかもしれない。どうするかな、この5つのツマミ? 誰かウクレレにでも使ってみない?

Tenderbridge1次はブリッジだ。弦を張ったら弦の張力に負けてこんなに浮いてしまったよ。ほんとにどうしょうかと思った。

Tenderbridge2木片を突っ込んだりしてみたが、やはり安定しないので寸法的にいい感じの金属片をちょっと加工して突っ込んだら、ブリッジの浮きはなくなった。これはこれで解決。

Tendersadle1ブリッジは落ち着いたんだけど、サドルがめちゃくちゃで、斜めになってるのがあるし、高さもまちまち。どうするんだこれ? しかも、ネジを回すには細い6角レンチが要る。これは持ってないし(いや、持ってたはずなんだが)、近場の店にもない。

Tendersadle2仕方が無いので、細いねじ回しを削って無理やり回して調整して、ここまで追い込んだ。これ以上下がらないのだが、それでも弦高が高いので、これはもうナットを削るしかないのではないか?

しかし、ナットを削るというのは正直言って素人には無理だよ。しまったなぁ、最初からフラットワウンドを貼るんじゃなくて、もっと安いラウンドワウンドな弦をはって様子を見ればよかったのだがなぁ。でもやらんよなぁそんなこと。この弦がよれよれになったらどこかのギター屋さんに持ち込んで、ナット高さを調整してもらおうかと思うが、弦より先にネックがくたばりそうな気もする。まぁ様子見、ってことで。

11月20日追記:

このギターを早速セッションで使ってみた。トーンコントロールのノブが思ったより効くので戸惑ったが、まぁ割と使える感じだった。でも「弦高高い感」は相変わらずで、どうなんだろう?やっぱりナットかな?

2012年2月26日追記:

やはりこのギターはどうにも評判が悪く、置きギターとして適さないということで、泣く泣く手放すことになった。白楽の中通り商店街の中古ギター屋へ持っていったが、「1000円くらいにしかならないよ」「いいですよ1000円で」ということで引き取ってもらった。もう一声頑張ればよかったかな? 「このギター、ネックにロッドが入っていないみたいなんですよね」と言ってみると、「そんなことはないと思うよ」ということで、弦を緩めてネックを外してみると、なるほど見えないところにロッドの調整ナットがあった。そんなこともあるんだなぁ。確認すれば、それで調整できたかもしれない。


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2011年11月13日 (日)

体重推移に悩む

8月中旬に79kgという思いもかけない体重に気がついて、慌ててカロリーを意識した生活に転換し、まずは1ヶ月あまりで4kg減量した。その後、体重は74kg前後を行きつ戻りつしていたのだが、昨日ついに久しぶりの72kg台を記録した(72.8kg)。今朝トイレへ行ったあとで測ったら72.2kgだった。

医者がいう私の理想体重は68kgなのだが、私としては72~73kgあたりが自分のベスト体重だと考えている。72kg台を記録したと言ってもまた73kg前後を上下するのだろうが、71kg台、あるいは70kg台を見るまでは努力していくつもりだ。

8月以来の体重推移をグラフにしてみた(クリックすると拡大されます)。

Weight111113

しかし、毎日体重を測っていると、どうにも腑に落ちないことがある。外食しても体重が増えない日があったと思えば、何も無い日に体重が増えたり、たくさん歩いた日に限って体重が増えたりと、どうにも納得が行かないのだ。

一日の中での体重増減を測ってみると、例えば朝食で600g増えたり、夕食で1kg増えたりする一方で、小用で数百g減るのが大きい要因となっている。体重の減る要因として大便が大きいのではないかと思っていたのだが、これはせいぜい200~300gであって、大した要因ではないようだ。

食事と体重が直結しないのは、ひょっとしたら食事として摂取したものはグリコーゲンとして肝臓に蓄えられるが、これは建物で言えば鉄骨の骨組みのような材料に当たるもので、これが脂肪として蓄積されるときには空気中から例えば酸素を取り込むことによって(鉄骨の骨組みにコンクリートで壁や天井を構成するように)より重い脂肪となるのではないか? とか思ったり。

しかし、ブドウ糖とかグリコーゲンとか脂肪などの化学式を調べてみても、どうもその仮説は当たっていないようだ。だいたい、脂肪を蓄えるのは必要なときに燃やして(酸素と化合させて)エネルギーを得るためなのだから、蓄えるときにわざわざ酸化(酸素と化合させる)はずもないのだった。

まぁとにかくカロリー計算を意識していれば、長い目で見たときには体重は減らすことができる。これはまちがいないようだ。

要するに「腹が減っていないときには物を食べない」、「腹が減っていることと、口さびしいということをはっきり区別する」、ということから、「空腹を感じていることが普通だと思うようにする」というところまで行ければ体重は自然と減っていく。しかしこれはなかなかストレスなのだなぁ。


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Tenderなギターで悩む(前編)

Tenderguitar1FenderじゃなくてTenderだ。持ち主はフェンダーと間違えて買ったんだろうか? なにかフェン(変)だ~とは思わなかったのだろうか? (←ナニ言っテンダ~!?)

Tenderguitar2何か変だ、といえば、上の写真で一番上のペグ(糸巻き/弦巻き)がちょっと変なのにお気づきであろうか? 表から見ても変であることはお気づきと思うが、裏から見るともっとはっきりする。

つまり、ペグを止めているネジが外れてしまっているので、これでは弦の張力を支えることができない。だからなのか、このギターには1弦が張られていない。それだけでなくて、2弦のペグもネジが緩んでペグが浮いている。

それより何より、「Tender」のロゴがなんとも痛々しい。

このギターは例によってリサイクルショップのHardOffで見つけて買ってしまったもの。「音が出ません」という張り紙がしてあったけれども、まぁなんとかなるだろう、と。

っていうか、「Tender」のロゴを見たときにすでに致命傷くらいまでやられていたんだと思う。今ちょっと某所の置きギターに困っていたので、これにフラットワウンドの弦を張るといい感じになるかもしれんし、ならなくてもまぁいいかな、とか思って。

音は何とかするとして問題はペグだが、これもなんとかなる当てがあったので、ひと思いに買ってしまった。3480円だが、消費税を考えるとなんだか変な値付けだな。

で、店で音が出ないことを確認するためにアンプにつないでみると、なんと音が出てしまった。しかし、これしきのことで値段が上がったりしないのがHardOffのいいところだ。

家に持って帰って、とりあえずの記録として写真を撮ったり、ちょっと音も録ってみたりする。ペグを全く触らない状態で音を出してみるとこんな感じだ。なんとも見事なチューニング。しかし、スイッチの所で接触不良になっている感じだな。

で、ペグが手に入るのにちょっと時間がかかるので、この先はまた後で。

後編へつづく

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2011年11月 8日 (火)

硬派クラシックヲタクに悩む

そんな訳で九州で久しぶりに従兄弟に会ったのだが、この人達が私より年配の兄弟で、そのお兄さんのほうがクラシック音楽ヲタクなのであった。

そういえば、この人が学生時代に私の実家へ遊びに来て母のピアノを弾きながら大声で何やら歌っていたことがあった。当時私の近所ではちょっとした噂になったらしい。

この人は全国紙の新聞記者だったのだが、文化欄で音楽評なんかも書いていたという筋金入りである。何年か前に定年退職したということだったが、九州から帰って彼の名前をGoogleで検索すると「音楽評論家・編曲家」という肩書きであちこちの役員なんかをやっている。

そんな彼に私が「ジャズギターなんか弾いてます」とか言ったものだから、彼の中の何かに火がついたらしく、「ブルースってあるよね?」「ミとソとシがフラットするんだろ?」「でも和音はフラットしないんだろ?」「そうすると、音がぶつかるよね?」というふうな形で音楽談議が始まったわけだ。

「ミとソとシがフラットするんだろ?」というのはなかなか面白い質問で、これはいわゆる西洋音楽の立場からみると、そういう理解になるんだろうな。確かに。ブルースでは和音としてはセブンスをつ開くことが多いから、和音では「シ」はフラットしているが、「ミ」「ソ」はメジャーなままだ。メロディラインの方ではミはたいていフラットするし、ソも常にではないが和音にかかわらずしばしばフラットする。シもフラットするが、こちらは和音もフラットしているのでどうということはない。

だから問題は「ミ」で、クラシックの楽理では3度の音は長三度か短三度のどちらかにならなければいけないわけで、私なんかの「半音違いの音がぶつかるなんて普通じゃん?」という理解を超えて「考えられへん!」ということになるらしい。つまり三度の音が二種類(長三度と短三度)同時に存在してはいけない、と。

でも、ポピュラー・ミュージックにどっぷり使っている私には和音とメロディはそれぞれ別のものであって、その瞬間瞬間にその整合性を問われるものではないと思っているのだ。和音の流れは流れとして存在していて、メロディはメロディとして、和音とも緩く関わりつつ時間軸方向のつながりを持って流れているので、時々刻々の和音との整合性よりもメロディとしての面白さ、自由さのほうが優先する、と考えている。

…というふうなことをその場ではうまく話せなくて、その場では「ブルースはペンタトニックでできているので」とかいう話をしたら「そうか、ペンタトニックを使わないといけないのか」「いや、いけないっていうんじゃなくて…。」などあって、なかなか話が噛み合わない。向こう様はあくまでもクラシックの楽理という川の向こうからの視点を買える気はないらしい(まぁ、こっちもそうなんだけど)。

ちょっと論点をずらしてやろうと思って、ドミナントのb9(フラットナインス)の話をして、「ソシレファのソが半音上がるんです」という事を言ってみると「それはなんの和音になるの?」「Vの和音になります」「ふうむ、その和音は全部短三度間隔だね」「おお、さすがです」なんて話があったんだけど、やはりなんとなくスレ違い。

彼は猫も杓子も道を歩きながら音楽を聞いている風潮が気に入らないらしく、「あれは一体何を聞いているのだ?BGMか?」とおっしゃるので、「BGMで何が悪いんですかね?」と心のなかで叫びつつ「あれは音楽を消費しているんですよ」と丸く納めたつもりになったり。

ケータイのメールアドレスをもらったので、またお会いしたらお話ししましょう、ということで別れたのだが、帰宅して車の中で聞いていた音楽の中でキース・ジャレットの「Facing You」という初期のソロアルバムを彼に聞かせてみたいと思った。なので、アマゾンで値段を調べると1680円くらいだったので(送料無料になる値段だ!)アマゾンから直接彼に送ってみた。CDが着く頃に電話してCDを送ったことを知らせると、「ぶつかってる?」「え?」「そのCDをでは音がぶつかってる?」「ああ、ええ、ぶつかってると思いますよ」ということだったのだが、はてさて、彼はあのCDをどう聞いただろうなぁ?

なんかこんなエッセイ集みたいなのを出していたりする。
Lettersfrommozart


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秘境を訪問して悩む

10月の8日から10日までの3連休に大分県の国東へ行って来ました。帰ってきてすぐに書き始めたんですが、なんとも筆が進まなくて、気がつけばもう1ヶ月になるので慌てて投稿します。だから尻切れです。

私の本籍地は大分県の国東半島だ。実際に生まれたのは神戸なので、実際に訪れたことは数えるほどしかないが、自分のルーツとして国東(くにさき)という地名は常に念頭にある。ついでに運転免許証にも本籍地として記載されている。

Kunisaki

そんな国東が「秘境」と呼ばれていることは数年前に知った。1989年に旅行会社JTBの「日本の秘境100選」に選ばれていたのだ。

この地域は古来から信仰が篤かったらしく、仏教が伝来してきたときにすでにそれを受け入れる基盤ができていたのか、仏教渡来以前からあった神道的なものとが合体したような宗教を深く信仰していたらしい。この地域では6万9千体とも言われる大小様々な仏像が存在しているが、京都や奈良の仏像とは違ってお上からの命令で作るのではなく、庶民がそれぞれ自主的に作り上げたということが特徴となっている。

この地域の宗教を表す「六郷満山」6つの集落にわたって存在する多くの寺院(本山、中山、末山)を示している。

そういうルーツを持った一族ではあるのだが、国東にルーツを持つ私の父やその兄弟たちも他界し、日に日に縁が薄くなっていく。そういう状況に危機感を感じた親戚のある御方が、「顔つなぎをしておかんかね」ということで召集がかかった。この長老は父の従姉妹に当たる人で、ふと見渡すと自分の世代では一人きりになってしまったので、世代の責任としてまだ会ったことのない地元の親戚と引き合わせようという意図だったようだ。

とか書きだすと、やっぱり長くなってしまいそうで、でもこれ書かないと次に何も書けないような気がするし、なんかまぁ、こんな感じで尻切れのままにしておくかな。


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